猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

3月31日

2010-03-31 | 日記
今日は年度末。
わが組織では、人事異動が4月1日にあるため、バタバタあいさつ回りの方が多数。

普通の企業では、売上締切、請求締切、経費計上・・・・うむ忙しい・・・・

通常は、3月は卒業、入学、異動、引越、転勤、とにかく人が動く時期。
歓送迎会は多数・・・・
思いだすのは、地下鉄サリン事件。
スポーツも開始時期。相撲は大阪場所。
そして桜の咲き始める時期。

わが組織でも、異動した人、退職した人など多数いて、ちょっとさびしい気持ちになった。
しかし、あすは4月1日の新年度である。
気を引き締めて働こうと思う。

災い転じて福となす

2010-03-29 | 日記
大相撲春場所は、白鵬の13回目の優勝で幕を閉じた
今場所一番目立った力士はもちろんバルト

NHKのアナウンサーが面白いことを言っていた。
場所前にバルトは左手の親指の付け根を故障していた。
本来力の強いバルトはよつに組んでまわしを取ると有利だった。
ところが、手をケガしているので、組むのは止めて、突っ張ってゆく作戦に変更した。
そうしたら、今までに無い新しい相撲ができるようになり勝ち星を伸ばしていくことになったと。

新しいスタイルをマスターしたことになる。
災い転じて福となす。とはこのことだ。
手をかばって今まで通りのよつ相撲をしていたらおそらくここまで勝てなかっただろう。


14勝1敗。技能賞も獲得し、来場所は大関として土俵に上ることになる。
笑うととてもかわいいバルトに来場所も期待したい。

三十路の手習い

2010-03-28 | 日記
きのう、どうしても読みたくて、買ってきてあった八塩 圭子の「三十路の手習い」を読み終わった
32歳で一念発起して、法政大学の大学院に入学する。まだアナウンサーのころ。


私には忘れてしまった論文の書き方もわかったし、修士論文の作成でどんなに苦労したのかがリアルに書いてあって、とても面白かった。
彼女は学生2年目に仕事を辞めて結婚し、時間を工面することができたが、何回も添削し、論文の構成自体を修正し、やっと締め切り前日に提出。
それで終わりかと思いきや、発表会で教授陣から質問の嵐・・・・相当な努力をしている。

テレビ局にはブランドイメージが大切というテーマがある。
論文を作成するにあたり、2つのことが、学生のアンケートからわかったことが書いてある。
これが面白い!!!!

①テレビ局のイメージ分析
 NHKは報道。日本テレビは全体的に安定。TBSはドキュメンタリーや生活密着。
 フジはエンタメとスポーツ。テレ朝はイメージなし。テレビ東京は独創性。

②チャンネルサーチの順番(若い人)
  8→6→4→10か12
なるほど、うちと似ている。うちはこれにBSが入る。

彼女は、今後視聴者はデジタルへ移行すると同時にBS、CS、ネット経由などなど多極化する。
そして、いつも見ている番組を毎週見る習慣が日本人にはあると解析していた。
制作者の立場も理解しながらあくまで、視聴者の立場を尊重していてとてもよかった。
今後も期待したい人である。

お酒好きでワンチャン好きなところも気に行った




ジャカランダ

2010-03-28 | 日記
きのうの新聞に落合 恵子のコラムが載っていたが、テーマは「ジャカランダ」であった。
写真で見てからずっと憧れている木だと書いてある

この木は中南米原産のノウゼンカズラ科の落葉高木で高さ30メートルのものもある。
初夏に咲く紫色の香りの花をつける・・・・・
日本名はキリモドキという。確かに桐の花に似ている。


私の大好きな木であるが、日本にはあまりないが、ネットでは宮崎など暖かい地域で咲いているらしい。
どこで見たかというと、ワインが好きで南半球のオーストラリアと南アフリカに行った時に見た。
遠くから見てもすぐにわかる紫の大きな木。
そして、香りがよかった記憶がある。
木は人を幸せにする。


ほんとうは、今年の6月に南アフリカのワールドカップサッカーの試合を見ながら、ジャカランダの木も花も見ていたかもしれないが・・・・
いつか、また暖かい国へ行ったら是非見たい木のひとつである






風に舞いあがるビニールシート

2010-03-27 | 日記
久々にスカッとする短編小説を6つ読んだ
作者は森 絵都の「風に舞いあがるビニールシート」
タイトルの短編以外に5つが入っている。

文体もしっかりしているが、まず驚かされるのは状況設定が普通あまり考えてもみたことがないものばかりで興味をひくこと。
たとえば、仏像修復師やUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)など。

次に、オチがあるものが多いがさわやかな心に残るオチ(ラストシーン)であること。

最後に主人公たちが価値観にこだわっていること。人生にとって大切なものとはいったい何か?

今までに味わったことのない読後感でさわやかであった。お勧めである。