猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

百花繚乱

2013-05-09 | アート
        

   たまたま、昨日の日経新聞の朝刊の文化欄を見ていたら、行きたくなった
   広尾の山種美術館の「百花繚乱」展だ
   今は、見たい絵画を都内のいたる所で展示していて時間とお金が続かない
   しかし土曜日の午前中に行くことにした


                     

   構成は、
      人と花
      花のユートピア
      四季の花(春夏秋冬) となっている

   主な出展品は

      速水 御舟「名樹散椿」
      菱田 春草「桜下美人図」
      池田 狐邨「四季草花図」
      酒井 抱一「扇面夕顔図」
      鈴木 其一「牡丹図」 など

   特に荒木 十畝(じっぽ)の「四季花鳥」(四幅対)がすばらしいらしい
   また、石田 武の「吉野」の桜もうっとりするすばらしいさがあるという

   見終わったらカフェでお茶でも飲んでみたい


         

   花の好きなひとは多いが、最近は日本人の美意識の中の花の存在をすごく感じる
   琳派で草花に目覚めた私であったが、歳を重ねて行くうちに自然が好きになってきた
   今時代小説を読んでいるが、文章の終わりに必ず日本の情景を美しく語ってくれるひとがひとりだけいる
   なんと素敵なエンデイングなのだろうと思う

   さて、次回の山種美術館の展示は川合 玉堂だ
   こちらも大好きな画家のひとりである
   美術館巡りも楽じゃない