くるくるおにぎり日記

日本で唯一市販された
ロータリーエンジン搭載オートバイ
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DUCATI 350VENTO オイルポンプ復活

2024-04-02 22:44:32 | DUCATI VENTO 350
社外品のオイルポンプAssyの道が断たれ、さてどうしようか eBayではいくつか出物があるものの
日本へ輸送できるか微妙らしく画像を見てもまったく同一なのは一点だけでしかも高価 (´ε`; )ウーン
ちょっと冒険するには二の足を踏んでしまう
仕方ない、自分で修理する事にする


で、出来上がったのがこれ
折れた部分はtig溶接と旋盤、フライス盤で仕上げは油砥石で
ギヤ部分と接合させ、スプリングピンで留めています(色々と手は入れました)




ケースに組み込んだらピッタシ 
動きに違和感もなし、これで何とかなるだろう




ついでにドレンプラグが傷んでいたので汎用のボルトを買って加工しました


進角ガバナーとギヤが固着していたのは案外すんなりと外れました
コツは大きめのマイナスドライバーでガバナーのカム部分にあてがいてこの原理でポロっといきます






ケースのガスケットは外す時にブチブチに千切れていたので自作です
ケースに両面テープを所々に貼り、A4コピー紙を貼りつけ鉛筆でなぞれば原本の完成
後はコピーしてガスケット紙にペーパーボンドで貼りつけて切り抜けば完成
切り抜きにはクラフトナイフ使ってます
ちなみにボルト穴はポンチで抜けば仕上がりが綺麗ですが、今回はナイフで切り抜きました


ギヤのマーク(ポンチ)を合わせ


ガスケットを取り付け


オイルポンプシャフトがギヤの切り込みに合うようにしてから嵌めこみます


ギヤのポンチと進角ガバナーの位置関係を覚えておけばすんなり取り付けられます


ポイントを付ければ、後はオイルを入れ始動に漕ぎつけられます
ところが、キックをすれど爆発の兆候が全然ない あれ?(・ω・)
ポイントギャップの調整や、まさかの進角ガバナーを180°逆に取り付けたのかと色々とやるが改善せず
火花は飛んでいるんだけどね~

ふと、ケースを取り外した時の事を思い出した
確か、中間ギヤも一緒に抜けたよなぁ
直ぐに戻したけど、ひょっとしてタイミングがずれているのか (;´・ω・)
オイル抜きました、カバーも外しました すると


あっ!やはり合ってない | 柱 |ヽ(-´ω`-。)反省


はい、今度はしっかり合わせました (。・ω・)ノ '`ィ
再びケースを取り付け、進角ガバナーを取り付け、ポイントは色々触ったので
分解前のポイントの画像を参考に合わせ直してオイルを注入
いよいよ緊張のエンジン始動 空キックを2回してからキーON
一発でエンジン始動しました ヤタ───ヽ(・∀・)ノ───!!
肝心のオイル潤滑は

DUCATI 350VENTO オイルポンプ復活


勢い良くオイルが循環してます (。・∀・。)ホッ-3
オイルプレッシャーランプも消灯してます
修理したギヤシャフトも仕事をしているようですが、耐久性はまだまだ未知数ですので
暫くは近場で様子を見る事にします
ベベルカバーを付け直し、片づけをしてから近所を流しましたが調子は上々でした
コメント
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