さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

薬をもらって、ドーナッツを食べて、スーパーで買い物

2017-12-08 22:12:50 | お出かけ
今日はお昼前から歩き回ってました。

まずはさっちゃんの認知症のお薬、アリセプトがなくなりそうなので、
それをもらいにいつもの病院へ。
病院ではさっちゃんはなぜ自分が病院に来てるのか分かりません。
「私はどこか悪いの?」
と、いつも僕にたずねます。
僕は何と言ったら理解してもらえるのか、よく分かりません。
で、「ものを忘れやすくなってるでしょ?」「脳を活発にする薬をもらいに来たんだよ」と答えます。

ついでに、さっちゃんは血液検査をしました。
ちょっと心配な部分があって、1年に1回くらい定期的に調べているんです。
ここ数年、変化なく、悪くなってはいません。

さらについでに、僕も含めてインフルエンザの予防接種をしようということになったんですが、
この病院は隣りの市なもんですから、公の支援がないんですね。
一人あたり1280円も高くなります。
ですから、来週あたりに近所の病院に行くことにしました。

いったん帰宅して、昼食を食べ、すぐに外出。
まずは散歩がてら気になっている「お菓子屋さん」を探しました。
僕たちの馴染みの地元の居酒屋さん、そこの店長さんの奥さんがやってるお店なんです。
一度目は大雑把な場所しか聞いてませんでしたから、見つけられず。
店長さんにもう一度聞いて、今日は来ましたから、見つかりました!
さっちゃんが最後にお店への道しるべになっている標識を見つけてくれたんです。

ゆずドーナッツとごまドーナッツをひとつずつ買いました。
美味しい!
ゆずはゆずの香りがし、ごまはごまの味が強く漂います。

散歩がてらここまで来て、時々食べたくなる美味しさです。

そこからいつものスーパーへ。
さっちゃんは「ここがどこか全然分からない」と道すがら繰り返し言います。
まあ、認知症になる前でも、さっちゃんは土地勘や方向感覚は駄目でしたから、この点は変わりませんね。

スーパーではさっちゃんに買い物かごを持ってもらってます。
でも、さっちゃんが品物をかごに入れることはまずありませんね。
ところが今日は、最後にパン屋さんでさっちゃんが買い物を決めました。
「シュトーレン」という名の白いパンです。
パンの表面に白い粉がまぶされています。
その白い粉はほんのりと甘い。

でも、家に帰ると、自分が買ったパンのことは忘れてました。
コメント
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