小春奈日和

赤ちゃんは、人間は、どのように言葉を獲得するの?
わが家の3女春奈と言葉の成長日記です。

ごー ごー うえすっ♪

2012年04月24日 12時27分29秒 | 日記
2008年11月18日(火)(0歳7か月)


 春奈が立った。と、言っても自分で立ち上がったわけじゃ
ないけど。

 ゆうきが立たせてみたら、時間にして2~3秒の間、何にも
つかまらずに自力で立っていた。

 ちょっと感動した、って言っても、春奈が立ったことに
感動したわけじゃなくて、まだ這い這いもできない赤ん坊が
数秒の間でも立つことができる、ということに。

 人間は2本足で立って歩く。当たり前のことだけど、じゃあ
何がそれを当たり前にしているのか?って考えたら、人間が
本来持っている能力なんだな。

努力しなくたっていつの間にかできるようになる能力ってこ
とだ。

 言葉も同じで、だから春奈を見ていると、努力してヒッポの
CDを歌えるようになろうなんて思えなくなる。

そう、人間には言葉を話せるようになる能力が最初からあるの
だから。

 春奈が立ったことに感動したのも、頑張らなくたってもでき
るようになるという、その兆候を見れたからだ。

 結局はすべて「自然」ってことなんだな。

 僕は自然科学者じゃないけど、それくらいのことはわかるん
だな。


2008年11月19日(水)(0歳7か月)


 春奈にyou tubeでドリフターズの『ゴー・ウエスト』を聴かせ
てみたら、じっと聴き入っていた。

昭和40年代に生まれた人なら、おそらく知らない人はいないんじゃ
ないか、ってくらい40年代生まれの人たちの間では有名な歌だ。
 タイトルにピンとこない人でも曲を聴けば「知ってる!」と言う
はずだ。

メロディが赤ん坊にも聴きやすいんじゃないかなー、と思って試
しに聴かせてみたのだけど、じっと聴き入っている春奈を見てい
ると、

 「おー!30年以上も昔の歌やのに今の子に受け入れられてん
でえ!」

と、何やら感慨深くなってきた。

 動物の中で音楽を作り出すことができるのは人間だけだ。

それは、人間がメロディというものに関心を示すことができる
からなんだろう、たぶん。

 でも、なんで自然は人間にこんな特徴を持たせたのだ?また
ひとつ疑問ができた。