ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

今宵の月 5

2011-01-17 23:50:36 | Weblog
別に月フェチではないのだが、1月17日23時50分の月。



月というと、私は「コヤ・ライミ」を想う。
南米に栄えたインカ帝国では、皇帝が太陽で、お妃さまが月だった。
毎年9月、お妃さまである月の祭り「コヤ・ライミ」が催されたという。

もちろん、見たことはない。
どんなお祭りなのかもよく知らない。

でも、インカ帝国のお話に興味を持っていた小学生のころ、
アンデスの高地から眺める月は、どれだけ近く見えるだろうか、と想像した。

太陽は、まぶしすぎて見ることができない。
でも月は、きっとやさしくよりそう存在だったのではないか。

むかし、臆せず想像の羽をのばしていたころのことを、ふと思い出した。


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