(NTT BCS) 硬派的社評漫筆+Rits

BCSでBlogの講習を受けTestで開始します。
硬派の漫筆的随想ですゆっくりお読み下さい。

6-14 "戦いすんで 日が暮れて”

2012年06月30日 | 社評

この標題は先稿6-10の稿の下部に書いたエッセイスト佐藤愛子さんの創作の第1作の題名。
少し古い創作なので、読んでいてもさして新鮮では無い!

民主党は何をやっているのだろう?
小沢元代表は「増税法案には反対」野田現代表は「変更は有り得ない」
と夫々主張されている。妥協点は見られない!
輿石幹事長は両者の間に入って合意を探っているが、はたして!
小沢氏(報道では元代表ではなく、この表記)に反対の旗を降ろさして民主党に留まるようにと説得しているのか?
第1党で政府与党であるべく小沢派の離党を回避すべく調停しているようだ!離党の場合小沢派の輿石氏は、どちらに付くのか?
自身の保全を計っての動きとは覚え無い!
小沢氏も衆議院で反対投票をして、早々に離党、新党の創設に動くと思はれていたが、決断が遅い(小沢らしくない。これが永田町流儀か)
7月2日には小沢-野田の両氏とも決断を表するだろう!
"戦いは終わって、日がくれて”いるのだ!(衆院で議決されている)

就任後福島県庁で佐藤知事に謝罪した東電の新首脳は、続いて福島原発の立地の双葉町の住民に会って「多大の損害と不便を掛けている」と謝罪した。東電側からは始めて率直な応対。
住民からは「我々避難民は今は単に難民になっている。原発事故から1年3ヶ月が経過したが、東電は何も復興・建設的なことはしていない」と叫んでいた。
しかし、政府・東電・福島県知事の誰でも「チエノブイリの先例からしても、原発立地の双葉・大熊の両地に帰還は?」とは言い難いのだろう!
両町とも20㌔圏外の南相馬市の小高区の北に新しいコミニュテーを創設されたら!


6-13 東電の体質

2012年06月29日 | 社評

電力会社の株主総会が1斉に行はれた。
東京の猪瀬副知事、大阪の橋下市長が発言株主提案をされた。
何れも会社側には受け入れら無い事項で否決された。
東電の選出された新会長・社長は早速に福島県を訪問、知事に原発事故を謝罪した。このように明らかに表明されたのは初めて。
旧の経営陣は国策で原発を行っていたので有り、今回の事故は国の決めた行程を越えた想定外のことだったとの言だった。
16万人の避難民への補償・裁判での考慮があるから、容易に東電の非を認めるような発言はしなかったようだ。
それも東電の事故報告書でも責任回避している(先述した)
警戒区域を解除された町で南福島市の小高が小さな市街を形成していたからか、ニュースのスポットを得ている。
NHKのニュース9で、大越キャスターが現地取材をして報道していた。
地震で壊れた家の取り壊し、開店した理髪店 等が放映された。
しかし、地区整理・徐染は未定で永住には数年罹るようだ。
東電は国策に従って原発を稼動していたのだが、不測の事故で莫大な損失の発生で倒産企業となり、国営で政府管理だ。
電力の原価に従業員の報酬が過大に計算されていいると消費者庁から指摘されている。
今までのお殿様体質では継続は出来ない。
全ての電力会社の体質の変換だろう!


6-12 不可解なこと

2012年06月28日 | 社評

増税法案が衆院で可決された。
民主党の小沢派が反対した。この場に及んでの反対派不可解だ”!
永い時間を掛けて三党で協議し民主も他党も譲歩し決着がついた。
この間、民主党は党内で夫々会議して決したのではないか?
党内で合議もせずに三党合意をなしたのか?
これでは自民も呆れる!もしも自民から反対がでて法案が成立しなかったら、政府与党はいかに出るか。
小沢派の「我々サイドは消費税は増税しないとマニフェストで国民に公約したのだから増税法案に反対した。錦の御旗は我にあり」と仰っている。
これも尤もだ。しかし、同時にマニフェストには無駄を排して収支のバランスを取るとも記載。華々しく事業仕分けもされたが結局は民主の思惑は完成していないでは!
莫大な赤字の累積、年次の不均衡予算をどうするのか?
国民は憂慮しているだろう!
今の社会保障を継続するには増税も止むを得ないだろう!
年金・医療等で国民は恩恵を受けている。これらを維持継続して頂きたい。
小沢派は離党し新党を結成すると言う。これで民主もスッキリする。だがこれにて第一党からの転落、政府与党としての政局運営が不能に陥るのもなげかましい。
小沢新党は近く来る選挙に有利に臨むとの戦略だが、はたして?
もう1つ、何時まで報道は「小沢元代表」と呼称するのか?
離党するまでが元 だろうか?

オスプレィ とは。(Osprey)はタカに似た猛禽類の「 ミサゴ」
陸上自衛隊の個人装備は充実されたように見える。充分な年次国防予算である。武器等が如何に近代化・好戦闘かされたかは解らぬ!
1般道を走る自衛隊車両を見ても特種化されている。戦闘用に創られているのだろう。
1般的に生産されている車に比べ特殊で小量の生産ならばコストも高くなる。これらの事実は公表はされず国民の知らぬところだ。
自衛隊の装備・配置等の移動・改良等を地方の知事に知らせることではない!
在日米軍は自衛隊の一部と考えれば良い。
オスプレィ なる戦闘の飛行機が何処に配備され何処を飛行しようが、それは軍隊の任務でのこと。民間での関与されないことでは!
戦闘用の飛行機なら無理な攻撃飛行、開発・テストもあるだろう。
昔の陸海軍でも部隊の移動、訓練時の事故は通常のことだった。
新開発の軍用機に故障、墜落は多く発生する。
これにて国防は叶うのだ!


6-11 福島原発事故での被害地区別

2012年06月25日 | 社評

福島原発の放射能での被災地区に墳墓の地があり、親戚・知人が多く居るので気に懸かる。
その分別地区、命名は難しく、これを作った人は文学者だと思う。
名が体を表していない。以下に整理した。

1計画的避難区域=20㌔以遠で避難が求められる。
             年間積算放射線量20㍉シーベルト超
2「居住制限区域」= 年間20ミリシーベルト超50ミリシーベルト以下

3避難指示解除準備区域」= 年間被ばく線量20ミリシーベルト以下                 
                                  早期帰還
4警戒区域=20㌔圏内で」立ち入り禁止。

5「帰還困難区域」= 現時点で年間50ミリシーベルト超
              5年以上帰還が出来ない。
避難者は惨めな生活のようだ!
疎開地からたまに実家に帰るが、震災の被害復旧は進まず、家屋は雨漏りをしていて、人気が長期に無いので屋内の空気・雰囲気が悪くとうてい帰宅・再住はできないようだ。
帰還困難として新たな地を求めて生活を再建すべきだろう!
如何に過疎の東北の地でも1村を受け入られるのは難しいようだ。
いわき市には、避難民が既に多く住み着いてこれ以上の受け入れは難しいと言われている。
東電の事故報告書では「政府の規定どうりの行程を為していた。
想定外の事故だ。事故時の政府の指示が混乱をました」
と東電の正当性を羅列し、いささかも事故対応の責任・謝罪をしていない。無限の補償にいかに対応するのか?
追伸 2、3の区域では立ち入り自由。事業の再開。夜間は泊まれない。水道は来年三月に復旧。 瓦礫・除染も未成果。
2,3年は帰宅・永住は出来ないようだ!
(小高行政区長連合会)

 


6-10 沖縄全戦没者追悼式

2012年06月23日 | 社評

6月23日は過ぎし大東亜戦争で、沖縄戦線で日本軍が攻撃力を失い地上戦闘を終了した日である。
沖縄ではこの日に全戦没者の追悼式を行っている。
しかし、新聞ではこの記事も掲載が無く、全国的に関心は薄い。
(夕刊に式の状況が掲載)
NHKテレビで追悼式の模様を報道している。
昭和20年5月より海軍飛行爆撃隊は鹿児島の鹿屋・出水を基地にして沖縄の米軍の艦艇・地上戦力に攻撃作戦を展開していた。
梅雨の季節で雨が降れば飛行は出来なかった。
(ここ数年は梅雨でもシトシトとした雨は降らない。総雨量は?農作業には順調に運ばれるのでろうか!森林地帯での伏流水では国民的な問題だが)
20年6月23日からは攻撃飛行は無かった。搭乗員には戦況の説明はされず、7月初旬に母基地に帰還が発令された。
「これで沖縄での戦死は無くなった!武運拙く、大勢の同僚搭乗員が未帰還となったのに」
もし地上戦闘が続いて、攻撃飛行が行はれていたら、戦死の機会は続いていただろう!全て運命だ。

別記
「これでおしまい」佐藤愛子著の随筆。
書評で好評されているので読む。
新聞でお名前は見るがその著を読む機会は初めて。
小説は昭和44年、直木賞を受賞。平成になって随筆を書き始めた。
「我が老後」シリーズも7冊目だ。佐藤紅録・ハチローの系譜だろうと思っていた。ご本人は大阪生まれ。文中にも関西弁が出てくる。
1文はヤヤ、長いがスラスラと読める。トピックスも日常有り触れた事。
blogもこんな風に優しく表現したい「これなら真似られる」と思うのだが、さてとなると難しい!
今の民主党・小沢騒動 等を如何論ぜられるか、お聞きしたい。
「著作の電子的複製は1切、認められ無い」と奥付きに記載されているので引用はしない。
小説・興味的エッセイを読んでみよう!皆さんもご1読を!
PS 読んでいて「嗟嘆」なる語に2度会う。未だ過って見た事の無い熟語。調べて見るとあった!下記のこと。この未知・無知な事を佐藤さんが知ると、どんなに嗟嘆されるか?ご感想をお聞きしたい!
嗟嘆」は、声を長く引いて嘆くこと。「嘆息」は、なげいてため息をつくこと。  嘆息嗟嘆=四字熟語となる。


6-9 善玉菌

2012年06月21日 | 社評

前述の納豆菌、ヨーグルトを作る乳酸菌等は善玉菌と呼ばれる。
腸内環境を整える働きをなす。
1方、大腸菌・ブドウ球菌=悪玉菌、日和見菌もある。
善玉と悪玉のバランス。善玉が優勢なら腸内環境は良好。
納豆・ヨーグルトを取って腸内で善玉が優勢な状態を保つことが肝心。
乳酸菌の働き。
感染の予防・ビタミンの補給・免疫力・コレステロールを低減。
乳酸菌を増やすには、漬物・味噌・醤油・乳製品を積極的に取る。
乳製品はヨーグルト・チーズ・バター。

最近の政局は不可解だ!
三党合意は水と油でとても纏まりそうには見えなかった。しかし、ぎりぎりの時点でどの党が譲歩したのか合意された。
民主党内では合意方向が了解されていたのか?
今になって党内で反対・疑問が噴出しているのは可笑しい!
主導の民主が三党合意を破棄すれば、自由党からは批難されるだろう。何の為に三党の当事者が時間をかけて合意にまで持って行ったのか!だが自民党でも一部の疑問分子が有るようだ。
野田総理が主張していた21日の衆議院での採決は22日以降になるようだ。
各報道も"小沢派”の動向を推測している。反対・離党までには至るまい。
原発も再稼動が始まる。国民としても難しい選択だ。
どうやら、外圧の指導で政府も原発継続をしなければならいのでは!
財政再建のために増税も国際公約となった。これも野田首相のネバリを見ると、自主的な主張より外国のアドバイスの力が大きいのだろうとの思いをせざるを得ない。
これでは野党も反対を表向きは叫んでいても、大勢に従はざるをえないだろう”!
限界を長年の政権党だった自民党は知っているのだろう!
今の政府与党より見識は高いようだ!
国会の善玉は?


6- 8 3白とは? 納豆

2012年06月16日 | 社評

1950年代後半、神武景気の頃、豊かさや あこがれの象徴として
白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫」が家電の3白商品と呼ばれた。
今は家庭に有って当然。然らば、現代の食品の三白商品(サンパク)とは何?
答えは 牛乳・卵・豆腐 である。
低価格で安定している。スーパーの目玉商品。
①カロリーが高い ②手軽に食される ③供給が豊富。
なんと日本人も食生活では贅沢になったもんだ!
昔はは貴重品で病人の栄養補給に食べる定番の物。
今や物価の優等生。スーパーのオマケ。
卵が家庭に有るのは普通のこと。
世界的に不景気と言われるが、日本の消費はマダマダ旺盛。
イたる所の食品市場でも供給は品種・量とも莫大だ。
それを消化する、需要があるのだろう!
驚く国民の活力だ。
お豆腐は過っては零細な個人の製造だった。それを買うにはお鍋を持っていって”壱丁・弐丁”と買ったものだ。
今では大企業の多量生産で製品はパック入りで”1箱・2箱”と購入。時代は変わった。大量生産→大量消費の時代だ。
納豆も色は黒いが大豆が原料で豆腐の仲間だ。
だいたいが関東の食べ物だった。関西ではネバネバガ好かれなかった。
軟らかく煮た大豆を藁に包む。暖かい部屋に収納。藁に付いていた納豆菌が発酵する。その食品性を保つためにわらに詰めて売られていた。しかし、スーパーで多量に売られ、大量生産に入るとスチロール容器で製造さる。今や全国的、国民の通常食品と成っている。
恐るべき企業の戦略とそれに乗っている国民の嗜好と購買力!
確かに納豆は栄養バランスを保ち、完全食品とも呼ばれる。
むし煮した大豆に培養された納豆菌を入れ醗酵室で保温される。
納豆菌は分裂過程で酵素を出す。酵素は整腸効果がある。
更に大豆にある、たんぱく質・糖質・脂質を分解。
納豆を食べると、生きた納豆菌と活性度の高い酵素を取る事になる。更にカルシューム・ビタミン=栄養成分えを含む。
消化酵素が含まれている。これにより、タンパク質がアミノ酸に分解され、人の血・肉の原料となる。
ネバネバはグルタミン酸である。胃壁を保護・腸管の働き・有害質を排泄し血管内の血栓を溶かす。
納豆の健康食品としてのpr。


6-7 戦没者の慰霊

2012年06月14日 | 身辺

海軍航空隊の雛鷲(→荒鷲)の揺籃の地に同期生で戦死した人の顕彰で慰霊碑が建てられている。
毎年「戦没者慰霊永代供養式」がその碑の前で行はれている。
八百名の同期で二百名の戦死者が出ている。
入隊は昭和18年4月。大東亜戦争で実戦に出たのは昭和19年末から終戦までの10ヶ月の短い期間だった。
戦後60有余年が過ぎているから大変な大昔のことだ。
戦後、生き残った友も多くは天寿を全うした。参列出来る人も年々減ってきた。車椅子も2名いた。近辺の者だろう!
参列者は体力・意力が充分健康な人たちだろう!
生命力はドンドン延びるが体力は老齢化しバランスが取れない。
ボケた者は来ていない。知力は充分だが運動器が衰えているのだ。
生存不適格者に生命力は不要では!これは長壽者の戯言だろう!
近況報告によると、「足腰が弱まる・寝たきり・老老介護・物忘れ・杖を付く・出無精」と歳相応の状況。
赤道下で星座を見ていたことも有った、人一倍俊敏な紅顔の飛行機搭乗員だった我々も昔の精彩は無い。
後数年、90歳に成るまでは集まろう!とビールで乾杯して来年の再開を約して解散した。


6-6 原子力村

2012年06月09日 | 社評

「大飯原発を再稼動すべき」と野田総理は断言さる。
政府の雰囲気は再稼動に」吹いていたが、最後の段はモヤモヤしていた。
夫々に曰く「地元の決定」「政府の決断」「ことしの夏は近畿圏は電力の不足は大だ」「節電は15%」「国民生活のリスク」
受益者の関西広域連合も再開反対だったが、「安全対策も限定的だから、夏場の需要期のみの限定稼動」と負け惜しみだ。
もしも、節電でこの夏の電力需給を乗り越えたら、大飯の原発は不要の証しと成っただろう!
大飯の再開・中止の常態は全国的の先例に成るだろう!
「(゜o゜)オーイ 大井 オオイイ 大飯は安全か?」
大飯に福島並の事故が起これば、被害住民は20k圏内では人口密度が福井が多いが、避難対策は?放射能が琵琶湖に及べば?
それを水源としている水道水に「家庭用浄水器」が必要。
福島原発事故で避難している人々は大変哀れなようだ!
街並み、建物は地震で破壊されて、復旧の目途は立っていない。
1年余、人の出入りが無い住居は湿りがちで居住性が全く無い。
耕作地・山林が放射能で汚染されているから農業は出来ない。
故郷・定住地から追放されるような事故は再び起こしてはならぬ!

全世界的に原子力産業はアメリカがオペレーションしている。日本でもその枠の中に居るのだから政府の対応も複雑だ。
日本の原子力村と称されるものは下記の勢力から成っている。

電力業界
原子炉メーカー
それの建設会社
原発輸出の商社
推進する、官、公 社 大学
応援を受ける議員
それと、米国の関与。

原子力のことを社会の消費・生産からのみで議論するのは如何か。
脱原発の野田政権の政策の転換では無いだろう!
世論は「原発の安全と利便」に就いては脱原発だろう!


6-5 即位60周年 祝う英国

2012年06月06日 | 身辺

めでたく即位60周年を迎えたイギリスのエリザベス女王。
セントポール大聖堂で記念式典が開催された。
国・国民を挙げて祝福している。
エリザベス女王は「自身謙虚にしてくれた。
大勢の家族・隣人・友人同士が幸せな雰囲気の中で祝ってくれたことに心を動かされた」と仰っている。

翻って昭和天皇の「在位60周年」の時にはいかに祝ったかと想起した。
記録に因ると☆天皇在位60周年記念式典☆
政府主催の天皇在位60周年記念式典が1986(昭和61)年4月29日午後、東京・両国の国技館に天皇陛下のほか皇太子殿下、常陸宮夫妻が臨席、閣僚、衆参国会議員が参集した。
一般参賀には、午前中に約6万3,200人、午後の記帳者を含めて約8万1,000人が皇居を訪れた。

天皇は、「式典は大変な警戒の中で行われたが、各界を代表する人たちが多数集まってくれ、総理はじめ心のこもった祝辞を寄せてくれて感無量であった」 と述べられた

テレビで見ると、英国民が賑やかに「女王のテームズ河」航行を歓送している。
それで、日本では如何に国民が派手に賑やいだかと思った。
両国民の振る舞いの違いが多少はあるようだ!