歌会始めは皇室の新年をを賀する和歌の会。毎年お題(兼題)が出され詠進歌が募集される。今年のお題は「笑み」
その模様はNHKで実況放送される。
天皇陛下を中心に皇族方、真ん中に歌を詠う人(被講所役)
左手に詠進歌を選出された一般市民10人・選者等が座っている。
女性の皇族方・女官達もカラフルないでたちで華やかな雰囲気。
伝統的な毎年定型のシーンだ。読み上げ方も同じ。大変物々しく、一定のリヅムがあり、悠長だ。
記録によると1267年の亀山天皇の時代から行うとある。
その当時は今の詠進の様に詠ったり話をしたりしていたのだろう。
数年前までは御製を始め文語調で歌の読み方・意味も一見では理解し難かったが、最近の文語調で解りよい。全般的に和歌の表現が変わってきたのか。
しかし、被講(読み上げ)される歌が多く且2回も読まれるので、悠長で最後に3回繰り返して講ぜられる天皇の御製までは時間がかかる。
(詳しくは宮内庁のHPに有り)
その「お題笑み」に因んで写真展が当地であった。
笑みが題材だから楽しい写真ばかり。
大笑いする写真もある。祭りのシーンが多くあり。祭りがこれほどま大衆を喜ばす効果は世の中にとって大きい存在だと感じた。
子供の笑みの写真も多くあったが表情が小さいと思った。最近大声で泣く子供を見ない。一般に子供は表情を出さなくなったのか。
このお題写真展を意識して撮ったのや、また、そうで無く撮ったのより選んだのが多いようだ。
中にお地蔵さんの笑顔が有った。「石の地蔵さんに話させる(犯罪の容疑者に自白させる」と捜査の比喩はある。
しかし、地蔵さんを笑わさせたのは誰だろう。
写真展に入選出来るような腕に成ることはいまさら期待は出来ないが和歌を勉強して歌会始の選歌に選ばれてこの行事に参加できたらと願う。しかし、これのほうが難しい事業だろう。
次のお題はルーズソックスです。港 ご期待