猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

嬉しいサプライズ

2013-05-05 | クラシック
             

     昨日も、有楽町の国際フォーラムに行って来た
     ラ・フォル・ジュルネの2日目だった
     思ったより空いているような気がした
     天気は快晴で気持ちがよい

               

     さて、昨日聴いてきたなかにラヴェルの管弦楽と協奏曲があった
     夜19時から大ホールでのコンサート

       亡き王女のためのパヴァーヌ
       ピアノ協奏曲ト長調(ピアノは小山 実稚恵さん)
       ラ・ヴァルス

     オーケストラは初めての来日のラムルー管弦楽団
     指揮はフェルサイ・カルイ


               

     ラヴェルは色彩の魔術師といわれるだけあって弦・木・管・打の音を様々きかせてくれる
     とてもいい演奏であった
     拍手が鳴りやまず、帰ろうとしたがコンマスが席を立たないのでおかしいなと思った
     普通はアンコールはやらない

     と思ったら通訳とルネ・マルタンが脇から出て来た
     そして、ラムルー管弦楽団と縁のある人がいたのだった
     2010年までの主席指揮者は佐渡 裕が務めていた
     そう、突然アンコールで彼が白いスーツで出て来たのだ
     場内は拍手喝采の嵐、ほんとうにビックリした
     演奏してくれたのはラヴェルの「ボレロ」
     やはり生で聴くと面白い曲だしラストへの盛り上げがとてもうまい
     たっぷり聴いて3000円は安い
     久しぶりに音楽を満喫した一日でした
     今日は最終日なので行ってきます


               

ロンドンの椿姫さん

2012-05-09 | クラシック
       

  たまたま、先日アンナ・ネトレプコのマノンの記事をネットで探していたら、
  ロンドン在住の日本人女性を見つけた
  彼女は毎日は書いていないがブログ歴7年とのことでした
  できるだけオペラの記事をわかりやすく書いているとのことでした
  ロンドンは日本に比べると相当チケットの値段が安いとのことでした
  オペラには和服で行くそうです

                 

  そこで丁寧に始めてコメントをいれたところ、返事が返ってきました
  もちろん自分のブログの中でのコメヘン(コメントの返事)でしたが

  丁寧な返事で感激しました
  60歳くらいの和服の似合う女性でした

  私の送ったコメントの中で、大好きなメッゾ・ソプラノのバルトリのファンだと書いてみました
  すると、返事の中に「私も好きです」と書いてあった
  びっくりしたのはその先の言葉
  「彼女はロンドンにも良く来ます。私は彼女の11月のリサイタルのチケットをもうすでに買いました」
  と書いてありびっくり
  もう11月のチケットを買ってあるのか
  すごいお金持ちだな

  ちなみに明日は、私も「夢遊病の娘」で好きになったD・フローレス主演のオペラを見に行くとか
  ほんとうにヨーロッパに在住のひとはうらやましい
  
  ああ、11月にロンドンに行きたいなあ・・・・

                 

マノン

2012-05-07 | クラシック
       

  久しぶりに、フィルムオペラを見に行った
  場所は、川崎の総合レジャー施設ラゾーナの中の109シネマ
  お題はマスネ作の「マノン」
  2回の休憩をはさみ約4時間の鑑賞であった

              

    演奏:NYメトロポリタン歌劇場管弦楽団
    指揮:ファビオ・ルイージ
    演出:ロラン・ペリー
    キャスト:マノン役アンナ・ネトレプコ
         デ・グリュー役ピヨートル・ペチャワ
         レスコー役パウロ・ジョット
         伯爵デ・グリュー役デイビッド・ピッチンガー 
         ギヨー役クリストフ・モンターニュ

              

  無邪気で小悪魔的な女性の一生というべきであろうか
  その役柄をアンナ・ネトレプコが演じた
  ちょっとお太り気味で、驚くほど首が太い彼女
  演技も歌もお上手でしたが、相手役のペチャワの方が一枚上手な感じでした
  シリアスな内容の中で、笑わせてくれる唯一の存在であったギヨー役のモンターニュが光っていました
  金持ちの女性好きなコミカルな爺さん役を見事に演じてくれました
  プライベートでは手品の名人だとかで、OFFでもみんなの人気者です
  こういう爺さんになりたいなと思う次第でした

  ナトレプコは41歳ですが、インタヴューではオチャメな部分も出してかわいい感じでした
  衣装は全部で6回も替えていました
  中でも上記写真のパリ社交界での衣装がきれいでした
  ピンクと白のドレスに鳥の羽根をイメージした帽子が最高でした

       

  チケットは3500円ですが、満足の一日でした
  会場はお金持ち風の年配の方が多くゆったりシートでゆっくり鑑賞することができました
  次週はナタリー・デセイの「椿姫」を見に行く予定です

                

庄司 紗矢香

2012-05-06 | クラシック
            

   先日(5月4日)、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに行ってきました
   チケットがなかなか取れず、大ホールのコンサートでした

   感激したのは、ヴァイオリニストの庄司 紗矢香
   曲はショスタコーヴィッチのヴァイオリン協奏曲第1番イ短調作品77です
   指揮はドミトリー・リス、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団

                  

   はじめて聞く彼女の演奏
   ともかくヴァイオリンの音色がきれいで感激
   調べてみたら、1729年製のストラディヴァリウス「レカミエール」でした
   こんなに美しい音色を大ホールに響き渡らせた彼女の技術は素晴らしかった
   第3楽章のカデンツァは圧巻で、思わず引き込まれてしまいました
   途中弓の弦が切れてもへっちゃら
   慣れたもんでした
   相当冷静で賢い女性でした

   調べてみたらカミサンと同じ国分寺出身
   お母さんの都合で小さい時からヨーロッパに在住
   大学はケルン音楽大学で、パガニーニコンクールでも優勝している
   さらに最近は絵画の腕も磨いているようで頼もしい日本人である


                  

大田区文化祭2011(11.19)

2011-11-20 | クラシック
            

    大雨、強風の中、蒲田駅前のアプリコに行ってきました
    大田フィルハーモニー管弦楽団のコンサートを聞きくために
    コンサートマスターの杉山さんの勇退に花を添えるすばらしい演奏でした


            

    指揮はいつもの、守谷 弘氏
    わかりやすい指揮でダイナミックでとても好きです
    今日の目的はドボルザークの交響曲第8番を聞きたかったためです

                      

    前半は2曲

       ●ニコライの歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
       ●グリーグの「ペールギュント」第一組曲  でした

    音は小さいし、なんか指揮者とオケがピッタリ合っていない感じで生彩を欠いていました

    後半はドボルザークの8番です

    こちらは第一音からぜんぜん違い気合が入ってすばらしい演奏でした
    ボヘミアンフレーズがとても気持ち良くリズムもわかりやすい曲で大好きです
    高校1年・2年位の時ノイマン・チェコフィルのレコードで擦り切れるほど聞きました
    特に第三楽章の3拍子のリズムと第四楽章のフィナーレが好きです
    ライブで聞くとドボルザークの楽器の使い方はパートごとに回してファイナルは全員で合奏させていました
    とても気持ち良い楽器の鳴らせ方でした

    ところが驚いたのは、アンコールのブラームスのハンガリー舞曲第5番
    ブラームスの音の厚さに感激
    個性の差でしょうか?
    お腹にまで響くブラームスの重厚な音が忘れられない夜でした