saarweineのワインなどに関してあれこれ

このブログはドイツはモーゼル河の支流であるザール地域のワインを愛する男がワイン等に関して色々適当に書き込みします。

ピノノワールについてです。(その2)

2009-07-17 17:57:19 | 日記
今度はスティルワインについて語ってみます。言わずもがなブルゴーニュを手本にしなければならないと思いますが同じニュイでも例えば豪奢な「神によって約束された村」とまで言われたヴォーヌロマネタイプのものから最も女性的と言われるシャンボールミュジニータイプのものまで色々あります。僕も自転車で地所巡りはしたのですが後者はまだ行ったことがないのでいつか行ってみたいと思います。ボーヌエリアならポマールの地所のワインが結構濃いキャラクターかと思われます。前にも旅行記のところで書きましたがボーヌの観光案内所からほど近くの「びそう」さんですとコートドールの様々な地所からのワインがありますので行く機会がありましたら是非試してみて頂きたいと思います。

やはり単一品種の生産地域ですのでブルゴーニュ全般の料理には合うかと思われますが残念ながら和食には合うものが少ないと言わざるを得ません。寿司ネタならトロ等鮪系統のもの、すき焼き、鉄板焼などなら比較的合わせやすいでしょう。所謂ワインスノッブの方々はこの現実を直視出来ないというか認識出来ないのです。
もし同じ地域の複数のワインで和食なら和食で一通り楽しむならPfalzやオーストリアのほうに明らかに分があります。特に寿司を何種類も各々違うワインに合わせるなどという芸当はフランスワイン(Elsass、南仏は除いて)には無理です。もしかすると様々なマグロの部位別にニュイのどの地所のワインが合うかと検証してみるのも面白いかもしれませんが。
コメント
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