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みりお君ロミオ

2012-09-02 23:25:00 | 観劇
今日はみりお君のロミオ。
ムラで一度観て以来だったんですが、さすがやっぱりずっと良くなってる!
みりお君らしい、ひとつひとつを積み重ねた丁寧なお芝居と、持ち味の瑞々しい少年のような二枚目ぶり。
みりお君ロミオは、少年から若者へと成長していく、一般的イメージのロミオらしいロミオ。
「世界の王」やジュリエットとの出会いで見せる、キラキラした笑顔と爽やかさが一番の魅力ですね♪
だから後半、悲劇へと転がり堕ちて行くさまが可哀想で、きちんと悲恋として収まります。
周りの人や状況に、ひとつずつきっちりと反応を返して、しっかりとその時のロミオの感情や考えがわかるところが、みりお君のお芝居だなぁと♪
そして、対するまさお君ティボルトが、またおもろ~なティボルトで(笑)。
あの独特のナルシー度全開というか(爆)。「本当の俺じゃない」で、自らの不幸に酔いながら悶えてる風情(いえ私見ですよ、あくまでも/笑)が、やたら色っぽい・・・(大爆)。
そんな独特なオーラをまとっているのに加え、群衆の中に立った時の歩き方、手の使い方、ひとつひとつの仕草に大きさがあって、その存在感がくっきりとよく目立ちます。
ちゃぴちゃんジュリエットも、みりお君ロミオに合わせて、可憐な娘らしいジュリエットになってましたね。
悲恋の恋人同士らしい、美少年と美少女の並びがとても綺麗でしたが、でもまさお君ロミオを相手にしたときの、あのドッカン突っ走り娘(苦笑)の勢いが抑え気味で、その分ジュリエットの印象がやや薄めかなぁと。
ドンドン勢いに任せて突っ走るという点での相性は、やっぱり本来のコンビであるまさお君ロミオとの方が合うんでしょうね。
まさお君ティボルトだったら、ジュリエットに対してはただ不器用につっけんどんな態度で、ジュリエットから見れば、怖くはないけどちょっと無愛想なお兄さん、って感じなのかな(笑)。

今日は、ゆりや君パリスをわりと注目しつつ見てたんですが、ほんと、コイツ性格悪そ~(笑)。
ジュリエットに結婚を申し込みに来たときの、気取った態度の裏で、自分がいかに財産を持っているかをキャピュレット家に見せびらかし、その効果を計算しているような目つきがね~(爆)。
大ウケしたのは、仮面舞踏会で、せっせと妨害するまさお君ティボルトを相手に、あわあわさせられてるように見えて、足を引っ掛けられそうになったのを、ひょいっとかわして逃げてったパリス君(大笑)。悔しがってるティボルトにも笑いましたが・・・。
この仮面舞踏会のシーンでの、パリスの邪魔をするティボルト、まさお君はわりとコミカルで、みりお君だと大真面目、というキャラの違いも、面白いですね。

役替わり、しかも公演ごとに主役の役替わりなんて、まさお君もみりお君も本当に大変な公演だったと思いますけど、残りあと1週間。
月組さん全体も、ものすごく盛り上がって来てますし、千秋楽までこの勢いで走りきってほしいですね。
私もあとそれぞれをもう1回ずつ、観劇予定です(爆)。

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