ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

すれ違い

2012-05-23 22:07:46 | Weblog
久しぶりに定時に会社を出て、家で夕飯を食べた。
やっぱり家はいいなあ。借家だけど。

いまの中国の会社には、片付けや掃除をしてくれる「アーイーさん」がいる。
上海人のおばさんで、話し方はちょっと乱暴だけれど、とてもやさしい。

そして、このアーイーさん、ものすごい社内の情報通だ。
誰が誰とケンカした。誰が誰の悪口を言ってた。
本当によく知っている。

最近はよく、優しい言葉をかけてもらえる。
だからきっと、裏ではもっと私に対する風当たりが強いってことなんだろうと思う。

国籍の壁は越えられるのかなあ、と思い、
最終的な問題は、上海人と日本人の違いにあるのではなくて、
日本人同士の価値観の違いに大きく影響されてると、つくづく思う。

バブル組とバブルなんて知らない組。
その差は大きくて、ここ上海でもいろいろな軋轢を生む。
上海に来てまで・・・。まったく。

日本人は日本人同士でかたまる、と、よく外国人から言われるけれど、
別に日本人なら誰でもいい、ってわけじゃない。
気が合う人なら、価値観が合う人なら、国籍なんて関係ない。
ただ、言語伝達力の限界があるゆえに、わかり合える確率が日本人のほうが高い。
それだけのことだ。

日本人だからっていうだけで、年齢が上だっていうだけで、
無条件に尊敬したりなんか、日本人同士だってしない。
単なるプライドのすれ違いにすぎないって、わかってるんだけどなあ。


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