今年最後に、今朝読み終わったのは
「いい人ぶらずに生きてみよう」千 玄室著(集英社新書)である
茶道裏千家第15代家元。1923年生まれなのでもう88歳だ
わかりやすい言葉の数々ではあったが、重みがあった
各章の見出しを読むだけで心に響きそうだ
たとえば
叱られるありがたさ
善人を目指さない
人のあるべき姿を四文字に凝縮した「和敬清寂」
毎朝、鏡の中の自分に話しかける
小さな前進の積み重ねが、やがては伝統になる
過多をやめれば、あるものの「生かし方」が見えてくる
など・・・
一番感激したのは、平易な言葉だが
「だが、いきているからにはしっかりと自己を見つめ、自己のなんたるかを認識することから
出発しなかればならない。勇気をもって周囲を見回してみよう。・・・・」という文章だった
ことしもみなさんお世話になりました
来年がいい年となりますようにお祈り申し上げます