猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

等伯像

2013-01-31 | アート
           

           (十二天像)

     二日続けて長谷川 等伯の話
     たまたま、1月29日の読売新聞を読んでいたら、安部 龍太郎氏の話がでていた
     等伯とはどんな男だったのかを語っている


          ●武家の出身で運動神経が抜群
          ●体が大きい
          ●酒が大好き

     なるほど
     こんな話を聞くと大画家が身近になってくる
     そこまで調べ上げた安部氏に脱帽する

     それにしても、能登の大物と一献交わしたかったものだ


                  

等伯

2013-01-30 | 読書
          

    1月16日に第148回の直木賞と芥川賞の発表があった
    その中で日経新聞に毎日連載されていた「等伯」が直木賞を受賞した
    著者は安部 龍太郎氏
    御歳57歳だ

                    

    略歴を見ると面白い
    大田区の職員を経て、図書館司書を経て作家となる
    しかも候補にあがったのが今回2回目だが、前回はなんと19年前だという
    つまり38歳のとき
    コツコツとやることがどんなに大切なことか

    すごいのは、長谷川 等伯ゆかりの土地能登まで何度も行き
    食事や祭、土地柄を吸収した
    それが影響してか、深く等伯の内面に食い込んでいったことが良い小説を書けたきっかけとなる

    本屋さんには上下2冊の分厚い本として販売しているが、新聞記事で少々読んだだけ
    全体を一気に読んだらまた感想が変わるだろう


                    

久木 綾子

2013-01-29 | 読書
         

  まったくすごいものだ
  75歳で芥川賞を取った女性は黒田 夏子さん
  久木 綾子さんは文壇デビューがなんと90歳
  その時に書いた小説が「見残しの塔」だ
  山口県の瑠璃光寺の五重塔を建てた職人を描いたものだ
  現在92歳で健在

             

  松竹大船撮影所報道部で原稿書きをしていたのは50年前
  今、原稿はパソコンで書く
  しかし、シニア向けの教室に通いなんと80歳で覚えたという
  やればできるのだ

  すでに第二冊目も刊行し、まだまだ健在ぶりを発揮
  五重塔への執念が文章に表れる
  脱帽すべき女性だと思う
  いつまでも元気で筆をとってほしいものだ


             

インタヴュアー

2013-01-28 | 日記
    
    (ちゃんこ鍋)

   昨日、横綱日馬富士が全勝優勝した
   思った以上にあっけない相撲で、白鵬に陰りを感じた

                

   優勝カップ、優勝旗授与のあと待望の優勝者インタヴューがあった
   日馬富士がどんなことを言うかとても楽しみであった
   なぜなら先場所で叩かれてから今場所優勝するまでの軌跡が知りたかったからだ

   ところが、NHKのインタヴュアーは聞いたことが無いアナウンサー
   相手のいいところを引き出してくれるようないい質問はひとつもなかった
   このため横綱は「全身全霊」の一言ばかりだった

   少しでも、苦労のことが聞けたらよかったのにと思った
   たった1~2分のことではあるが、相手のよいところ、大事なところを引き出してくれるような
   そんなインタヴュアーになってみたいものだ


                

ひたむきな努力

2013-01-27 | スポーツ
    

    あれだけ協会やマスコミから叩かれた日馬富士が
    今場所、5度目の優勝を成し遂げた

    左足のケガや場所前のカゼをもろともせず努力を重ねた
    9勝6敗で先場所を終え、一体何が起きたのか
    どう変わったのか
    どういうモチベーションを持ち続けたのか?


              

    昨日14日目は両国国技館に見に行った
    鶴竜に押し込まれてそれまでかと思ったら、
    もう一度押し返し寄りきる
    すごい力だった
    今の白鵬より数段強いような気がする
    結果は本日の千秋楽を見ればわかるが

    うれしいのは、来場所は日馬富士が東の横綱だ
    やっと白馬時代の到来だ
    楽しみは3月まで取っておこう