映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『真夏のオリオン』

2011-05-09 14:22:24 | Weblog
2009年 日本
監督:篠原哲雄
出演:玉木宏、北川景子、堂珍嘉邦、平岡祐太、黄川田将也、吉田栄作、吹越満、益岡徹

一言で言うと、太平洋戦争時の潜水艦戦のお話。反戦を目的に悲惨で非人道的な戦場を描いた戦争映画ではなく、英霊を湛える日本男児賛歌映画とも少し違って・・・スポーツを扱った映画を見ているような、あえていうなら、かなり清々しい映画でありました。なので・・・そこに、ちょっと違和感があったかな(^^;。

けど、キャストを見て・・・人気俳優の玉木宏さんの苦悩の表情をフンダンに盛り込んで、ファンの女子たちを萌えさせる映画かと思っていたら・・・そうでもなかったところは評価したいと思います(爆)。いやいや、玉木くんを苦悩させて萌えるっていうのには、まったく反対はいたしませんが(^^)・・・それで安易に客を動員しようというのには、ちょっとね、でしょ(^^;。

『OBERON日記』
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『生声日記』
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『旅日記』
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『観劇日記』
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『月下小夜子編』
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『月下推敲(依偏第三稿)』
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『たどんとちくわ』

2011-05-09 14:05:03 | Weblog
1998年 日本
監督:市川準
出演:役所広司、真田広之、根津甚八、田口トモロヲ、桃井かおり

日ごろからストレスを蓄積させているタクシー運転手の木田。ある日、乗り込んできたお客に、愛想で職業を聞いたら、めんどくさそうに「たどん屋だ」と言われ、たどん屋って何だよっ!!とキレてしまう。それが『たどん』編。同じく、ストレスを溜めに溜めている売れない作家の浅見。ある日、おでん屋で竹輪を頼んだら、竹輪だけが売り切れていたことにブチ切れ。そのまま、行きつけの小料理店で食事をしていて幻覚が始まり、意味なく暴れだす。それが『ちくわ』編。

これって、市川監督、本気で興行を考えて作ったんだろうか・・・だとしたら、監督のストレスが、一番尋常じゃないのかも(爆)。もし、気心の知れた仲間と、思いっきり好き勝手むちゃくちゃ作っちゃおうよ!!みたいな悪乗りで、自分たちのお金を持ち寄って作ったのだとしたら、それはそれで好いんじゃないかって思うというか・・・そりゃ、作り手の勝手だと思うけど・・・はぁ(^^;。

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『ウォッチメン』

2011-05-07 12:24:22 | Weblog
2008年 米
監督:ザック・スナイダー
出演:パトリック・ウィルソン、ジャッキー・アール・ヘイリービ、リー・クラダップ、マリン・アッカーマン、マシュー・グード、ジェフリー・ディーン・モーガン、カーラ・グギーノ

アメリカを中心に起こる世界規模の事変を監視してきた闇のヒーロー“ウォッチメン”。ある夜、その“ウォッチメン”の一人だった男が殺された。その真相を探る“ウォッチメン”の一人ロールシャッハ。彼の行く先々で、また一人さらに一人と引退した“ウォッチメン”たちが殺されていく・・・

完全にアメコミの世界ですよね。だから、原作を読んでいなくても、アメコミ的世界観が好きな人には、タマラナイか、トンデモナイかの、どっちかなんでしょうね(^^;。わたしの場合は、ごくごく一般的な日本人の感覚ですから・・・う~ん(^^;。SFならではのテーマとか発想とがフンダンに散りばめられているから、そこは好きでした。けど、あまりにも欲張りすぎなのかな・・・面白くはあるけど、まあまあうんうんって感じでありました(^^;。

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『海辺の家』

2011-05-07 12:04:01 | Weblog
2001年 米
監督:アーウィン・ウィンクラー
出演:ケヴィン・クライン、クリスティン・スコット・トーマス、ヘイデン・クリステンセン、ジェナ・マローン、メアリー・スティンバーゲン、ジェイミー・シェリダン、サム・ロバーズ、スコット・バクラ、イアン・サマーホルダー

長く勤めていた建築設計事務所から、突然解雇を言い渡されたその日、ジョージはオフィスの外で倒れ、病院に担ぎ込まれた。退院した彼は、別れた妻に、この夏は息子と二人で彼の住む海辺の家の建て替え作業をすると一方的に宣言、嫌がる息子を無理やり連れ帰り、家を壊し始める・・・

この映画の主人公のジョージは設計士さんという設定だけど、アメリカ映画では、普通の人でも自分たちの家を自分たちでケアする話が出てきますよね。その中で、自己回復していくとか、関係を築くといった設定って、そんなに珍しいものではない気がします。つまり、まあ、よくあるタイプの感動物語なんだけど・・・なんだか、普通に、感動できちゃいましたよ(^^)。で・・・それって、けっこう好いですよね・・・普通に感動できるって、うん、なかなか気持ち好いです(^^)。

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『パブリック・エネミーズ』

2011-05-06 13:53:23 | Weblog
2009年 米
監督:マイケル・マン
出演:ジョニー・デップ、マリオン・コティヤール、ジェイソン・クラーク、デビッド・ウェナム、スティーヴン・ドーフ、スティーヴン・グレアム、ジェームズ・ルッソ、ジョヴァンニ・リビシ、ジョン・オーティス、クリスチャン・ストルティ、チャニング・テイタム

アメリカで大人気な、大恐慌時代の銀行強盗ジョン・ディリンジャーの物語です。何度も映画化されているし、ほんとに人気があるんでしょうね。

けれど、その人気の理由が分かるような映画は、また見てないんですよね。この映画も含めてね。痛快な義賊として描くもよし、銀行強盗だけど深い苦悩を抱いていた的なのでもいいんだけど・・・どうも、この人物を描きたい人は、社会背景が彼をスターに押し上げた的に扱いたいのかな・・・どうかな。

一応、デップだと期待するでしょ・・・って、彼、けっこう失望させてくれる場合も多いんだけど(爆)・・・とにかく、期待した分だけ、ガッカリだったかな・・・どうもスッキリ整理されてない映画でした(^^;。


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『ガマの油』

2011-05-06 13:32:58 | Weblog
2009年 日本
監督:役所広司
出演:役所広司、瑛太、澤屋敷純一、二階堂ふみ、益岡徹、八千草薫、小林聡美

日に何億もの資金を動かすデイトレーダーの矢沢拓郎には、よく出来た妻と、人一倍優しい息子の拓也がいる。しかし、親友のサブローが少年院から出所する日、彼を迎えにいった拓也は交通事故にあい意識不明になってしまう。すると、拓也の携帯電話に、恋人の光から電話が・・・。拓郎は、本当のことが言えず、卓也のふりをしてしまう・・・。結局、拓也は助からず、拓郎とサブローは、拓也の骨を散骨するための旅にでる・・・

ん~・・・役所さんの初監督作品だし、褒めたいんだよなぁ。いいキャストだと思うし・・・独特の世界観も嫌いじゃない・・・ファンタジー具合も悪くないと思う・・・けど、なにかピリッとしないように感じてしまうのはどうしてなんだろう。やっぱり、台本かなぁ~・・・どうかなぁ。悪くないけど物足りない・・・ほんと、残念だなぁ。

『ガマの油』公式サイト
http://gama-movie.com
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『抱擁のかけら』

2011-05-05 14:52:56 | Weblog
2009年 スペイン
監督:ペドロ・アルモドバル
出演:ペネロペ・クルス、ルイス・オマール、ブランカ・ポルティージョ、ホセ・ルイス・ゴメス、ルーベン・オチャンディアーノ、タマル・ノバス、アンヘラ・モリーナ、チュス・ランプレアベ、キティ・マンベール、ロラ・ドゥエニャス、マリオラ・フエンテス、カルメン・マチ、キラ・ミロ、ロッシ・デ・パルマ、アレホ・サウラス

親友でありエージェントであるジュディットと、彼女の息子ディエゴに助けられなが暮している、盲目の脚本家ハリー・ケイン。彼には、映画監督マテオ・ブランコとして活躍していた時期があった。けれど、彼の映画の主演女優であり、出資者の愛人だったレナとの燃えるような恋が、彼から全てを奪ってしまったのだった・・・

なんだろう・・・ちょっとバラバラな印象かなぁ~。たぶん、ハリーを過去にいざなう役割のライ・Xが、役割を果たしていないだけじゃなく邪魔なんだと思う(爆)。過去の出来事の中でも、現在の関りにおいても、けっこう美味しいポジションの役柄なのに、それを脚本が巧く消化できていなくて・・・むしろ邪魔なんですよね(^^;。それと、主人公のマテオが、さして魅力的に感じないんですよね。別に、若くて見た目の美しい俳優を望むわけじゃないんだけど・・・新人女優が監督に夢中になる以上の何かが、二人の間にあって欲しかったな。さらに言うなら、敵役の出資者マルテルも物足りなかったかも。でも、ジュディットとディエゴの存在は好かったです。わたし、こういう好意でもって人に接する人、好きです(^^)。

『抱擁のかけら』公式サイト
http://www.houyou-movie.com/


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『読書感想文』
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『ゴールデンスランバー』

2011-05-05 14:27:01 | Weblog
2010年 日本
監督:中村義洋
出演:堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、貫地谷しほり、相武紗季、ソニン、大森南朋、柄本明、香川照之、永島敏行、濱田岳、伊東四朗、木内みどり、伊藤ふみお、渋川清彦、安藤玉恵、ベンガル、少路勇介、波岡一喜、北村燦來、鈴木福、テイ龍進、木下隆行、芦川誠、上田耕一…、山口良一、吉澤天純、松山愛里、中林大樹、廣川三憲、坂田聡、中村義洋、笠木泉、麻衣、岩松了、滝藤賢一、でんでん、石丸謙二郎、竜雷太

ある日、友だちに呼び出され、何故か突然、首相暗殺の犯人として追われるはめになった青柳雅春が、色んな人の力を借りつつ、真相へと近づいていく・・・って感じかな(^^;。

少し前に、本の感想の方で、伊坂幸太郎作品は、原作の小説より映画化されたものの方が好き、なんて言ったばかりなんですが・・・これは、いま一つ、のりきれなかったんだよなぁ~(^^;。でも、わたしの周りの映画ファンには、すごく評判がいいです。あまり、人の感想には左右されない方なんですが、けっこう信頼している、っていうか感性に共通項が多いと思っている人たちが、こぞって「面白かった」と言うので、たまたま見たときの自分の体調が悪かったのかな、とか思っている次第です(爆)。

あっ、でも濱田岳くんは好かったな。この人の、出すぎず主張される個性・・・好きです(^^)。

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『黒い海峡』

2011-05-01 11:24:18 | Weblog
1964年 日本
監督:江崎実生
出演:石原裕次郎、十朱幸代、吉行和子、中谷一郎、山形勲、垂水悟郎、藤竜也、佐野浅夫、小高雄二、大坂志郎、磯部玉枝、中台祥浩、木浦佑三、深江章喜、杉江弘、郷治、木島一郎、柴田新三、久遠利三、峰三平、島村謙次、北出桂子、進千賀子、浜川智子、柳瀬志郎、小柴隆、黒田剛、本目雅昭、志方稔、平塚仁郎、英原穣二、野村隆

恩ある人の為に、その人にとって邪魔な奴を殺し服役した裕さん。出所してからも、その人の為に、自分を押し殺して働くのだけど、実は、裕さんが恩に感じていた出来事は、その人の仕掛けた罠だった・・・という裕さん映画。

抑圧され苦悩する役、けっこう多いけど・・・わたしは、好青年な裕さんが一番好きなんだよなぁ(^^;。だって、裕さんには、闇より太陽が似合うもん(^^)。

ところで・・・この頃シリーズですが(^^;・・・この頃の藤竜也さんて、実に薄っぺらいチンピラ役者なんですよね(^^;。わたしのアイドル、芦川いづみさんをさらっていくなんて、日活幹部じゃなくても許せないですよ(爆)。それが、歳を取るほど。どんどんと素敵な俳優になられて・・・ねぇ(^^;。


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『忘れるものか』

2011-05-01 11:05:39 | Weblog
1968年 日本
監督:松尾昭典
出演:石原裕次郎、二谷英明、星由里子、金田竜之助、日野道夫、玉川伊佐男、川口恒、市原悦子、太田雅子(梶芽衣子)、千秋みつる、田崎純、河野弘、榎木兵衛、長弘、野呂圭介、柳瀬志郎、沢美鶴、晴海勇三、雪丘恵介、高橋明、武藤章生、木下雅弘

親友の不審な死の真相を突き止めるため戻ってきた男を裕さんが演じる、裕さん映画です(^^)。

なのに、わたしったら、裕さんより梶芽衣子さんばっかり見ちゃいました。この頃は、まだ本名の太田雅子で出てらしたんですね。けど、まったく影のないゴーゴーガールの梶さん・・・物足りないけど・・・かわいっ(^^)。そうそう、不審な死をとげた親友の愛人役が市原悦己さんなんですよ。家政婦は見たの市原さんしか知らないという方には、是非、愛人な市原さん、見て欲しいな(^^;。

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