猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

いい人ぶらずに生きてみよう

2011-12-31 | 読書
                

  今年最後に、今朝読み終わったのは
  「いい人ぶらずに生きてみよう」千 玄室著(集英社新書)である

  茶道裏千家第15代家元。1923年生まれなのでもう88歳だ
  わかりやすい言葉の数々ではあったが、重みがあった

  各章の見出しを読むだけで心に響きそうだ
  たとえば

     叱られるありがたさ
     善人を目指さない
     人のあるべき姿を四文字に凝縮した「和敬清寂」
     毎朝、鏡の中の自分に話しかける
     小さな前進の積み重ねが、やがては伝統になる
     過多をやめれば、あるものの「生かし方」が見えてくる

     など・・・

  一番感激したのは、平易な言葉だが
  「だが、いきているからにはしっかりと自己を見つめ、自己のなんたるかを認識することから
  出発しなかればならない。勇気をもって周囲を見回してみよう。・・・・」という文章だった

                       

 ことしもみなさんお世話になりました
 来年がいい年となりますようにお祈り申し上げます

                       

今年良かった本

2011-12-30 | 読書
          
          (木内 昇)

      

  ことし心に残った本3冊を考えた

  ・「茗荷谷の猫」木内 昇著
  ・「アハメドくんのいのちのリレー」鎌田 實著
  ・「フェルメールの世界」小林 頼子著

           

  「茗荷谷の猫」は猫がでてくるのかとタイトルに引かれただけだったが、まったく幻想的な短編集で江戸なのか
  東京なのかわからないが登場人物の書き方が緻密で映画をみているように引きずりこまれた
  あまりの個性的な描き方のため、直木賞を受賞した「漂砂のうたう」を読んでいる次第

  「アハメドくんのいのちのリレー」はパレスチナ人の子供の心臓をいただいたイスラエル人の女の子の話で感動的

  「フェルメールの世界」は評論であるが、わかりやすくフェルメールのひととなりを描いた作品で含蓄があった

  来年はどんな作品に巡り合うか
  これも楽しみのひとつである

                                

東京都美術館

2011-12-29 | アート
   

 11月30日の新聞に楽しい記事が載っていた
 改修中である東京都美術館の内容が書いてあったからだ

 1975年に建設してから35年が経過して老朽化がすすんだため改修工事を行っている
 なんだ前川國夫が設計したんですね

                    

 今回は、子供たちの美感を育む拠点として新たに建物を設置したり
 レストランをタイプを別にして作ったり
 高齢者向けにエレベーター増設したり
 幅広い人たちに美術を楽しんでもらうというのが主旨であった

                    

 中でも私が一番興味があるのは美術普及推進ボランテイアの設置
 来年2月から募集を開始し、6カ月の研修を通じて人材の育成をしていく
 ああこういう仕事もしてみたいが、美術への未熟さがたくさんあることに気がついた1年であった
 そのためか、美術検定2級も落選してしまった
 もう一度、広く、深く勉強し、現場を見てみようと思う

 しかし東京都はお金持ちだ
 改修総額はなんと102億円である
 地方では考えられない金額であった

                    

最終日

2011-12-28 | 日記
                    



  今日は、仕事納めの日です
  夕方17:15まで仕事をして、大掃除もせず帰ります

  2~3日前まであった駅前の大きなビルのエレベーターホールのクリスマスツリーは26日朝、姿がありませんでした
  一方昨日にはもう玄関に門松が飾ってありました
  日本人の変わり身の早さには脱帽です

  会社でも同じ職務の方が45人もいるため、全員で納会をすることができません
  今夜は気の合う仲間同志で一杯やります

                      

  去年の今頃は別の仕事をしていましたので
  この仕事で年末を無事に迎えることができたことは幸いです
  たくさんの学生さんとあえてよかったです
  出来が良かろうが、悪かろうがみんな私の子どもたちのようでかわいいです
 
                      

  でも来年2月20日過ぎに新宿に引っ越しをしますが、勤務時間が大変遅くなるような?
  朝11時からの勤務は納得がいきません
  ひょっとしたら、来年の今頃は別の仕事に就いているかもしれません
  でも、どこにいてもベストを尽くします

  まだまだ至らぬ点がたくさんあることを感じた57歳でした
  来年は何を軸に生きていこうか?
  そんなことを考える今日このごろでした

                      

村上 佳菜子

2011-12-27 | スポーツ
          

   気分がスッキリする
   こういう人のスケーティングは

   きのうのフィギュアスケート・エキシビジョンで舞った村上 佳菜子
   一昨日のフリー演技のミスもなんのその
   ノビノビと笑顔で滑る17歳
 
   こういう若い人を見ているとほんとうに嬉しくなってくる

                  

   インタビューを見たらあどけなさの残った17歳であった
   化粧をとったら普通の高校生だった
   天然なインタビューがまた気に入った

   母を亡くしたばかりの浅田 真央も頑張った
   鈴木 明子も頑張った
   とてもよい試合であった
   加えて村上 佳菜子の活躍が目立ったシーズンだった
   元気をいただいた夜になった