ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

ある人の基地移転問題への意見

2010-04-11 22:28:48 | Weblog
今日、新宿に向かう電車の中で、
若いカップルが普天間基地の移設問題について語っていた。

シブい会話をしているな、と思って、聞き耳を立ててしまった。
まあ、わりと大きな声で話していたので、
ヘッドフォンから聞こえる音楽よりも、よく聞こえただけなんだけど。

ひとしきり現状についての分析が終わったあと、
女性が、「ならさ、硫黄島あたりの無人島を一個、あげちゃえばいいじゃない。
住民がいるところに基地をつくるから問題なんでしょ」と、
一件落着!といった雰囲気で締めくくった。

私はまず、
硫黄島について思い入れのあるお年寄りが聞いたら、怒るだろうな。
と、思った。

次に、
火山だから一般人は立ち入りができないけど、
すでに自衛隊の基地があるくらいだから、それもアリか。
というか、こんな発想、政治家には出てこないだろうし、
こわくて公言できないよな。
と思って、なんだか面白くなった。

地の利という問題があるので、
なかなか基地問題は難しいと思うけれど、
普通の電車の中で、こんな自由な会話ができる日本は、
やはり平和だと思う。


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