saarweineのワインなどに関してあれこれ

このブログはドイツはモーゼル河の支流であるザール地域のワインを愛する男がワイン等に関して色々適当に書き込みします。

ピアノの巨人Bill Evansです。

2009-07-01 23:08:35 | 日記
今日はピアノの巨人のBill Evansです。彼には特別な思いがあります。何故かというと生まれて初めて購入したジャズのLPがOJCの系列であるMilestoneレーベルの61年6月録音のかのビレッジバンガードのライヴ盤なのです!!ジャケットは「ポートレイトインジャズ」だったのですが(笑)。

彼は4半世紀ほどのキャリアがありますが基本的にその演奏スタイルはあまり変わらないので(初期のファーストレーベルのニュージャズコンセプションの頃はバドパウエルスタイルで58年にMiles Davisのバンドに抜擢されてからMiles Davisからモード奏法を学んでインターブレイを重視した演奏をするようになったという変遷は辿りましたが)どの時期の演奏を聴いても一種の安定感じがあります。

僕的にはワインとのマリアージュは当に最高で特にドイツのRieslingを飲みながら彼のピアノを聴くと堪りません。シチュエーション的には(61年6月のビレッジバンガードの演奏は)軽井沢辺りがふと脳裏に思い浮かびます。僕的にはワインとのマリアージュは最高でも実際の彼はかなりのジャンキーだったようですが。

もしクラシックがお好きなら大分しっくりきやすいかと思われます。まずお薦めはRiversideの「Everybody digs Bill Evans」のピアノソロでしょうか。

Bill Evansは基本的に(前回のColtraneと違い)録音の音質は結構レーベルや期日によってムラがありますが)どの演奏を聴いても高水準を維持し続けたのでとりあえずRiversideでもVerveでもその他のレーベルでもまずは正規の比較的手に入りやすい録音のアルバムから購入してみて下さい。出来ればなるべく多くの方とこの体験を共有してみたいと思っています。
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サックスの巨星John Coltraneです。

2009-07-01 00:36:57 | 日記
さて今回はJohn Coltraneです。彼は実質的な活動期間が12年ほどでしかないのですがその時代時代でスタイルが全然違うので少し注意が必要かと思われます。よくワイングラスを傾けながら聴くのはMiles DavisバンドのものやPrestige・Atlanticレーベルの録音ですね。Impulse時代はせいぜい65年前半迄でそれ以降はワインを飲みながらは聞けないですね。

Impulse期でも「バラード」はかなり売れ行きが良いそうです。本人としては(アイラギトラーによって名付けられた)シーツオブサウンドを追求したかったそうですがその頃マウスピースの不調でボブシールに薦められて仕方なく録音したそうですがColtraneがリーダーのアルバムとしては最大のヒットになりました。(「Kind of Blue」は全世界でなんと1千万枚以上売れているそうですが)

もしテレビでColtraneの演奏が聞きたければ確実な番組があります。読売テレビの「みのもんたの県民SHOW」を見ればよいのです。正確なコーナーの名前は忘れてしまいましたが各都道府県のスナックを紹介するコーナーで終わりになると決まって「I want to talk about you」が流れます(笑)。恐らくPrestigeの「Soultrane」の録音かと思われます。
オーディオ的にも彼のリーダー作は録音が良いものが多いので高級オーディオをお持ちの方は是非試してみて頂きたいと思います。特に先ほどの「バラード」は60年代初めとは思えないくらいの素晴らしい録音です。確か最近何という名称かは忘れましたがガラス製のCDが出たそうで機会があれば聞いてみたいと考えています。しかし値段が税込みで21万円もしてしまうのが難点です(^-^;)僕は英国の「Jasmine」というレーベルのLPで持っているのですがそれでもかなりいい音はしましたよ(^o^)
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