きのう、おとといと2日続けて秋葉原に「ビブリオ・バトル2013」を初めて見に行った
運営場所や方法は改善の余地があると思ったが、若者の本に対する熱い気持ちが伝わってきた
まず、土曜日は高校生の首都圏決戦
地下の準決勝から始めて見た
5つのブースに別れ、各々5名から6名の中から一番読みたいと思った本・人に手をあげる
発表者はひとり5分で説明し3分間の質疑応答時間がある
決勝は1階フロアーに移動して各ブースのナンバーワンが5名壇上で発表する
同じ本の内容を別の言い方でもよいので自分の言葉で発表する
優秀賞は成城高校の男性でゲーテの「ファウスト」だった
すごいのは、同じ本を集英社や岩波文庫など3社で読んでいて各々解釈が違うところ
そして漫画でも読んでいて都合4つのファウストを読んでいることだった
準決勝では発表の仕方がわかりにくかったりするが、やはり熱意を感じる人がよいことがわかった
日曜日の大学生は先生の応援は少なく友人の応援が多かった
セミナーなどで発表していて、決勝に進んだ5名はほとんど5分ぴったりで発表を終えていた
今回一番聞きたかったのは理系の本をいかにわかりやすく発表してくれるかだった
生物学や宇宙飛行士の話しは面白く興味を持った
優勝は宇宙飛行士のドキュメントを語った学生だった
宇宙飛行士に必要な能力は「人間力」だった
私が好きだったのは福山市の大学生の物語だった
思わず本屋で買ってしまった
作者は映画ボーン・コレクターで有名なジェフェリー・ディーヴァーだった
まったく知らずそのお勧め本を買った
タイトルは「クリスマス・プレゼント」という短編集だ
さてどんなどんでん返しが待っているのか期待できる
それにしても世の中にはたくさん面白い本があることがわかりさらに読書に拍車がかかりそうだ