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大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

四角玄翁 二本

2011-10-15 21:38:34 | Weblog
今回は 他人の道具の紹介です。 写真左は 馬場正行の玄翁で右は浅草水平屋で求めた 普通の玄翁です。 写真では良く判らないが 打撃面の丸い方 気殺し面を柄の少ししなった下側に来るように 挿げてあります。 一般に本による道具仕立てで見ると木殺し面は 反りの有る柄の上側に行くのが 一般的なようですが 決まりは無い様です。 所有者はこの方が使い易いと言います。 玄翁鍛冶として有名なのは、 幸三郎 正行 浩樹 などが知られているようです。 私はそんなに こだわりは無いですが値段の関係で 比較的リーズナブルな価格で入手でき かつ出来も良いと思う 浩樹を使っています。 柄も凝る人がいますが、一般には白樫でしょう。 榊 黄楊 梅 などを使う人も居るようです。 私は玄翁の形の美しさにこだわりが有ります。 四角玄翁なら 中央の櫃の部分が くびれているのもが好きです。 その微妙なカーブが私の好みに合う物は あまり無いです。

近所の公園散歩

2011-10-13 23:14:42 | Weblog
風邪がどうも良くならない。 今日は少し無理して 公園を散歩した。 秋らしい物を探してみた。  この赤い実を付けた木が有った。  これは こぶし と札がついていた。 こぶしがこんな赤い実を付けるとは知らなかった。 少し 小さな秋を見付けて 気分良く公園を後にした。

我家の柿

2011-10-13 23:03:42 | Weblog
風邪を引いてしまった。 何となく調子が良くない。 喉が弱いので 咳が出て止まらない。 困った状態だ。 庭に出て見ると 我家の庭の柿を野鳥がつついている。 これは ヒヨドリ だろうか。 ギャギャと うるさく鳴いて 柿をついばむ。 このままでは 皆食われてしまいそうだ。 そこでまだ少し早いが 一部を収穫した。 小粒だが 結構甘い冬柿だ。  去年は殆んど収穫出来なかった。 今年は豊作だ。 
最近 自分で作った 木の皿に盛って見た。

木皿の製作 その2

2011-10-07 08:56:38 | Weblog
以前 椅子を作った余りと思われる材料が有った。 これは多分楢だと思う。 それを使い 木のトレーを作って見た。 案外簡単に掘れたが 仕上が上手く行かない。 逆目も有り 鑿だけでは 上手く仕上げられないが 小さいので小鉋も使い難い。 こう言う小物は どう言う道具が有れば 上手く仕上げられるか考えて見たが なかなか良いアイディアは無い。  この小鉋で削っているが、 隅は鉋が掛からないので凸凹が取れないで困る。

四ッ目錐 二本

2011-10-02 22:40:07 | Weblog
日本橋 三越に行くついでに 足を延ばして門前仲町の富岡八幡骨董市に寄ってみた。 今日は 少し業者の数も少ない様に思うが 最近はこんなものかも知れない。 一通り見たが、道具屋は少ない。 買いたい物も無い。 それでも何処かの廃業した雑貨道具屋から かき集めた様な物が置いて有る 業者から この錐二本を買った。 これは四つ目錐だが 太い物と細い物と併せて二本を買って見た。 錐は沢山持ってるから別に 買わなくても良かったが、色々お世話になった方にお土産にしても良いと考えた。これでコーヒー一杯にもならない金額だ。 今こう言う錐を使う人は居るだろうか。 竹釘でも 打つ仕事で無いと使うまい。 電動ドリルに付ける錐で充分間にあうから 道具屋に置いても 売れないかも知れないな。  しかし こうして買うマニヤも居るから 世の中上手く出来てる物だ。

日本伝統工芸展(三越本館7階にて)

2011-10-02 22:29:54 | Weblog
毎年恒例の伝統工芸展を見に行った。 10月3日まで開催の最後の日曜日で 今日は人が多い様だ。 木竹工芸を中心に見る。 いかにも日本人の感性と思わせる 精密で丁寧な仕事の物が多い。 どう言う技術で作るか判らないが 相当に時間も掛けて 作ったと思われる。 木製品は素材の良さをいかに上手く引き出すか、良い素材に恵まれるかに大きく依存するようにも思われる。 勿論作者の技術も並のものでは無いと思う。 これを見ると私の作る 盆はまだレベルがかなり低い様だ。