趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

1日2回

2008-03-01 23:47:16 | Weblog
今日は珍しく、昼にも書き込み、今また書き込みに来てます。
久々の休息日。昼過ぎまで寝て、TVを観て、部屋の片づけをし、夕飯を食べ、またTVを観て・・・という1日。
3月に入ったので、背景も変えてみました。春らしいわけじゃないけど、とりあえず気分を変えようかと。

さっき久しぶりに花組芝居のサイトを見たら、先週の土曜日に「仮名手本忠臣蔵」の舞台中継をNHKで放映したと載ってて、ショック!
サエコさんに気を取られて、すっかりチェックがおろそかになってました・・・反省(汗)。
とはいえ、今月は植本姫が大阪の舞台にご出演。それこそ大地真央さんのコメディ舞台なので、楽しみです。

今日は、スカイステージで待ちに待った「フェット・アンペリアル」の放映がありました。
大野先生の初・洋物、しかもすごく出来の良かった作品なので、すごく気に入ってるんです。オリジナルだけど、ちゃんと恋愛も入ったし(爆)。
放映は千秋楽ということで、かなりアドリブのお遊びが入ってましたね・・・パリのサロンでワインのおつまみに‘柿の種’って・・・(大笑)。
やっぱり、大野先生は友情を描くのが上手い。すずみんのお芝居も絶妙で、しいちゃんとのやり取りが面白い。
それに、私は大野先生の書く台詞が、すごく好きなんですよね。洒落てるとかいうのではないんですが、言葉の選び方が綺麗。時代背景とか、人物の心の内にあるもの、それらを計算した上で、語彙を選んであるというか。
正塚先生の自然でお洒落な台詞とも、荻田先生の詩的で流麗で、なおかつ本質を突くような鋭い台詞とも違って、言葉の並べ方、語彙の持つ意味、聴いているとその字面が浮かぶような台詞回しは、マニアックだけど本として読んでも綺麗だろうな、と思わされます。
あと、大野先生の好きなところは、悲劇で終わったとしても、必ずエピローグとして救いが見出されていること。
「更に狂はじ」でも「月の燈影」でも「花のいそぎ」でも「睡れる月」でも、愛する者の死を通り抜けてなお、残された生きていく者たちの切なさと深く澄んだ哀しみ、そして決して失うことのない優しさと、未来へとつなぐ希望、そんなものが作品の根底にあってこそ、観終わったあとになんとなく、ほっとできる、そんな夢幻の世界観が、大野作品にはあるんですよね。
大劇場デビューとなる「宇治十帖」も、浮舟の出家という悲恋の結末でしょうが、そこに大野先生らしい救いと優しさを、描き出してくれると思ってます。

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情報がいろいろ

2008-03-01 14:12:32 | Weblog
年内の大劇場の公演予定が判明。
タニちゃんと景子先生は相性が良いので、良かったね、タニちゃん・・・と素直に喜んであげたい。タニちゃんらしい現代物が観られるといいなぁ。
で、とうとう大野先生が大劇場デビュー!
しかも、源氏の「宇治十帖」ってところが、いかにも大野先生らしくマニアック(笑)。
昔、オサさんとアサコさんで「宇治十帖」できるんじゃない?と思ってたこともありましたが(オサさん=薫、アサコさん=匂宮)、解説を読む限りでは、アサコさんはやはり匂宮なんでしょうか。確かに、「更に狂はじ」の時の元重の役柄を考えれば、キリヤンが薫をやる方が、しっくり来るとは思う。
実は源氏の子ではなく不義によって生まれた自分の素性に悩み、生真面目で実直な薫はキリヤンに向いてそう。
半ば義兄弟のようにして育った匂宮と薫の、友情と愛憎を描くとなれば、いかにも大野先生らしい作品になりそうですね~(苦笑)。
だからこそ、浮舟という大ヒロインがきちんと存在する「宇治十帖」を原作に持ってきたのは、正解だとも思います。オリジナルで書くと、大野先生はどうしてもヒロインそっちのけになりかねないですから(爆)。
問題は、その浮舟を誰が演じるか、ですが・・・。アサコさんの去就次第によって、状況も変わるとは思いますけど。もしラストになれば、1作だけ男役からヒロインを出すこともないわけじゃないし(麻実さんとイチロさんとか、サエコさんとアサコさんとか)。今の月組には、みりお君という微妙な存在もいますしね・・・。さてどうなることやら。
ともかく大野先生、大劇場デビューおめでとうございます!

それから、花組ドラマシティの「銀ちゃんの恋」再演にも、ハイ~?と目を丸くしましたけど。
つまりは、久世さん系(さらにはウタコさん系)のお芝居を継いでいるのは、今ではゆうひさんしかいない、ということで持ち上がった企画だということなのか。
しかし、今の花組にヤスを出来る子なんているんだろうか・・・。しいていうなら、愛音さんくらい?(苦笑)

雪組全国ツアーのジェローデル編。出演メンバーを見ると、ユミコさんも音月さんも入ってる・・・。せいぜいどちらかはディナーショーでもやるのかと思ってただけに、そこまで全員持っていくのか、とちょっと意外。
となると、ユミコさんがフェルゼンで音月さんがオスカル、いずるん辺りでアントワネット、という配役もあり得るわけだ・・・。じゃあひろみちゃんは?・・・アンドレは・・・厳しいか。

あと発表になってないのは、11月の星組全国ツアー中の裏で何をやるかと、年末の雪組ドラマシティの裏で何をやるのか、くらいでしょうか。まぁバウだとは思うんですけど、雪組の場合は年明けバウ、ってこともあるし。

そういや、人事でもびっくり発表がありましたね。月組の組長と副組長が、リュウ様とあーちゃんとは。・・・あーちゃんって、タニちゃんと同期だよね?ついにその学年まで来てしまったか~という感じ。雪組の上級生不足も深刻だとは思ってたけど、月組の方がさらに危機的状況だということが改めてよ~くわかりました(汗)。
今回、タキさんと北嶋さんが辞めるというだけでも、ついにアサコさん自身が最上級生になるのか~と思ってたのに、次代のキリヤンになったとしても、結局は副組長はキリヤンより下級生、ってことになる。
専科のお姉さまたちの定年退団も相次いでいる中、おそらく5年以内にはさらに専科メンバーが半減するであろう状況で、ここで何か手を打たないと、重鎮役を担うベテランが消えてなくなってしまいかねない。そこんとこ、劇団はわかってるんだろうか。

宝塚から話は飛んで、12月に「AKURO」再演という情報が流れてきました。情報源を探すと、「タンピエットの唄」の千秋楽で、駒田さんがそう仰ったらしい。
12月は、サエコさんはすでに新宿コマに出演が決まってしまっている。いくらWキャストとはいえ、「AKURO」の出演は難しい状況。
でも、せめて主要メンバーだけは、初演と同じメンバーで再演して欲しいよ~(嘆)。
「AKURO」は、アテルイを扱った東北物、というだけでも、私にとってはある意味で専門の分野でもあることですし、せめて関西公演があるのなら、サエコさん抜きでも観に行こうとは思います。

歴史といえば、またまた話は飛んで、先日「蘇我蝦夷の邸宅跡発見か!?」というニュースが読売新聞にデカデカと載りましたけど、その他ではまったく音沙汰なし。
どうやら真相は、ずっと昔に発掘保存されてた瓦が、蘇我氏ゆかりのお寺の瓦と一致したという発表があったというだけのようです。
どうも最近の古代史ブームに乗っかって、やたらと誇大に報道されて大騒ぎさせられてる気がします。
その前のカンス塚古墳の大袈裟な騒ぎだって、ちょうど新聞に出る少し前に、両槻会のウォーキングで、私も横を通ってきたところなんです。その時の説明では、ずっと以前に発掘保存されてきた古墳を、修理を兼ねて再調査している、ということでした。
それが、報道されたとたん、さも新しい大発見があったかのように、大雪の中での説明会にものすごい行列ができたと聞くと、何じゃそりゃ??と思ってしまいます。
飛鳥が注目されるのは悪いことじゃないとは思うけど、やたら大騒ぎして、一時の野次馬で一杯になるというのは、歴史マニアとしてはあまり嬉しいことでもないですね(苦笑)。
現在また発掘中の甘樫丘の例の遺跡も、おそらくまた何か発表があれば、大騒ぎで人が集まるんだろうなぁ(その時はさすがに私だって行きたいけど/爆)。
それだったら、南北朝関連で何かものすごい大発見があって、見学の人で行列ができた~なんてことも、あったっていいのにねぇ~・・・(爆)。



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