新聞の下段の広告にあったので、いてもたってもいられずとうとう買ってしまった
小澤 征爾指揮、サイトウキネン・オーケストラの演奏による
ブラームスの交響曲第1番ハ短調である
1月28日の朝刊には、このカーネギー・ホールでの公演で持病のヘルニアを悪化させたとある
また、担当医からは半年ほどのリハビリが必要だと
8月のサイトウ・キネン・フェスティバル松本に間に合うのか?
毎年、はらはらどきどきである
2年前、NHK-BSで見たサイトウキネンでのブラームスの2番が心に残っていた
今回は1番
このCDはもちろんライブで最後に聴衆の拍手が入っている
スタンディング・オベーションだったらしい
曲の構成としては1楽章からたんたんとゆっくりしたテンポだが、骨組みはがっしりとしている
少しずつ盛り上げていき、最終楽章のフィナーレで爆発する
その曲造りは、第2番の時と同じであった
なめらかな弦の響きと金管が織りなすブラームスがこんなにも美しいとは
聞き終わったときの余韻は格別なものであった
もし、DVDが発売されたら必ず買おうと思うほどのデキである