2013年10月4日(金)(5歳6か月)
わが家は、まあまあな回数で海外の人のホームステイの受け入れを
している。
そんなゲストをみんたは保育所や小学校に連れて行く。
保育所や小学校側にすれば、園児や生徒に海外の人と接する機会が
設けられるし、ゲストにも日本の子供たちと触れ合う機会が設けられるので
ウィンウィンである。
ところが、春奈にとってはどうもこれがうっとうしいらしい、ということを
今日、春奈と風呂に入っている時に知った。
入浴中に春奈が本音をぶちまけたからだ。
春奈いわく。
先生が、「今日は外国の人が来てくれましたよ~♪」って言っても、それ、う
ちに来ている人やし・・・。ぜんぜんスペシャルゲストじゃないし・・・。
お友達のみんなはゲストが帰る時に、「バイバイ♪」って言うてるけど、うちが
家に帰ったら普通にいてるし・・・。
みんなにとってはスペシャルな経験が自分にとっては日常だというわけで
ある。
これを、「それだけ恵まれた環境にいる、ってことだよ」と、言ってやるのは
簡単だ。
もっとも、言葉では理解できても実感としてそう思えるかどうかは別物である。
ただし、春奈の場合はそういうことじゃない、と思う。
春奈が面白くない、と感じているのは、何もゲストが自分ちにステイしている
人だから、ではないんだな。
春奈にとって、ゲストは「お客」じゃなくて、家族の一員だと思っているからだ。
たしかにホームステイというものは家族の一員になりに行くことであり、家族の
一員として受け入れることだ。
これこそ、春奈は教えられることなく、自然にそれができている。
まさに、わが家の環境の中で育った結果というやつだろう。
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