(NTT BCS) 硬派的社評漫筆+Rits

BCSでBlogの講習を受けTestで開始します。
硬派の漫筆的随想ですゆっくりお読み下さい。

海軍記念日

2006年05月28日 | 軍事

5月27日は「帝国海軍記念日」だった。
この意義については昨年の6/1付けのブログに書いた。
今年のこの日も例年のごとく昔の海軍飛行搭乗員は集まった。1杯飲んでご機嫌になると出るのが昔の軍歌。
なかんずく「軍艦マーチ」 海軍の軍歌演習では1・2番を歌ってから付言し歌うのが「防人(さきもり)の歌」である。
「海行かばみずつく屍(かばね)、山行かば草むす屍。
大君の幣(辺)にこそ死なめ、顧みはせじ
である。
戦時中には多く歌われた。伝統的に歌っていたので詳しい意味も知らずにきた。

「日本人の遺訓」でその出典を詳しく知った。
748年天平感宝元年に聖武天皇は大伴・佐伯の戦闘集団の氏族に宣命(勅語)を下し、「諸君を信頼している」とラブコールをしている。これを受けて、大伴家の首領家持は感動し、その句をそのまま引用して長歌を作った。万葉集18巻に残ってる。
宣命(勅語)では「顧みはせじ」は「のどには死なじ成っている。我々はどちらかの表現で歌っていた。余り深く意味はは考えなかった。
天皇の「のどには死なじ」とは「長閑(のどやか)に無事平穏な死に方はしない」即ち戦場では畳の上で死ぬようなことは出来ず山や野で戦死するだろうとの事、初めてその意味をしった。

一方家持は「顧みはせじ」と歌っている。その意は「出陣するが矢張りわが身・父母・妻子をかえりみる心の状態を克服し、決心して何者も顧みはしない」と勇んでいるのである。
大昔から出陣兵士の状況・心情は大東亜戦争の時代と替わりはなかった。

”海ゆかば水(み)漬(づ)く屍(かばね)
山ゆかば草むす屍
大君の辺(へ)にこそ死なめ
かへりみはせじ
のどに(長閑)には死なじ”

参考 万葉集に有る防人の詠える
 ”今日よりは顧みなくて大君のしこの御楯と出で立つ吾は”

  これを記載中に旅行誌が来た。その中に「家持」(ヤカモチ)に関する記事あり。746天平18年越中国(富山県)の高岡市に国守(知事)として赴任。5年間で223首の歌を詠んだ。几帳面に作詞の日付が付けてある。


お次のお題は”バエス・ノンノン・アルセ” です。后 ご期待
 


耐震偽装 余録”です。 控ご期待

2006年05月20日 | 社評

1 耐震強度偽装問題は新聞紙上を賑わした。
  市民は左程驚いていないようだ。
  まずは、地震は早々には起こらないだろうし、起きても自分の
  所には及ばないだろうと楽観視している。それもそうだ。毎日
  「何時、地震が来る」かとビクビクとして暮らすより明るく楽しく
  過ごしたい。 
2 建築審査は厳しくなった様なポーズを採られるようになった。
  民間の審査機構には役所から、数点の質問が来る。確認を
  出すのに時間が掛かるようになった。
  さの手法はライブドアの粉飾の手法と同じとの事。
  (ほりえもんも こんな事で引き合いにされて苦笑している)
3 マンション販売の市場は依然活発で購入予定者は「価格」が
  物件選びの第一条件。「販売者・耐久性」にも関心を少し持
  つようになった。 大手の不動産販売者に「大手だから安心」
  とお客が増えているようだ。
4 建築現場では「コストと工期」が以前と変わらず肝心との事。
  建築士の信頼は落ちた。建築士法の改正が提案されている
  が改革も難しいようで、現職では「これも対岸の火事 」と受
  け取られているようだ。
5 以上等は報道の記事から読んだ。文責は無いが、ありそうな
  ことだ。
  既に居住中で強度不足物件として立ち退きさせられた人々
  の救済策を重点的に配慮されるべきだ(私見です)

  お次のお題は”海軍記念日”です.. 鴻 ご期待。






 


地球環境

2006年05月15日 | 環境

自動車の走行ははまだまだ増える。排気からCO2が多量に空気中に出る。

大量生産の過程でエネルギーの消費、大量消費段階でのゴミの発生の処理等で空気が汚れる。

異常気象で夏は酷暑日が続き。冬は大雪がふる。地球の温暖化がすすむ。

その現象を直接目にすることも、体感することは無い。

一市民として異常気象の現実化には半信半疑だ。しかし世上各国でそうなると叫ばれている(米国は別)から地球温暖化になっているのだろう。

小泉首相は世の中、物が豊かになったから、心が貧しくなった.物が貧しくなったら心は豊かになる。「そんなこと無いでしょう」心も物も豊かなことが一番だ。とおっしゃった。

環境にマイナスだと理解していても、快適に暮らすことに慣れてしまうと、なかなか快適性を犠牲にする事ができない。

今の生活状態を維持して環境・空気を綺麗にすることに貢献することは有るだろう。

例えばウオーム・クールBzで室温を調整するとにより、地球の温暖化防止の一助となり且、電気や灯油の節約になり、家計にも貢献できる。

 おつぎのお題は”耐震偽装 余録”です。 控ご期待

 


戦友会

2006年05月10日 | 軍事

海軍攻撃第704飛行隊のことは昨年6月27日のブログに記載した。これの戦友会に参加した。
海軍攻撃第704飛行隊の文字を見るだけで往時を思い血沸き肉踊る想いがする。
人一倍敏捷だった少年飛行兵も終戦後60年経つと80歳付近になっている。戦中・戦後と色々な運命をたどって長寿だあったと、感慨の深いものがある。厳しかった戦争当時を顧みて語り合った。
老化の現象として「毛・歯・目」に出てくると称するが集まった人は一様に耳が遠くなっている(いやー近くなったいると表現すべきか)それと脚力。杖をつく人が多い。杖に頼らねばならぬ人は杖を歩いている限りは放せない。矢張り使わない状態に越したことは無い。持ち歩くのは面倒なことだろう。
終戦時に原隊が松島基地に有ったので開催地は東北地方で今年は日光で行った。東照宮を参詣・観光した。
敷地は広大だが建造物のスケールは外国の遺産には及ばぬ。

帰途に宇都宮駅で下車。駅前広場は広大でタクシー駐車場には多くの車。
隣接してデパートがあり、衣料品等々、商品が多数に展示。日本中どこでも同じ風景。
地下のスーパーマーケットは展示が綺麗で多品種。
栃木餃子をご当地名品にしている。横浜のシュウマイは夙に有名だが栃木餃子のことは聞いたことが有ったようにも思う。
土産物店街にも餃子店が軒を並べて居るのには驚く。
兎に角なんでも名物にしたら、それようの生産と消費が出来るから結構な事だ。その企画性に着目。

つぎのお題は”地球環境”です。 広 ご期待


助数詞 again

2006年05月04日 | Weblog

1月9日に、書いた助数詞の続編。
ちくま新書で「数え方でみがく日本語・飯田朝子」があった。
これは、前掲のNHKの教養番組にでた飯田講師の単行本と知る。放送でも明るくはきはきした語り口で解りやすく、内容的にも興味が深かったのが読んでみようと思った1因。
NHKのテキストよりは内容豊富だ。

 前述した日本語と英語での助数詞の違いで付言する。
 (日本語)  (英語)      (日本語で表現)
 鉛筆1本   (a pencil)       A鉛筆  
 鉛筆2本   (2 pencils)    2鉛筆s

 本1冊     (a book)              A本
   本2冊        (2 books)     2本s

上記の例で示したが英語では数の後にはなにも(冊とか個)をつけなくても良いが(助数詞が無いので)、1本と2本では単数形・複数形と物の表示が違う。 
さらに英語では数えられるもの・数えれないものと区別しなければならぬ。それで、我々と概念が多少違うのであるが、数えられないものは初めから複数形が無いのでpiece/sheet/pair等を使って表現する。
このことは充分知っているはずだったが先述はしていなかった。
この本を読んで再認識した次第(英語は少し学んだ筈だが)

著者は”おわりに”で述べている。
数え方日本文化の中ではぐくんで来た。興味を持って「なんと数えるのか?こんな数え方をする理由は?」と考える。意外なルールを発見することもある。
そして、人に数え方の”威力""魅力”を伝えて。と結んでいる。

面白く読めるので興味を持たれたらご一読むを!

おつぎのお題は 戦友会です。更ごきたい


"偽装”

2006年05月03日 | 社評

偽装・粉飾・捏造と事件が多すぎる。
マンションの耐震偽装事件はうやむやに終わるかと見守っていたが、終に数名が逮捕された。

 ”別件で逮捕容疑を偽装する”と川柳で揶揄されている。警察・検察もいろいろ、ご事情が御ありでしょうが。
”建築審査の確認を民間に任せたのが悪かった”との言もある。
しからば、審査機構を許可しその運営を指導しなかった行政の責任は如何。又、もし、その設計確認を行政がしていて偽装を見破れなかったらその責任は国にあるのか?
マンションの耐用年数は30年だからその間に大きな地震が起こらなければその程度の建築でも良かったのだろう。地震発生の確率はどうだろうか。耐震性が規格適合していても、想定以上の大地震が起きればビルはつぶれる。地震の時期・場所・震度により被害は異なる。自然災害に会うかどうかは、交通事故に会うかどうかと似た様な運・不運だ。
設計・建設・販売と夫々の専門家が弱い耐震性を知らなかったとは通らぬ話だ。危険性はあっても安く住宅を供給しようと図った考慮もあったのだろう。
その関係者が”60キロの制限速度を数キロオーバーして走ることもあるでしょう”とは語るに落ちた。
総てグレーゾーンと表現出来る事項だってあるでしょう。
そして、古いマンションで現行の規格に適合しなくなったもの、また耐震性の弱い木造住宅などの対応は如何にするのか!
直ぐに立ち退きなさいとは全部には強制は出来ない。

自動車の車検は民間車検でズーット行っている。時々不正が新聞種になる。
民間に検査を委託するのは車検であれ、建築審査であれ不正が発生するから駄目だとは結論できないだろう。
また、三菱自動車の製造時の欠陥リコールは続々出てきたが、それで結果は終わったのか。他の自動車メーカーには同じような事態は無かったのだろうか。一人三菱自工の欠点のみでは無い様に思えるのだが。

金融業が成長し企業として社会的に認められてきた。テレビでも堂々とコマーシャルを流し”計画的に利用しよう”と滅茶苦茶な借り入れを抑制しているようだが、グレーゾーン金利・不法取立てと問題化している。が世間も行政も許容している。
  "ご利用は計画的になら借りぬ” (投稿の川柳)

政治資金・選挙費用(法定内)は如何。1億円の献金を出した人が有罪となったが、受けた元総理はどう処理したかご記憶が無いとのこと。又その席に居たと言われた人々も知らないと白を切ってお咎めなし。不思議なことだ。

また堂々たる銀行の地位利用の強制的金融商品の押し付け・生命・損害保険会社の保険金の不正的な支払い拒否。
信用される大企業の仕草とはとても思えない。

不法占拠 不法投棄 ライブドア 官製f談合 BSE等も不可解だ。

しかし、国の行っている最高の偽装は自衛隊の存在だ。憲法に違反しているのを解釈流用でその場しのぎだ。憲法を自衛隊の存在の必要性に応じて改正すべきだ。そして、現状で防衛庁を陸軍省・海軍省に名称を偽称しようと言っている。

まだまだ似たような事態が多くある。しかし、偽装社会で日本が経済的にも発展して来たのだからそれらの偽装がずべて悪とも言えないのだろう。
グレーゾーンの偽装は真装で国民的な了解事項ではないか!

お次のお題は”数助詞 again”です。 皇 ご期待

 

 

 

 


号外 5月になって

2006年05月01日 | 身辺

4月中は通常以上に寒く感ぜられた。予報では5月の温度は平年並みとの事。去年の6月のブログにも「寒かった4・5月」と書いている。異常気象になっているのだろうか?
そうこう言っている間に暑い熱い季節になるのだが。

当地のシニア向けのHPが開設以来アクセスカウントが5万をオーバーしたと関係者が喜んでいた。30ヶ月懸かっている。
このブログもプロバイダーのGoo社から、毎日のアクセス状況と5日分の集計数が知らされる。日々に更新される。
それで、5万アクセスのことから、このブログの開設以来の総アクセス数の記録をGoo社に問い合わせたが「それの記録は無い。ご質問により、将来的な参考意見とする」と回答あり。
3月半ばより記録しだした。3月は12~30までで359件のアクセス。4月は852件あった。それで推計すると1年間で9000件程のアクセスと思えた。5万まではもう4~5年間続けねばならぬ勘定だ。
知力・体力・生命力が続くだろうか!♪日本の何処かで~」
読まれているのだから、一大目標として5万件達成したい。

読者の皆さん江 内容の平凡なブログにお眼通しして戴き御礼申します。ご批評・ご意見を是非コメントしてください。紙面が賑やかになり、当方の励みになります。
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