大阪龍馬会

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浜田浩造さん没後10年展 銅像に躍動感 高知で22日まで

2011-05-11 13:00:00 | 展示会・イベント
 坂本龍馬ら幕末志士が並ぶ「維新の門群像」(梼原町)や、右手を力強く構えた岩崎弥太郎像(安芸市)など、郷土の偉人像25体を残した高知市出身の銅像作家・浜田浩造さん(1940-2001)の没後10周年特別展が、高知市上町の市立龍馬の生まれたまち記念館で開かれている。22日まで。

 浜田さんは日大芸術学部を卒業後、彫刻家などとして活躍した父・川島三郎さんの吉村虎太郎像(津野町)制作を手伝ったのがきっかけで銅像作家に。直立で無表情だったそれまでの銅像イメージを一新し、表情、動きに躍動感のある作品を次々と発表した。

 その制作過程は緻密。まず筋肉の動きまで再現した全裸の原型を粘土で作り、その上から着物やよろいを重ねる。時代背景や人柄などを調べた上でポーズを考案。遺作となった高知市の五台山山頂にある元首相・浜口雄幸像は、大腸がんと闘いながら作り上げた。

 会場には石こう型やイラストなどを展示。高校時代の同級生で、弥太郎像のモデルを務めた高知市大津乙の菓子製造会社社長、野村純司さん(70)は、デッサン時には着物姿で扇風機の風を受けながらポーズを取ったといい、「繊細かつ感情豊かな人柄が、どの作品にも表れている」と懐かしんだ。

 会場には高知市のイラストレーター藤本知子さんが、浜田さんの銅像を描いた墨絵8点も展示されている。入場料300円。14日午後1時半~同4時には、龍馬らの胸像(高さ約10センチ)を作る教室を開く。参加費800円、定員20人で事前申し込みが必要。問い合わせは同記念館(088・820・1115)。

5/10 読売新聞


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