ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

端午節小旅行 その2 天台 

2012-06-25 14:21:15 | Weblog
6月22日(金)、朝8時10分発の長距離バスで天台へ。
寧波中心バスターミナルから天台へは、行きが51元、帰りが52元だった。

天台バスターミナルからは、タクシーを拾って天台山へ。

最澄が修業をした天台宗の総本山。国清寺。



静謐な空気が流れる、きれいなところだった。

おそらく地元の人だろうと思うが、ちゃんとお参りに訪れている。
仏様を拝む方法は、日本人と中国人は違う。
中国人は仏像の前では、ひざまづいておじぎをする。



非常にきれいな玉の仏様がいらした。



本堂もいいんだけど、生活空間が垣間見える裏方にやはり惹かれる。



どこもきれいに掃除されていた。

  

なかなか日本人好みの落ち着いたお寺だった。



やっと最澄さんの痕跡を発見。石碑に名前が彫られていた。



遠くに塔が見える。



むかしは本当に広い敷地をもっていたのだろう。
江南地方らしく蓮華の鉢がたくさんあった。



ここの羅漢堂はすごい。本当に生きているみたいだ。



お坊さんも花の写真を撮る。



観光地でもあるんだけど、お坊さんの生活がひっそりと続いている感じで、
すごくいい雰囲気のお寺だ。

蓮は美しい。



樹々も美しい。



共産党の時代になって、宗教はいろいろと難しいところもあると思うけど、
それでもここは、静かに守られ続けている何かがあるような、
幸せで静謐な空気が流れていた。

下山して、タクシーの運転手さんに教えてもらった食堂へ。
ここから食材を選び、調理法を指定して、注文する。これまた難易度高!



なぜかハルピンビールとともに料理をいただく。昼からビール。
お参りしたばかりなのに、まったく生臭だ。
一番美味しかったのは、この料理。
丸く見えるのは餅。



バスターミナルに戻る道すがら、天台の街にも気になる路地を発見。入るべし。



いい感じの古民家。

 

中に入ると、なんと四合院だった。



四合院というと、私は北京を思い出す。
北京ではほとんど壊されてしまった四合院が、
近代化される天台の街の一角に、ひっそりと残っていた。感動。

古い路地につきものの駄菓子屋。



「一条狗汪汪叫着」とつぶやきたくなった人は、私と同じ中国語のテキストで勉強した経験がある人だろう。



共同の風呂場。



さて、天台から寧波に向けてバスで帰る。
バスターミナルは人が少なめだったけど、バスは満席だった。



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