厚労省の村木元局長が無罪の判決。
大阪地裁は検察の取調べを問題化した。
(公正な判決だろうが、何か、政治匂を感ずる!)
元々、郵便料金を免れた事件での捜査で厚労省で下記の疑惑が発生。
「実態の無い障害者団体が郵便割引に要する証明書を厚労省に発行させるために、国会議員に口ぞえをたのんだ」
国会議員の関与している事件を取り上げた大阪地検の特捜部の見識・気概は多いに評価されよう!
障害者団凛の会(倉沢会長=元石井議員の私設秘書)が石井議員に「証明書を厚労省に発行させる」ことを依頼。
石井氏は同省の障害保健福祉部の部長(現「福祉医療機構」理事)に、証明書発行を要望。それをを受け、「議員案件」として
当時の村木企画課長に依頼。同課上村係長が対応。
証明書は発行され、有効に使用された。
検事の調査で、係長は始めは「村木課長の命」と供述。公判で「指示が有ったか覚えていない」と「独断でした」と宣言。
一係長の判断で証明書は発行され、出されたのか?
上村氏が自らの悟りか、誰かからのキョウソか自分一人で罪を被った、様だ!
上村係長の上司=課長・部長・局長・次官の監督責任は如何?
村木氏は逮捕時は局長であった、キャリア官僚として将来を嘱望された人物(無罪判決を受けて復職とのこと)
【以下は赤旗からの転載】
政治家の関与も明らかになっている。
民主党の牧義夫衆院議員は、凛の会から名称が変わった「白山会」守田義国会長と深いつきあい。
07年1月、白山会のDMの返送先が障害者団体とは関係のない大手家電量販会社「ベスト電器」になっていたため、発送を拒否さた。
この時、牧議員は守田氏の陳情を受け、議員秘書が日本郵政公社の関東支社を訪問、発送できるよう働きかけた。
08年5月の衆院経済産業委員会で、牧議員は白山会とライバル関係にある団体のDMを掲げ、「社会福祉の名を借りた商売が横行している」などと批判する質問を行った。
牧議員が支部長の「民主党愛知県第4区総支部」は7、8年に、守田社長の信用調査会社から計24万円の献金を受けている。
自民党の来代勝彦都議(港区選出)は、障害者団体「健康フォーラム」代表の菊田利雄氏から団体認定で口添えを依頼され、港区の担当者に電話。同氏から、36万円を受領している。
郵便局が不正を見逃してきた背景には、郵政民営化で各支店に発送量のノルマが課せられていたことが指摘されている。
通常なら1通120円が8円で送れるこの制度。大阪の広告会社「新生企業」(現・伸正)が07年までの4年間に不正に免れた額は約130億円にのぼるといわれている。利用した顧客はベスト電器など大企業。
厚労省の内部の事務決済機構、払われなかった郵送費の損害賠償等の結末を検察当局に期待したい。
(これで、政治決着となるのか!)
___________________
アクセス・ランキング 70位です。
上下します。25のアクセスが有ると40位に躍進です。
記事には更なるUPをはかります。ご協力をお願いします!
ランクUPに タイトルは”硬派的社評漫筆” です。.