ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

銀ブラ

2010-05-05 22:58:38 | Weblog
GW中に、めずらしく銀座を歩く機会があった。
目的地があっての通り道だったので、お店に寄ったわけではないけど、
久しぶりに歩行者天国を歩いて、東京の休日という気分を味わった。

それにしても、歩いていて聞こえて来る言葉には中国語が多い。

まず、観光バスが銀座に乗り付けるなんて、なんだか違和感がある。
すごく見慣れない感じがする。

そして、大声で話しながら、高級店から出て来る中国人の多いこと。
しかも、短パンにTシャツみたいな格好で出て来る。

いやいや、ここは高級宝飾店なんだから、
それなりの格好をしていないと、場違いもはなはだしいでしょう、
という感覚は、きっと彼らにはない。

なんだか、すごくがっかりした。

バブル期の日本人のように、ブランドで頭から足先までかためろ、とは言わない。
でも、高級店に入る時は、それなにりに、というか、普通にこぎれいな格好をしていてほしい。
中国人のおじさんが、Tシャツの裾から手を突っ込んで、
お腹をぼりぼりかきながら出てくる、という図は、勘弁してほしい。
ここは王府井ではなく、銀座なんだ!

そして、改めて、中国人観光客が増えることにイヤな気持ちをもった。

私の感覚が古いんだろうと思う。
私が思う、銀座はこうあってほしい、という時代はすでに過ぎた。

でも、ここはやはり日本だから、どこの国の人であっても、
最低限の日本的な礼節があってほしい、とも思う。

もう当分、銀座に行く気にはなれない。
銀ブラ、は、過去のものなのだなあ。さびしい。


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