趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

たくさん過ぎて

2007-11-18 23:53:53 | Weblog
さすがに2週連続で東京へ行ったせいか、先週は書き込みする元気がなく、ぼんやりしてましたが、この週末はまたもや観劇三昧でくたびれました(爆)。
土曜はコムちゃんご出演の「蜘蛛女のキス」。
日曜は星組大劇場と、宙組バウのハシゴ。

ちゃんとした感想を書く元気がもうないのでひと言ずつだけ。
「蜘蛛女」は、やっぱり小劇場(せめて中劇場)で観たい作品。梅コマじゃあでかすぎる。コムちゃんの蜘蛛女が、結局はあくまも象徴的な存在感でふわりふわりと漂う感じなので、日本初演版の麻実れいさんが如何にすごかったであろうかと、却って想像してました。
演出がオギーだから、あえてコムちゃんを選んだ理由がそこなら、なおさら梅コマなんぞでやるもんじゃないだろう。
石井さんのモリーナも、初演が市村正親さんだった、と聞くと、そっちの方がよくわかる。
浦井君は、面白かったですけどね。ズルさと凶暴さと繊細さと脆さ、それが見える役者だってとこが、やはりオギー好み。オギーの演出を一番理解して演じてたんじゃなかろうか。

星組。「エル・アルコン」は、齋藤先生、相変わらず詰めが甘いよ・・・。
なんでシリアス一本で突っ切れないんだろう、あの先生は?余計なお笑いは要らない。
話が怒涛のように目まぐるしく展開するので、ついて行けない人はホント、???だと思う。とりあえず、世界史で習った‘イギリスのエリザベス女王の艦隊が、海洋王国スペインの無敵艦隊を破って、大英帝国の礎を築いた’という知識と、事前に本屋でパラ読みした原作マンガのイメージがあったので、ストーリーにはついて行けました。
しかし、やはり齋藤先生の脚本力が雑だろう。エピソードを詰め込むにしても、余計なお笑い入れるくらいならほかの部分をちゃんと整理してくれ。トウコちゃんがさすが上手くて、全部説明して全部自分で行動してくれたから、破綻なく流れるように終わってるけどさぁ。
でもまあ、視覚的にも豪華で大河ロマンは感じさせてくれる。・・・だからこそ、あの余分なお笑いは必要ないってのに。
ショーは選曲も振付も凝っていて(これは確かに見応えあり)、大人のムード満点。ただ、似たイメージのシーンが続く分、私はちょっとダレた。好みの問題だと思うけど。

宙バウは、とりあえず何にも考えずに観て楽しい作品。演出の鈴木先生は、これまた相変わらず素直に作ってるから、アラもあるけどイヤミもない。素直に、観たまんまでいいんじゃないかな。
ほっくんは何やっても上手いね。ピアノの弾き語りは超・素晴らしかった!
ちぎさんが奮闘して、いいとこ持っていったね。
下級生ばかりのメンバーにしては、よくやってたと思う。

そういや、トドさんのコンサートの感想もまだ書いてなかった・・・。
まぁ、またそのうちに(苦笑)。

コメント
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