小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

イメージ通り

2012年02月28日 23時37分09秒 | 日記
2008年6月18日(水)(0歳2か月)


 春奈、みんたに抱っこされている時に、みんたのシャツを掴む。うおおお!と思った。

 いわゆる、「キター!!!」って、やつである。

 服を掴む。これだよコレ!赤ん坊はママに抱っこされている時はママのシャツを
掴む、これが定番だよ。と、僕はひとり興奮する。

 こんなところに興奮のスイッチがあったとは。意外だ。知らざる自分自身を発見して
しまった。

 自分では意識してないことだったけど(心理学でいうところの「意識下」って
やつだね)、僕が持っている赤ちゃんのイメージとは、”ママに抱っこされていて、
その手はママの服を掴んでいる”というものだったわけだ。初めて気づいた。
これも発見だ。

 うーむ、人間にはイメージ通りのモノを見ると「うおお!」と興奮するように
造られている生き物なのかもしれん・・・。

 昔、いとこの兄ちゃんの結婚式に出席した時に、高校のアニメ部の友達という人
たちが3名出席していたけど、3人が3人とも小太りで髪の毛センター分けでメガネ
をかけていた。

 それを見た時もあまりにも僕の抱くアニメオタクのイメージ通りだったので
「うおおお!」と、ひとり心の中で叫んでいたことを思い出す。


 そんな、どうでもいいようなことをグダグダと・・・なんて思っちゃいけない。

 そんな風に思ってもらっては困ります。

 だって、言葉の習得にはイメージは欠かせないものなのだから。

 会話とはイメージだ。相手の話す内容をイメージできるかどうかだ。

 もし、相手が
言っていることを「こんなことを話してるんだろうな」とイメージできたなら、
それは「わかる」ということ。

 そんでもって、相手の話した内容が、自分のイメージしたものと合致している
とわかった時に「話せている」ことを確信できる、その時が、「うおおお!」と
叫ぶ時だ。・・・別に叫ばんでいいか。そんなことでいちいち叫んでいたら、
うるさくてたまらん。

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