さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

GW前半はS上一家との奥多摩キャンプを楽しみました

2018-05-01 12:13:18 | 山登り
4月28~29日に、奥多摩の秘密の場所でキャンプをしました。
昨年からS上さんと話しをしていたのですが、彼女の息子さんと娘さんをキャンプに連れて行こうと計画したのです。
お子さん二人ともに、さっちゃんが認知症だということを伝えてもらい、理解してもらっています。

1年くらい前までは山へ行く準備にもさっちゃんは関心を持っていたのですが、
最近は僕が準備したザックをあまり内容物をチェックすることなく背負ってくれます。
僕にとっては楽は楽なんですが、関心を持ってくれて中身を出して確認したり、
持っていきたい物(たいていは不要なものですが)を入れようとしたりしてくれた方が本当はいいのでしょうね。

奥多摩のとある駅で合流しました。
さっちゃんは犬や猫や鳥や飛行機が好きです。
子供も好きみたいですね。
笑顔が増えます。
それは僕だってそうですから、当たり前ですね。
動物や子供はそんな人間の自然な心持ちを素直に引き出してくれるんですね。

キャンプする場所に着いてからも、娘さんのおしゃべりを聞いていて笑顔が絶えません。
僕と二人だけで焚火を囲むしんみりしたひとときもいいものですが、
子供たちがいるこんな時間もいいですね。

翌朝は近くの廃村まで散歩に出かけました。
急な登り(帰りは急な下り)があるんですが、頑張って歩きました。
子供たちも緊張感を楽しんでいたようです。

歩くのが自分たちよりも遅くて危なっかしいさっちゃんを
子供たちも暖かく見守ってくれていて、有難いと思いました。
靴紐が緩んでいるのを結び直してくれたり、面倒も見てくれました。

さっちゃんも子供たちと共に過ごす時間が本当に楽しそうでした。
また、このような機会があればいいなと思います。


さっちゃんも焚火の準備をしてくれました。


焚火をじっと見ていると心が穏やかになりますね。

翌朝の朝食時です。右にさっちゃん。向こうにS上さん。子供ふたりは中学生と小学生。

廃村は建物は既にありませんが、鍋や食器のかけらなどが残っています。この平坦地も家が建っていた敷地です。


▲廃村散歩から戻って来ました。これからテントなどを片付けて帰ります。
コメント
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