映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『Dr.パルナサスの鏡』

2011-07-03 14:07:57 | Weblog
2009年 イギリス&カナダ
監督:テリー・ギリアム
出演:ヒース・レジャー、クリストファー・プラマー、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、リリー・コール、アンドリュー・ガーフィールド、バーン・トロイヤー、トム・ウェイツ

人間の潜在意識の世界への入り口となる鏡をもって、見世物巡業の旅をつづけているパルナサス博士。かつて悪魔との賭けに勝ち、そのおかげで永遠の命を手に入れたつもりだったのだが、今となっては、その不死の力が決して幸せをもたらすものでないことを思い知らされていた。しかも、悪魔との約束により、娘が16歳になる誕生日に、彼女を悪魔に引き渡さねばない彼は、なんとかもう一度、悪魔との賭けに勝ち、娘の無事と自分の不死を終わらせたいと思っていた。そして、そんな時、彼らは偶然、詐欺行為の報いで橋桁から吊られたトニーという、口八丁の青年の命を助けるのだった・・・

トニーを演じていたヒース・レジャーが、撮影の途中で亡くなり、彼の代わりを彼の友人であるジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの三人で分担して演じたことで話題になった作品ですよね。

結果として、それが作品を面白くする可能性もないことはなかったでしょうが・・・正直、成功したとは言えないんじゃないかと思います。だから、この作品は、映画として楽しむのではなく・・・あくまでも、ヒース・レジャー追悼イベントに参加している気持ちで見るのが一番だと思います。

『Dr.パルナサスの鏡』公式サイト
http://www.parnassus.jp/index.html



『OBERON日記』
http://blog.goo.ne.jp/oberon-p/

『生声日記』
http://v-diary.at.webry.info/

『旅日記』
http://star.ap.teacup.com/oberon/

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『ラブリーボーン』

2011-07-03 13:49:12 | Weblog
2009年 のアメリカ&イギリス&ニュージーランド
監督:ピーター・ジャクソン
出演:マーク・ウォールバーグ、レイチェル・ワイズ、スーザン・サランドン、スタンリー・トゥッチ、マイケル・インペリオリ、シアーシャ・ローナン、ローズ・マックィーバ、クリスチャン・アシュデール、リース・リッチー、キャロリン・ダンド、ニキ・スーフー

14歳で、近所に住む変質者に殺されたスージーは、現世でも天国でもない中間地点にいる。そしてそこで、彼女を殺害した犯人が、事件の真相に近づきかけている彼女の妹を狙っていることを知る。なんとか、危険を知らせたいスージーだが、彼女にできることは限られていた・・・

ものすごくファンタジーなんですが・・・この素材をファンタジーにするのって、なんか無理がないですかね。少なくても、わたしには違和感がありました・・・挑戦したことは評価しますけど(^^;。

それに、スージーの世界と、残された家族が生きる現実世界とのシンクロが、うまく出来てないんですよね。それを狙ったとも思えないんですが・・・とっても虚しいです(^^;。きっと、作り手の中では、うまくイメージは出来上がっているんでしょうが・・・それを具現化できてないんじゃないでしょうか。

『ラブリーボーン』公式サイト
http://www.lovelyb.jp/#home



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『旅日記』
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