趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

月組三銃士

2017-07-16 23:26:05 | 観劇
珍しく、観てきてすぐの感想です(爆)。
今日、ふらりと当日券を探して月組さんを観てきました。

ひとことで言えば、ディズニー風エンターテイメント小池版三銃士。
昔の宙組お披露目だった「エクスカリバー」と同じ系統。
笑いも入った勧善懲悪ハッピーエンド物語。
ま、トントン都合よく事が運ぶのは、お約束だから(笑)。
夏休み向けエンターテイメントとして、とても良くできた楽しい作品です。
「るろ剣」よりよっぽど面白かった(爆)。
これなら初心者でも安心して連れて行ける、という感じ。
…ま、そこは千差万別いろんな「三銃士」が世の中にはありますから(アニメで昔、アラミスが女だった!という設定で物議を醸したことも/笑)、小池版の改変なんて気にならない。
じっくりとお芝居を堪能したくてほぼ毎週通った「グランドホテル」とは全く違いますが、この「三銃士」なら複数回観ても楽しいですね。

ダルタニヤンのたまきち君は、こういう役が似合う。真っ直ぐで、青くて、屈託のない優等生なヒーロー。
キザだろうが恋の展開が早かろうが、不思議と嫌味なく紳士的なのは、たまきち君の良いところ。普通、あれで壁ドンは女ったらし過ぎだろ…と思うところだけど(爆)。
ちゃぴちゃんは、かつての男役の経験を活かしたルイ。
もはや今のちゃぴちゃんには、怖いものなし敵なしの充実っぷり。
文字どおり女ったらしぶりを披露してくれる、アラミスのるりか君。
真面目なシーンの引き締め役、アトスのトシ君。
マスコットのポルトス、ありちゃん。
適材適所の当て書きは、さすが小池先生。
対立する、かなと君のベルナルドは、壁が壁が~と毎度騒いでいたのが可笑しかった(笑)。ああいうやり取りでの`間´のお芝居は、やはり上手い。
ラスト、窓から叫びながら落ちてったらどうしようと思いましたが(大爆)、そんなことはなくて、ホッ。
お気に入りの蓮君と瑠音ちゃんが、常に対で動いてるので、分かりやすく目立ってて嬉しい。
るう君とゆりや君にも、きちんと適材、見せ場もあって、小池先生ありがとう。
娘役さんたちにあまり役がないのが、残念ですが。

お芝居の充実している月組さん、テンポ良く飽きさせず、完成度が高いのも、作品をより面白く見せている要因ですね。
小池先生オリジナル脚本で心配しましたが(苦笑)、今回は最近では`当たり´のようで良かったです。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1回目夏休み | トップ | こんちくしょーめ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
よかった〜 (あいず)
2017-07-20 08:59:21
小池先生の一本物でこけたら、痛いなーと心配してましたが(^^;)

なかなか好評の様子で、安心して東京公演を待つことができます(^^)

フィナーレナンバーも期待できそうですか?
返信する
フィナーレ (sachi)
2017-07-21 01:20:12
小池先生ですから、いつものパターン通りの構成。
パターン通り過ぎて、あまり記憶に残ってないです、すみません(苦笑)。
ラインダンスのお衣装がやたら豪華だったな~という印象と、対照的にトップコンビのデュエットダンスがとてもシックなお衣装だったな~というくらい。
男役のダンスは、観ている間はカッコいいな~と気になる子たちをあちこち目移りしつつ観てたのですが、終わってみるとさてどんなお衣装と振り付けだっけ?みたいな(爆)。
役立たずな感想で申し訳ないです。
返信する

コメントを投稿

観劇」カテゴリの最新記事