今日、小学生のころに使っていたピアノの楽譜を開いたら、
たぶん母がはさんだのだと思うコピーが出てきた。
グスタフ・マーラーの「さすらう若者の歌」という歌詞で、
マーラーが25歳のときに完成させたと言われているもの。
4曲からなっている。
第1曲「恋人の婚礼の時」
第2曲「朝の野を歩けば」
第3曲「僕の胸の中には燃える剣が」
第4曲「恋人の青い瞳」
読むほどに、母が好きそうな歌詞だなあと思った。
特に第2曲の最後に、どんなにこの世に美しいものがあっても、
自分のもとにそれが訪れることはない、というようなことが書かれていて、
第3曲の最初の部分に、胸の中にはナイフがあって、
それが痛くてたまらない、という部分。
そして、第4曲の最後に、またこの世のすべてが美しく見えた、
という心が突き抜けた印象を受ける部分。
母は、いつか私がこの詩を読むと思って、はさんでおいたのだろうと思う。
すっかり思惑通りになったし、私もいい詩だと思った。
きっと何度も読み返すことになるだろう。
たぶん母がはさんだのだと思うコピーが出てきた。
グスタフ・マーラーの「さすらう若者の歌」という歌詞で、
マーラーが25歳のときに完成させたと言われているもの。
4曲からなっている。
第1曲「恋人の婚礼の時」
第2曲「朝の野を歩けば」
第3曲「僕の胸の中には燃える剣が」
第4曲「恋人の青い瞳」
読むほどに、母が好きそうな歌詞だなあと思った。
特に第2曲の最後に、どんなにこの世に美しいものがあっても、
自分のもとにそれが訪れることはない、というようなことが書かれていて、
第3曲の最初の部分に、胸の中にはナイフがあって、
それが痛くてたまらない、という部分。
そして、第4曲の最後に、またこの世のすべてが美しく見えた、
という心が突き抜けた印象を受ける部分。
母は、いつか私がこの詩を読むと思って、はさんでおいたのだろうと思う。
すっかり思惑通りになったし、私もいい詩だと思った。
きっと何度も読み返すことになるだろう。