ミョウガ
8月に入って、ミョウガがいっせいに花を開いた。
密生する茗荷林の根元に顔を突っ込んで確かめると、あるわあるわ50本ほどのミョウガタケが黄色い花をつけて手招きしている。
こちらは疑似餌に誘われる魚よろしく、這いつくばって食らいつくが、態勢が苦しくなったので途中で収穫を中断した。
逃げるわけではないから、明日にしようと無理には採らなかった。
さっそく、そばの薬味にしたり、塩漬けにしたり、夏バテ防止になりそうな癖モノとの出会いであった。
リスの標的
キウイはまだ青いはずなのに、7月下旬からリスの出動が始まった。
試しに齧って、うまくないので放置していく。
防鳥網でキウイの実をガードしようとするのだが、枝が邪魔してなかなかうまくいかない。
そう言えば、青いトマトが同じように齧られていたから、カラスだけの仕業ではなさそうだ。
リスとカラスのダブルの曲者どもとどう戦うか、猛暑の下で頭を抱える日々だ。
オクラの花
ミニ菜園の至るところにオクラの種を埋めておいたから、暑さとともに花をつけ始めた。
カボチャもそうだが、これらの花が果たして実になるのか、疑心暗鬼である。
そもそも受粉という過程があって結実につながるのだろうが、蝶々も蜂もあまり見かけない気がして心細い。
茄子は下枝を落としたり、追肥をやったり、毎日の水やりを欠かさないのに、いまだに仇花ばかりで実がならない。
ベテランから見たら笑止千万かもしれないが、試行錯誤が続いている。
1本だけ鉢に植えたオクラの花は、まるで昼顔みたいで、どこか妖しい。
昼下がりの情事なんて、こう暑くっちゃ妄想にもならないか。
(ミニ菜園だより)
昨年1本植えて上手くいったので、今年は欲張って5本もオクラを植えたのですが、原因不明で全滅でした・・・
写真のミョウガ、見事ですね。
ミョウガは日光を余り必要としないみたいなので、我が家では花が育たない日陰で細々と育てています。
確かに、防鳥網は、枝が邪魔してなかなか上手く実をガード出来ないので悩ましいですよね。
ガードといえば、今年は、我が家のブドウに、面倒ではありますが、1房ずつ袋を掛けておきました。
その手間をかけたおかげで、今年は綺麗なブドウをたくさん食べています。
私も、受粉の仕組みとかよく分からないので、植物に詳しい孫が遊びに来たら教わろうと思っています。
そう言えば、前回、その孫が遊びに来たときに、トマトは、実に栄養が回るように下の葉を落す様にと、私に指示して帰りました。
思い切ってカットしたら、それまでなかなか色づかなかったトマトが、2,3日で赤くなり始めました。
茄子も同様に3本の枝だけ残して他を切り落としたら、花も立派に咲き実がなりました。
肥料と水を追加し、どこまで回復するか見守っています。
まるで受験勉強しているみたいです。
更家さんには植物に詳しいお孫さんがいていいですね。
最近はテレビで青年が登場し「園芸王子」などともてはやされいるようですが、この方面に興味を持つお孫さんは頼もしいかぎりです。
又聞きでもいいので、またアドバイスいただけたら嬉しいです。