八月七日1時過ぎまでN病院の内科で定期の診察。薬の受取。
その後、図書館に寄り、週刊誌を読む。
4時には帰宅と思い、3時過ぎにそこを、出る。
日陰を選び、電車の駅に向かう。
改札に行くために、エスカレーターに乗る。
半分ほど上がったところで、意識が失はれる。
右手はベルトにつかまる、必死に、倒れまいと防禦、したのだが、それまで。
2,3段下がって、仰向きに倒れたようだ。
*治療室で
体の右はエスカレータの側面に沿って落ちたので打撲は無い。左は無抵抗に倒れた。から、左臀部で衝撃を受けた。
臀部は肉付きが良いので、先ずは衝撃が緩衝されただろう。
次いで、左胴体が当たった。ここに打撲があった。
そして、頭。無防禦にぶっけたので、左に3条の切り傷。出血。
*以下は、伝聞による。
先ず、倒れた状態を知りたく電車の駅事務所に聞く。
そこは市の道路管理課の管理部面だ。同課で聞くと「倒れた人の乗っているエスカレーターは危険と思って誰かが非常停止ボタンを押した」との事。
倒れたわが身はそこに居た人々と電車の職員が、エスカレーターの上方に運んだようだ。そこでは、座っていたのか、寝かされていたのか、誰か介護をしてくれたのか、多いな疑問である。救助してくれた人にお礼を言いたい。
近くに交番があり、その時の状況を把握しているだろうと言う人有り、問い合わせるも「事件性が無いので此方では知らない」とのこと。
倒れて、救急車に乗るまで、救助してくれた人は不明だ。
また、エスカレーターが緊急停止されたので、道路管理課がこれの再点検を為し、流れた血を清掃して、再稼働をした。
次に中央消防署で救急車での搬送について聞く。
15:44 救急の電話が入る(連絡した人の個人情報は法律で公開は出来ないとの事。これは謝礼をする、または、それを要求されるの弊害を防ぐための様。人間総てが善意では無いのだから)
救急の無線指令が発せられ、タクシーの無線配車と同様に近くに救急車が丁度いたので好都合に、早く
15:48 救急車 到着した。
15:55 N救急・救命センターに搬入された。
倒れて救急の病室に寝ている時刻まで気が失はれていたので如何に車に乗ったかは、知らない。
しかし、救急車では此方の名前は記録されているので、乗車後に、多少は話は出来ていたのだろうか?
それとも、後刻病院から此方の情報は伝えられたのか。
その救急車は偶々その近くを通行中の他の消防署の車で、ここの中央署には駐在しては居ないとの事。
「我々は救急の任務で動いているのだから、救助された事態を気にしてもらう必要は無い」
「それも理解できる。ただ、その時の担当者にお礼を述べておいて頂きたい」
「了解しました」
消防局の職員が偶々、そこに出会わせていたとのことをここで聞く。適確な処置をしてくれたのだろうが、同上のような理由で詳細は説明されなかった。
*気が付きゃ
N病院の緊急・救命センターの治療室のベット上。
「頭に傷があるから、麻酔をして、縫合をする」と聞こえた。
(それまで、医師との交渉はあったようで、意識は取り戻していたが、会話には成り立たなかった、とのこと。
麻酔の注射の記憶は無い。縫合も最後の方でチクリト針の刺さるのを感ずる。そして、糸がズルズルと皮膚を通る音が頭で体感した。
電話番号を正確に伝えている。これを含んで個人情報をどうして伝えたのだろうか。果たして口頭でだろうか!
それとも、胸ポケットにN病院の診察券が入っていたから、自身で取り出し、医師側に示したのか?又は薬の包みの中に診察料の支払い伝票・薬局の領収書があったのでこを見つけて情報を得たのか?病院側も口を閉ざしているので詳細は不明。
家に電話されているが生憎留守で、留守電に記録されていた。
家人は帰宅後直ぐにはそれを聞いては居ない。
再三病院からの電話のコールにやっと出て「救急病棟に緊急入院した」と聞いたようだ。
そこで、入院時の非常持ち出し用品を携えて病院に来る。
家族が来たときには、治療室を出て、緊急棟の病室にいた。
看護婦さんが説明をしているのがカーテン越しに聞こえた。ので「あー、来てクレタナー」と安心する。
ベットでは倒れた時の服装で寝ている。上の開襟シャツは頭の出血で・ズボンはオイルで大変汚れた状態。それは脱ぐ。下着もパジャマに着替える。その時に打ち身の状態を知り、臀部・胴体の治療が為された。
夕食時間だ。病院食は当然出ない。付き添う家族が弁当を持参しているのでそれを一口、二口食べる。それで満腹。
翌日の食事の好みを看護婦さんが聞くので「朝はパン、あとはお粥食」と言う。「さー、締め切り後だから、ご希望が受理されるだろうか」と言った。しかし翌日の食事はそうなっていた。
それで、十日(土日が入るので)まで経過の観察。
完全看護だから、付き添えは不要の病院システムだが緊急入院の場合は付き添うべきのようだ。その人の用に簡易のベッドが搬入された。
十一日・月曜日に再度CT検査をして、結果判定で退院となる。
十四日に再度「CT」検査をなし、現在は脳に異常はなしとの診断。
九月二日「M.R.I」の検査を予約さる。検査の結果は、失神状態でも頭を打った事でも脳に後遺症は残っていない。
脳外科では、診療をこれで、健全として完了する。
以降、脚がフラツクノで三半規管の検査・神経内科の診察を受けるが異常は無いとの事。
本の知識によると、矢張り運動神経が侵されたようだ。
又、平衡感覚、運動機能は衰えたようだ
しかし、加齢の状態で歩行がふらつくのだろうか!
歳相応の肉体状態だろうか”!
路上で倒れるなんて。わが身では勿論、初めてのことだし、あまり聞いたことが無い。飛んでも無いことに遭遇したもんだ。
しかし、善意の積極的な人々に救急応対をうけ、病院に搬送され、身体上は骨折・痴呆にもならなかったのは、幸運だった。
わが身に起こったことの医学的説明
失神(ウイキペディアより抜粋)
脳幹の血流が瞬間的に遮断されることによっておこる一過性の瞬間的な意識消失発作である。通常は数分で回復し、意識障害などの後遺症を起こすことはない。失神の発作は、立っている時に起こることが多い。突然、姿勢維持筋緊張が消失するためこころんで外傷を負う。
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