ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

端午節小旅行 その4 ユ源 

2012-06-25 16:49:41 | Weblog
前半の寺めぐりが終了して、ここからは古鎮めぐり。

寧波中心バスターミナルから武義に向けて出発。チケットは92元。
バスターミナルは、昔に比べてかなりきれいになった。



武義からはタクシーで古鎮の俞源へ。
江南の古鎮では、たいてい村の真ん中に川が流れていて、その両岸に人家が連なる。

雨がますます本降り。苔むした石畳はすべる。



だいたい村の有力な家の宗廟を中心に、村の祭りが行われ、
ここは、いまでも村の祭りを残しているらしい。
とはいえ、きっと一度は文革で途切れただろう。

舞台の裏側には、「労働が世界を創造する」の文字。
まあ、そうなんだけどさ、わざわざここに書かなくたって。



こんなに趣のある、素敵な舞台なんだから。



そして、迷路のような路地を歩くと、いい感じの建物がたくさんある。





中をのぞくと、何百年も前から続く村の人の生活が少し見える。
やっぱり道教の影響が強いみたいだ。



いずれ食す鶏と見つめ合うおじいさん。



いろんな路地。

 

ひょうたんが掛けられている。



家の中では、安全ピンを作る内職が盛んに行われていた。
目が悪くなりそう。



街角に似合うのは、子どもとお年寄り。



鶏も雨宿り。



お社。道教なんだか仏教なんだか・・・。
どっちかというと道教だったのか。よくわからない。



ぐっとくる石垣。
私は城壁フェチだから、こういうのはたまらない。



どんな人が住んでいるんだろうなあ。



ぶらぶら歩いていたら、畑に出てしまった。



主に清代につくられた建物は、細かいところまで凝っている。



柱にも見事な透かし彫りがあった。



端午節だからか、軒先にちまきが吊るされていた。
これは、ねずみ対策か。



観光客もほとんどいなくて、静かで非常にいい雰囲気だったので、
もっともっと長居したかったのだが、
あまりの大雨で、靴がぐっしょりになったので、武義に戻ることにした。

ホテルはあてがないのでタクシーの運転手さんに、
「バスターミナルに近くて、比較的きれいなホテルに連れて行って」とお願いし、
新しく出来たばかりのホテル、佰年尚庭酒店に連れて行ってもらった。

ホテルにチェックインし、
カウンターで夕食のレストランをおすすめしてもらった。

レストランまで、5分の散歩。
武義の市内を流れる川も濁流状態だった。
が、釣りをしているおじさんがいた。
網でさら~っとすくっているだけで、小魚がたくさんとれる。



郷土料理のレストランに入り、地ビールを頼んだ。
千古島ビール。あっさりしていて、度数も低い。



さきほどおじさんが川ですくっていたような小魚たちの料理。



骨がやわらかくて美味しかった。
ただし、鶏肉は、骨付きで出てくるので食べづらい。
中国人は、骨をしゃぶるのが好きだからなあ。


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