猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

K265 きらきら星変奏曲

2012-10-13 | ケッヘル
          


   最近はリラックスするためにモーツアルトを聴くことが多い
   特に菊池 洋子のCDがお気に入り

   最近買ったのは20番のピアノコンチェルトのCD
   一緒にきらきら星変奏曲(12曲)とソナタ第9番(K310)が入っている


                   

   彼女の音はしっかり1音1音大切にしていてツブがそろっていて聴きやすく
   独自のモーツアルト像が浮かんでくる
   とても柔らかく暖かなモーツアルトが浮かんでくる一方
   がっしりとしたイメージも湧いてくる

                   

   特に好きなのは、きらきら星変奏曲だ  
   こどもたちも知っているこの曲を転調していくリズムも変わる
   全12曲を聴いているとなぜかとても元気がでてくる
   後半になってくるとリズムもメロデイーのつけ方も複雑になってきて
   演奏者の技量がくっきりと浮かび上がってくる
   小さな曲ではあるが是非聴いていただきたい1曲である
   元題はフランスの歌「ああ、ママに言うわ」である



   


                   

お誕生日おめでとう・・・

2011-01-28 | ケッヘル
                                                           
                
                うっかりしていました
                昨日は、我がアマデウス様の誕生日でした
                J-WAVEの朝の番組で別所 哲也さんに言われて思い出しました
                1756年1月27日です
                今から255年前なんですね
                生誕250年のお祭りもおはや5年も前のことなんですね


                    

                きのうはお祝いにたくさん彼の曲を聞き
                安いハーフボトルのスパークリングワインで祝いました
                きっと彼も喜んでくれたでしょう

                            

                どの曲を聞こうか
                どんな雰囲気にしたいか
                ピアノ曲にするか
                ヴァイオリン曲にするか
                オペラアリアにするか
                序曲にするか
                コンチェルトにするか
                室内楽にするか
                シンフォニーにするか

                長調にするか
                短調にするか

                マンハイム・パリあたりにするか
                ウィーン時代にするか
                晩年にするか

                            

                とにかく曲を選ぶだけでもとても楽しい
                よい演奏もたくさんある
                それらが626曲もある
                実際にはそれ以上か

                でも彼がいなかったら、
                以降のベートーベンなどの音楽家にどのような影響があったのだろうか?
                生前の評判に比べると、現在はこんなにも有名になったが
                陰にはコンスタンツェと再婚した旦那の功績が大きいことを忘れてはなるまい

                            

                    

K299-その2

2010-12-09 | ケッヘル
                   

                仕事が多忙で少しイライラぎみのこのごろ
                気晴らしに帰りにブックオフでCDを買う

                         

                曲は前にも書いたモーツアルトの名曲
                「フルートとハープのための協奏曲 K299」
                今回は自分が15歳くらいからレコードで聴いていたもの
                そう名演奏である
                ランパル、ラスキーヌとパイヤールの組み合わせ

                         

                すごい
                すごく元気になった
                あっ、何か忘れていた大切なことを思い出したような瞬間

                まだ、自分にもこんなに元気になれるリラックス法があったのか
                心が洗われるというのは このことかと思った
                人生捨てたもんじゃない!!
                さあ明日もがんばろうと思う一瞬だった


                    


                ありがとさん
                アマデウス
                たしかあなたは、ビリヤードとワインが好きだったね
                今度ワインでも一緒に飲みに行こうぜ!!!!
                本当に元気になったよ!!!


                        

                        
                            

K537

2010-08-25 | ケッヘル
                   

1790年にフランクフルトでレオポルト2世の戴冠式の期間中に開催された
演奏会で初演された26番目のピアノコンチェルト。
シンプルな構造であるが、華麗で明るい(ニ長調)雰囲気がよい

                   

明るい曲が好きな私は特にこの曲にぞっこんである
メロデイーが覚えやすい
シンプル
明るい
カデンツアもシンプル


                   
なんか元気になれる
たかが32分間で・・・
幸せな気分になれる・・・・
これでいい

                   

次の27番のコンチェルトの重厚な重みとは裏腹なところがよい
陽と陰
彼らしいコントラスト
光と影
父の死の翌年で貧乏のドンゾコ状態のときの作曲
信じられない明るさ
なんでこんなに明るいの?

                   
ますます謎に包まれた彼
そんな彼にさらに興味をもつこのごろ・・・・

                   

K299

2010-07-24 | ケッヘル
                   

フルートはなじみのある楽器であるが、ハープとなると見たことも触ったこともない。
                      

気分転換によく聞く曲の中にモーツアルトの「フルートとハープのための協奏曲」K299がある。
1778年5月に彼が22歳のマンハイム・パリ旅行の時に書いた?書いてやった?曲。


                      

アマチュアフルーティストとその娘のために簡単に書いてやった曲。
ところがこれがなんとも美しい・・・・・
ハープ奏者の力量をためすためにもよく使われる曲。
シンプルだが、フルートとハープ奏者がうまくかみ合わないときらびやかに聞こえてこない。
シンプルだからすぐにボロがでてしまう。
第3楽章のカデンツア(2つの楽器のアドリブ)をきくと上手にかみあっているかすぐにわかる。
そして、全体のアンサンブルがまとまると、
小さな花弁の1枚1枚がきらきら輝き出し、おおきくて華麗な花が咲く。
その美しさといったら彼にしかできない、あたかも芳醇な香りのするワインのように・・・・・

                      

この年にパリ交響曲(K297)で大好評となったり、有名なヴァイオリンソナタ(K304)や
その前の年には素敵なジュノムコンチェルト(K271)を書いている。
しかし、7月3日に大切な母親をパリで亡くしてしまう悲劇があったことを忘れてはならない。
そんな1778年、22歳のときの作品である。