ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

もうすぐ旧正月

2009-01-24 13:39:20 | Weblog
今年の中国の春節は、1月26日。
旧暦のお正月は、毎年日付が変わるので、経済から見ると少し不便。
世界の先進国とお休みがずれるので、スケジュールを組むのも少し手間がかかる。

でも、私はなんとなく旧暦が好き。
これは、もしかしたら、農耕民族の血のせいかもしれない。

10年ほど前に、仕事でお世話になっているデザイナーさんに、私の四柱推命をみてもらった。
四柱推命はその人の趣味で、当時すでに3000人以上のサンプルがあるということだった。
統計学的にある程度の信憑性のあることを聞けるような気がして、案外素直に話が聞けた。

記憶に残っている話はいくつかあるのだけど、
そのうち、一番しっくりきたのは「空亡」のこと。

私は毎年およそ12月と1月が「空亡」時期なので、
その間は、なんとなく心の中がもやもやするし、気もそぞろになってしまうことが多いから、
普段ではあまりしないような、うっかりミスが出やすくなるので注意したほうがいいよ、
本当は旧正月が境になるんだけど、毎年1月下旬か2月上旬くらいに旧正月はくるから、
だいたいの目安は節分ね。
と言われた。

私は、幼い頃からいつも年末年始にプチ鬱になっていた。
そして、それは今日まで続いている。

それが、旧正月の頃になると、頭の中がすっきりして気分も爽快になる。
話を聞いた当時は、単に忘年会と新年会のお酒ボケではないかと思っていたけど、
そんな機会がめっきり減ってからも、同じリズムが続いているから、
そうかもしれない、と思っている。

旧暦は、そもそも農業において、お米がちゃんと育つように、
自然のリズムを暦に置き換えたもの。
人間だって、宇宙のリズムの中で生きているのだから、
同じような周期の影響を受けていても当然だと思う。

では、なぜ、私の生まれた年月日で、空亡の時期が決まるのか。
これは、大昔からの統計学の結果ということなのだろうか。
一年を振り返って自重するという意味では、
とてもいいタイミングなんだけど・・・、
年末年始は、細かい仕事や急ぎの仕事も多いので、
できれば、空亡は違う時期に来て欲しかったと思う。

そして今、明後日が旧正月。
頭の中はかなりスッキリしている。
よいお年を。