趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

アイーダ

2009-09-23 23:52:40 | Weblog
トウコちゃんの「アイーダ」、観てきました。
宝塚よりもさらにオペラチックに思えたのは、演出のせいか出演者のせいか。
宝塚のような大人数でない分、全体的にすっきりとシンプルになった代わりに、よりオペラ的なイメージになったため、今度は却ってコロスの人数が後ろに並んでいない分、視覚的迫力が物足りなくなりました。
んん・・・差し引きプラスマイナスゼロ?
メンバー的には、何より‘歌えるメンバー’で固めてありましたね。コーラス一人一人に到るまで、技術的に上手い人ばかり。・・・私的には、ミュージカルらしいエンターテイメント性のほうを重視すると、物足りない気がしないでもないですけど。
先日の星組「太王四神記」が、好みにばっちり合って満足感を得た直後だけに、余計にそう思うのかも。やっぱり小池先生は演出が上手いんだな~。飽きさせない。木村先生はその辺りまだ・・・ね。

トウコちゃんのアイーダは、相変わらず可愛い。私がトウコちゃんの役柄の中で一番好きだったのがアイーダだし、やっぱり女の子なトウコちゃんが一番好みでもある(笑)。男役でも、どうしても少年のイメージがぬぐえなかったし(苦笑)。
アイーダは一度観たことありますし、歌に関しても、安心して聴いていられました。
伊礼君のラダメス。少年だった(爆)。純粋で、真っ直ぐで、少年だからこそ理想に向かって突っ走って、そして挫折する。
わたるさんのラダメスは‘人柄’で許せたけど、伊礼君は‘若さ’で許せる。そんなラダメスですね。
立派な逆三角形の体格は、惚れ惚れするほどお見事。いや、ほんと強そうな若い戦士でした。
アムネリスのANZAちゃん。誇り高き王女というのとは微妙にイメージは違いますけど、賢く客観的に見ることの出来る女性として、きちんと筋が通っていて良かったです。
父王を殺されたあとの怒りと命令は、女王というより女将軍みたいでしたが(苦笑)。
そりゃあ、着飾るほどに美貌を増し、生まれながらの誇りと威厳ある女王様だったダンちゃんと比べるのは、気の毒でしょうけど。
3人が拮抗してこそさらに面白さと迫力が増すんだと思いますが、そこはトウコちゃんがやはりトップスターとしてのオーラが突出してるので、仕方ないですね。
一幕よりも、断然二幕のほうがドラマとして盛り上がるので、面白いです。
ピラミッド型の大掛かりなセットが、すごく面白くて効果的。木村先生って、いつもセットのセンスはいいよね~。

観劇帰りに、姉と三番街をウロウロしてて、地下のフロアでリカちゃん展をやってたので覗いてみました。
懐かしいリカちゃん人形が一杯あって、姉とあーだこーだと言いながら見てました(笑)。人形だけじゃなく、リカちゃんハウスとか・・・。
リカちゃん年表を見てたら、なんか世相が反映されてますね~。ボーイフレンドのお名前とか。最新のBFは、今時の名前っぽく‘レン君’らしい。
そのお友達の中に、‘大空ゆう君’というのを見つけて、大ウケ!(爆)これはリカちゃんのお友達?それとも双子のミキちゃんマキちゃんのお友達?ちなみに、‘ゆう君’の兄弟(?)は‘大空だい君’とのこと。・・・なんか、ウケる(笑)。
リカちゃんハウスの最新版は、屋上付きの一軒家‘スイートホーム’ですって。私が子供の頃は、‘リカちゃんマンション’だったな~と思うと、これもやはり世相が現れてますね~。




コメント
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