趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

2010-11-29 23:51:54 | 観劇
サエコさんご出演だった舞台「絆~少年よ大紙を抱け」。
男の子たち中心の学園青春物ですが、サエコさんの役どころは、定時制高校の熱血女教師。
ストーリーは大まかに言うと、高校卒業間近の全日制クラスの生徒たちと、統廃合が決まっている定時制クラスの生徒たちが、それぞれ問題や悩みを抱えつつ、お互いへのライバル心と友情から、予餞会(卒業前の送別イベント)で書道対決することになる、というもの。
前半の脚本は、ゆるゆるの学園物でどうしようかと思いましたけど(苦笑)、後半それぞれの悩みや問題が見えてきたところから、盛り上がっていきましたね。

サエコさんは、ヨッ男前♪と言いたくなるくらいドンと来いの姐御肌。それでいて、実はモテモテという(笑)。韓国人留学生の教え子からは熱烈に慕われ、定時制のサラリーマン生徒からはプロポーズされ、なかなかに楽しい先生でしたね(爆)。

書道といっても、机に座って手習いする習字ではなく、音楽に合わせて自分の感性で字を描くパフォーマンス的なもの。最近こういうの多いですよね。
サエコさんも、書道師範免許を持つ役ということで、授業シーンで生徒たちの添削をして朱墨で字を書いたりしますし(笑)、何よりお芝居冒頭にタイトルの「絆」という漢字を舞台上で大筆で描く役割なため、パンフのお稽古写真にはしっかりとその書道練習の様子も載ってました♪

アイドル系の男の子たちと、ゲスト出演の韓国のアイドルスターさんが中心のため、随所にちょっとしたライブ風のシーンもあって、そのたびに客席から歓声が上がるので、初見の時はびっくり(苦笑)。こんな世界もあるんだぁ~とややカルチャーショック(爆)。
でも、滅多に体験できない世界でもあるので、面白かったですね(笑)。観終わると体力を消耗しましたけど(苦笑)。
めまぐるしく変わる電光スクリーンの明滅に、結構目がチカチカしました。

サエコさんのほか、教頭先生役に松尾伴内さん。
ミュージカルでも活躍しておられるボーカルアンサンブルの女性3人と、ダンサーの方が5人いらして、さすがのいい仕事で観ていてとっても安心しました。
ダンサーの中に紅一点で踊っておられた女性ダンサーが、小柄なのにすっごくパワフルでカッコよくて、つい目が行きましたね~。

サエコさんも、劇中何度かソロで歌うシーンがありますが、高音まですごく綺麗にお声が伸びて、とっても素敵♪
次の12月のトークショー、何か歌って下さらないかな~と期待が膨らみました。
舞台としては、この「絆」が今年のラスト作品。また来年、今度は「愛と青春の宝塚」再演ですから、またレベルアップしたタッチーを観られるんじゃないかと、今から楽しみですね。
コメント
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