saarweineのワインなどに関してあれこれ

このブログはドイツはモーゼル河の支流であるザール地域のワインを愛する男がワイン等に関して色々適当に書き込みします。

Pfalz編・その2

2009-05-31 23:15:04 | 日記
5月12日。この日はpfaelzerwein様と午後5時にお会いする約束を頂いたので朝食は遅めに9時過ぎに済ませてDeidesheimの街中を適当にぶらぶらして11時半過ぎにかのDeidesheimer Hofに昼食を食べに行きました。Spargelの茹でたじゃがいも添えを注文したところだったらSilvanerが良く合うと薦められたので正直えっ、PfalzでSilvaner?と思いながらもまあそれで試してみようと思い注文しました。やはりなかなか良く合いました。お会計を済ませた後で足りない感じがしたのでDeidesheimer Hofから歩いて5分くらいのギリシャ料理店にも行き暖かい葡萄の葉のライス詰めを食べました。注文する時に「パラカロー(=bitte)」と言ってみたらお店の方は大変喜んで下さいました。そして試飲にかの名門であるバッサーマンヨルダンに行きRieslingばかり7種類ほど試飲させて貰い結局2007年のフォルスターウンゲホイヤー(10ユーロ80セント)を購入しました。そしてホテルでテレビを少し見た後で(ポケモンやNARUTOや遊戯王といった日本のアニメの
オンパレードでした)バートデュルクハイムへ移動して5時過ぎに大樽のある駐車場で1年ぶりの再会を喜びpfaelzerwein様とご一緒に出発し歩いてウングシュタインの地所を歩きながら写真を撮りました。色々お話させて頂きましたがMoselにおけるワイン産業の厳しさやPfalzでも生産者によって質の差があまりにもあることを興味深く伺いました。そしていよいよヘレンベルクの地所に入って感慨深くなり写真を撮りました。ローマ時代のワイン醸造所の跡を見学してプフェッフィンゲンのレストランへと移動してRieslingのグラスワインとpfaelzerwein様に薦めて頂いたソーセージやザウマーゲン、レバークネーデルにザウアークラウトを敷き詰めたセットを注文しました。日本でもPfalzのワインはたまに近くのスーパー等で買って来た軽いおつまみと合わせて飲むことが多いのですが地のワインと地の料理を合わせて食べてみて嗚呼、地元の人達はこういう感じで食べているんだなあ、と実感出来ました。お会計を済ませた後でバートデュルクハイムの駅へ向かう道すがら極右の党派が掲げた「我々は追い払う」という趣旨のポス
ターを見て(ちょうどこの時選挙期間中でした)こんな田舎でも外国人問題は結構根深いものがあるのかと認識してpfaelzerwein様とお別れしました。次の日はまだユーレイルパスが1日分余計に余ってしまうことになりかねなかったのでElsassでも行ってみることにしました。(その3へ)
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Pfalz編・その1

2009-05-30 20:47:56 | 日記
5月11日。9時半過ぎにSaarburgを出発しSaarbruecken経由でRegional BahnとS-Bahnを乗り継いでNeustadt Hbfに到着しました。さらにBad Duerkheim方面行きの列車に乗りDeidesheimに2時過ぎに到着しました。早速観光案内所に行きDeidesheimer Hof近くのホテルに3泊することにしてこの日はユーレイルパスを使った日だったのでまた元を取ろうとすぐNeustadt Hbfに引き返し国境を超える為Elsassのヴィッセンブール行きの列車へ乗りました。ヴィッセンブールには4時半過ぎに到着し歩いて10分くらいのスーパーで買い物をして5時半過ぎにまたNeustadt Hbf行きの列車に乗りDeidesheimへ戻りました。そして夕食をワインスタンドの近くのワインレストランで摂りRieslingのグラスワインとSpargelを楽しみました。9時過ぎにホテルに戻りpfaelzerwein様との再開を楽しみにしていつの間か眠りに落ちてしまいました。(その2へ)
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Saar編・その3

2009-05-29 23:51:14 | 日記
5月10日。この日は州内乗り放題のRheinland‐Pfalz und Saarland Ticket SingleというDBの乗車券を買ったのでとりあえず料金の19ユーロ分は最低元を取ろうと思い9時過ぎにTrier Hbfへ向かいドイツ語訳された日本のマンガを買いまた昼近くになってSaarburgへと戻りました。そして緑家様ご推薦のSaarburger Hofへと向かいました。そして24ユーロのコースと(生産者名は忘れてしまいましたが)Saarburger Rausch のQbaをグラスで注文しました。季節柄Spargelと魚のコースを注文しました。予算もあまりなかったので緑家様が注文されたように料理の一品一品に各々Saarのワインを合わせるということは出来ませんでしたが地のものを頂きながら自分のワインという趣味の原点であるSaarのワインを飲むという貴重な体験をすることが出来ました。

Saarburger Hofを後にして時間が遅くならない範囲で何処に行こうかと考えてみてまだ降りたことのなかったWittlich Hbfに行ってみることにしました。3時前に到着したもののHbfとは名前ばかりでワインの地所どころか駅前にはケバブのインビスくらいしかなくやむを得ずTrierへ戻ることにしました。次回はその隣の駅のUerzigを是非訪問してみたいと考えています。Trier Hbfに戻り駅前のインターネットカフェで日本のサイトをチェックした後でまた大聖堂の前の立ち飲み酒場でワインを飲みタイレストランで夕食を摂りました。そして市内を少しフラフラしてからSaarburgに8時過ぎに戻りました。次の日はpfaelzerwein様とのアポイントメントが頂けましたのでドイツワイン街道沿いへと移動することにしました。(Pfalz編へ)
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Saar編・その2

2009-05-28 18:28:11 | 日記
5月9日。この日はSchloss Saarstein訪問のアポイントメントが取れたので8時に朝食を摂りSerrigへ向かいました。10時半という約束だったのですが意外にSerrigの駅から近く10時10分前に到着しました。そして10時半少し前にオーナーのクリスチャンエバート氏が現れて僕を畑の見えるテラスへと案内して頂きました。そしておもむろにワインリストと絵葉書を持って来られて「何から飲みたい?」と聞かれたのでtrockenタイプのからお願いしました。2008のWeissburgunder(Saarなのに10%も作付があるそうです)trockenから始めまりRiesling に移りtrockenのKabinett、Spaetlese、halbtrockenとfeinherbのkabinett、Spaetlese、Auslese(!)そしてlieblichなSpaetleseとAuslese、最後はなんと90年のBAを(まだ開けていないのを!)飲ませて頂きました(^o^)酒石の小さな塊が瓶の底にころころ転がっていたのが印象的でした。結局2008年のWeissburgunder trocken
と2007年のKabinett、2006年のSpaetleseの3種類を購入しました。エバートさんとも拙いドイツ語で辞書を使いながらお話させて頂いたのですがワイン法の改正で生産地域としてのSaarは表記出来なくなったのは残念と思う旨を伝えたらエチケットを指差しながら「私のワインのエチケットには醸造所、畑名、そして住所と堂々とSaarと書く事が出来る。ワイン法にも違反していないし問題ないよ。」と笑いながら話して下さいました。またこういう軽やかなSaarのワインは和食と抜群に合うと思うと言いましたら「そう、そこだよ!その特徴がSaarのワインの真骨頂だ。君も知っての通り昔は辛口の比率が高かったしSaarのトップクラスのワインは5大シャトーよりも高値で取り引きされていたんだ。」と話して下さいました。この訪問時奥様のアンドレアさんは来日されておりその模様は緑家様のblogに詳しいので是非御覧頂きたいと思います。12時近くになってお別れをしてSaarburgに戻って中華料理屋さんで昼食を摂りGasthofで休んで落ち着いてから3時過ぎにTrierへと
向かいました。Hbf前のKAUFLANDという総合ショッピングモールでCDを買いついでにDVDのコーナーを覗いてみるとあるわあるわ日本のアニメのDVDの山!!当然字幕がついていたり翻訳されたものでしたが日本のマンガ・アニメの影響力の凄さには本当に驚いてしまいます。そしてミネラルウォーター等食品も購入してまた大聖堂の前のワインスタンドで飲んでからSaarburgに戻って来たのはもう8時半を過ぎていました。(その3へ)
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Saar編・その1

2009-05-27 13:46:41 | 日記
5月8日。9時少し前の便でディジョンを後にしてメッツへ向かいました。そこからSaarbrueckenを経由してSaarburgに到着したのは2時半を過ぎでした。Saarburgの観光案内所に行きGasthofに3泊することにして(なんと偶然にも今回3回目でした)5時過ぎにTrierのHbfへ向かいました。そしてポルタニグラから観光案内所を右手に見て大聖堂の前にある立ち飲みスタンドで普通のQbaからショーレ、Ausleseの甘口迄5杯も注文してしまいました。そして食欲が出て来たので駅前にあるタイ・ベトナムレストランでカレー炒めのセットを食べてSaarburgへ9時前に戻りました。 (その2へ)
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