あっという間の三日間でした…。
まだまだ観足りない!もっともっと、観ていたい…。
さすがに三日目、ともみんのエンジンも通常運転モード(笑)になってきました。
だいぶお芝居が熱を帯びてきましたね。
でもそれは、ともみんだけでなく、ちぎちゃんはじめ全員がそう。
全体が熱く盛り上がってきてました。これを始点に、各地を回ることになるので、先々さらに熱くなっていくでしょうね!
先に今日のハプニング(笑)。
一回目の公演。無事に本編が終わりに近づき、天国のシーンでした(笑)。
迎えにきたアンドレに、オスカルが抱き留められ、歌いだしたときに、何か、違和感…。そんなにピッタリくっついたままだっけ??
二人が顔を見合わせたときに、いつもと違う笑顔(ムヒ、とか、ニヤ、とかそんな感じ?)に見えた気がしたと思ったら、なんと、ともドレの胸にピッタリ顔を寄せたままのちぎカル、という姿勢のまま、壇上から降りてきて、そのまま最後まで歌いきり、再び壇上へ戻って行くときも、本来は二人それぞれが向きを変えるところ、ともドレの腕にすっぽり収まったままのちぎカルが、ぐる~っと回って方向転換、壇上へと上がり、そこでさらに再びぐる~っと向き直り、ポージング。
…どうやら、ちぎカルのブロンドが、ともドレの衣装に絡まって取れなくなったと思われます(爆)。
でも、ともドレに抱きついたままのちぎカルと、そんなちぎカルの肩を抱いたままぐる~っと回ってリードしたともドレという、嬉しい光景を観られて、ついニマニマしちゃいました♪♪
幕が降りたとたん、おそらくは二人で大爆笑だったことでしょうね~~(笑)。
でも次の小雨は、お二人ともちゃんといつものドヤ顔で出てこられました(爆)。
今日のアンドレ、感情が盛り上がって、だいぶ熱くなってきました。
ただ、抑えるところがきちんと引いているので、緩急のメリハリがつき、アンドレの感情がよく伝わります。
ともみんのアンドレは、すごく優しいのですが、その優しさに、透明感のある切なさが感じられて、どうしてだろう?と思ってました。
そうしたら、「NOW ON STAGE」でともみんが、「アンドレが心を開くのはおばあちゃんだけなので」と…。
明るくて優しくて、きっとジャルジェ家で可愛がられ、オスカルの遊び相手として不自由なく育ってきたはずのアンドレなんですが、貴族社会の中ではやはり、平民なんですよね。そして、両親もなく、身内はおばあちゃんだけ。
ともみんのアンドレは、その身分の壁と、貴族の中に一人平民として在る孤独感をものすごく感じるように思います。でも、孤独なのに、暗さがない。それが、透明感のある明るさになり、その明るさとあたたかさが、ともみんらしい。
明るさの奥に淋しさを抱えるからこそ、周りに対して優しく思いやりが深い。
だからこそ、唯一の身内のおばあちゃんには甘えて文句も言い、独りきりだからこそ、オスカルの存在にだけ、自らの生きる意味を見出だし、寄りどころにしている…。
だから、オスカルの結婚話は、アンドレにとっては嫉妬などという以前に、自分の存在そのものの崩壊なんですよね…。
そう考えたら、ともみんアンドレの毒入りワインのシーンが、ストンと納得する。
黒い感情は一切なく、ただ切々とオスカルへの想いを、あふれさせている…。
それに、今宵一夜でのオスカルに「俺の行くところがほかにあると思うか?」と静かに答える。オスカルを愛しているだけでなく、アンドレにとっては、オスカルの側以外に居る場所も居る意味もないんだろうな、と。
そこまでの究極の想いでオスカルだけを護っているアンドレが、清冽過ぎて切ない…。
もうひとつ、切なくてたまらないのが、ともみんのアンドレは、目の見えなくなっていく過程が、よくわかること。
最初は霞んでいたものが、時々真っ暗になるようになり、その頻度が徐々に増え、そして、ものの判別もつかないようになっていく…。
アランと殴り合うときは、まだ見えている。
でも、毒入りワインのシーンで、ワインを持ってきたアンドレが、椅子にぶつかるんですよね。そして、手探りで確認してワインをテーブルに置く。グラスにワインを注ぐときも、グラスの底に触れて位置を確認している。
衛兵隊のシーンになると、アランが顔の真横に突きつけた剣さえ見えず、手で触れて初めて驚く。しかもこのときすでに、アンドレの目の焦点が、合わなくなってきている。
夜の階段での練習も、おばあちゃんの目の前に顔を合わせてようやく、「おばあちゃん…」と声に出す。
「大丈夫だよ、わかってる」と笑うアンドレの頬に、おばあちゃんがそっと触れた瞬間ビクッと反応する…。
そしておばあちゃんにしがみつくのも、手探り…。
今宵一夜、オスカルの「星が綺麗だ…」という言葉に、ただ微笑んで遠い目をするアンドレには、もはや星を見ることはできないんですね…。
二度とはっきり見ることのできないオスカルのブロンドを、愛しげにゆっくり指でなぞっていくアンドレ…。
そういったひとつひとつが、リアルに迫ってきて、切なくてたまらない…。
時系列のしっかりした、アンドレのエピソードも多い今回の脚本だからこそ、これだけリアルに表現できるのもあるでしょうけど、でもその繊細なお芝居をきちんと見せてくれるともみんが、私は大好きです。
まだまだ語りたいことは山ほどあるけど、徐々に書いていきます。
でも・・・この「ベルばら」、ちょっと、これまでと違う。ともドレとちぎカルの組み合わせが、なんだかすごい化学反応を起こしてる気がする・・・。
こんなにも、奥がどんどん深まる「ベルばら」って、観たことない・・・。
まだまだ観足りない!もっともっと、観ていたい…。
さすがに三日目、ともみんのエンジンも通常運転モード(笑)になってきました。
だいぶお芝居が熱を帯びてきましたね。
でもそれは、ともみんだけでなく、ちぎちゃんはじめ全員がそう。
全体が熱く盛り上がってきてました。これを始点に、各地を回ることになるので、先々さらに熱くなっていくでしょうね!
先に今日のハプニング(笑)。
一回目の公演。無事に本編が終わりに近づき、天国のシーンでした(笑)。
迎えにきたアンドレに、オスカルが抱き留められ、歌いだしたときに、何か、違和感…。そんなにピッタリくっついたままだっけ??
二人が顔を見合わせたときに、いつもと違う笑顔(ムヒ、とか、ニヤ、とかそんな感じ?)に見えた気がしたと思ったら、なんと、ともドレの胸にピッタリ顔を寄せたままのちぎカル、という姿勢のまま、壇上から降りてきて、そのまま最後まで歌いきり、再び壇上へ戻って行くときも、本来は二人それぞれが向きを変えるところ、ともドレの腕にすっぽり収まったままのちぎカルが、ぐる~っと回って方向転換、壇上へと上がり、そこでさらに再びぐる~っと向き直り、ポージング。
…どうやら、ちぎカルのブロンドが、ともドレの衣装に絡まって取れなくなったと思われます(爆)。
でも、ともドレに抱きついたままのちぎカルと、そんなちぎカルの肩を抱いたままぐる~っと回ってリードしたともドレという、嬉しい光景を観られて、ついニマニマしちゃいました♪♪
幕が降りたとたん、おそらくは二人で大爆笑だったことでしょうね~~(笑)。
でも次の小雨は、お二人ともちゃんといつものドヤ顔で出てこられました(爆)。
今日のアンドレ、感情が盛り上がって、だいぶ熱くなってきました。
ただ、抑えるところがきちんと引いているので、緩急のメリハリがつき、アンドレの感情がよく伝わります。
ともみんのアンドレは、すごく優しいのですが、その優しさに、透明感のある切なさが感じられて、どうしてだろう?と思ってました。
そうしたら、「NOW ON STAGE」でともみんが、「アンドレが心を開くのはおばあちゃんだけなので」と…。
明るくて優しくて、きっとジャルジェ家で可愛がられ、オスカルの遊び相手として不自由なく育ってきたはずのアンドレなんですが、貴族社会の中ではやはり、平民なんですよね。そして、両親もなく、身内はおばあちゃんだけ。
ともみんのアンドレは、その身分の壁と、貴族の中に一人平民として在る孤独感をものすごく感じるように思います。でも、孤独なのに、暗さがない。それが、透明感のある明るさになり、その明るさとあたたかさが、ともみんらしい。
明るさの奥に淋しさを抱えるからこそ、周りに対して優しく思いやりが深い。
だからこそ、唯一の身内のおばあちゃんには甘えて文句も言い、独りきりだからこそ、オスカルの存在にだけ、自らの生きる意味を見出だし、寄りどころにしている…。
だから、オスカルの結婚話は、アンドレにとっては嫉妬などという以前に、自分の存在そのものの崩壊なんですよね…。
そう考えたら、ともみんアンドレの毒入りワインのシーンが、ストンと納得する。
黒い感情は一切なく、ただ切々とオスカルへの想いを、あふれさせている…。
それに、今宵一夜でのオスカルに「俺の行くところがほかにあると思うか?」と静かに答える。オスカルを愛しているだけでなく、アンドレにとっては、オスカルの側以外に居る場所も居る意味もないんだろうな、と。
そこまでの究極の想いでオスカルだけを護っているアンドレが、清冽過ぎて切ない…。
もうひとつ、切なくてたまらないのが、ともみんのアンドレは、目の見えなくなっていく過程が、よくわかること。
最初は霞んでいたものが、時々真っ暗になるようになり、その頻度が徐々に増え、そして、ものの判別もつかないようになっていく…。
アランと殴り合うときは、まだ見えている。
でも、毒入りワインのシーンで、ワインを持ってきたアンドレが、椅子にぶつかるんですよね。そして、手探りで確認してワインをテーブルに置く。グラスにワインを注ぐときも、グラスの底に触れて位置を確認している。
衛兵隊のシーンになると、アランが顔の真横に突きつけた剣さえ見えず、手で触れて初めて驚く。しかもこのときすでに、アンドレの目の焦点が、合わなくなってきている。
夜の階段での練習も、おばあちゃんの目の前に顔を合わせてようやく、「おばあちゃん…」と声に出す。
「大丈夫だよ、わかってる」と笑うアンドレの頬に、おばあちゃんがそっと触れた瞬間ビクッと反応する…。
そしておばあちゃんにしがみつくのも、手探り…。
今宵一夜、オスカルの「星が綺麗だ…」という言葉に、ただ微笑んで遠い目をするアンドレには、もはや星を見ることはできないんですね…。
二度とはっきり見ることのできないオスカルのブロンドを、愛しげにゆっくり指でなぞっていくアンドレ…。
そういったひとつひとつが、リアルに迫ってきて、切なくてたまらない…。
時系列のしっかりした、アンドレのエピソードも多い今回の脚本だからこそ、これだけリアルに表現できるのもあるでしょうけど、でもその繊細なお芝居をきちんと見せてくれるともみんが、私は大好きです。
まだまだ語りたいことは山ほどあるけど、徐々に書いていきます。
でも・・・この「ベルばら」、ちょっと、これまでと違う。ともドレとちぎカルの組み合わせが、なんだかすごい化学反応を起こしてる気がする・・・。
こんなにも、奥がどんどん深まる「ベルばら」って、観たことない・・・。
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