先週の土曜日は日本の美を満喫してきました
午前中に行った山種美術館といい、午後大雨の中に行った日本近代文学館といいよかったです
さて、今日は山種美術館に行ったときの感想をお話ししましょう
テーマは「百花繚乱」ということで四季の花がテーマでした
結果は素晴らしいものでした
たとえば上の奥村 土牛の「吉野」や
こちらは、石田 武の「吉野」
よく見ると、木や桜の花びらが細密に描かれていて感激しました
また、下の速水 御舟の「春の宵」もよかった
一番よかったのは、ポスターにも載っている速水 御舟の「名樹散椿」の迫力と
牧 進の「寒庭聖雪」でした
牧の作品は貼り付けできませんでしたが障子の向こうに庭があり雪が積もっているのですが
竹と水仙の花が描かれていて手前に雀がたくさんいます
これがとてもよかった
お見せできないのが残念です
これらがすべて所蔵品ですからうらやましいです
日本人がいかに花や鳥を愛して絵をかいてきたかがよくわかる展覧会でした
また行きたいと思います
コンパクトな図録は1000円でとてもよく編集されていてお勧めです
最後におのおのの花の「花言葉」が出ていて面白かったです