映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

『殺しのターゲット』 '03 米

2006-05-09 17:07:10 | Weblog
【スタッフ】
監督   ジョン・バダム
製作総指揮  マーク・ゴードン
製作   ジニー・ジョーンズ=デュザク
脚本   シェリー・エヴァンス
撮影   ロン・スタネット
音楽   クリストファー・フランケ
【キャスト】
デイジー・ロウェンダール:キャンディス・バーゲン
スペンサー       :バグ・ホール
エディ         :ブライアン・ブラウン
ロビー         :マイケル・マーフィ
ジョーダン役の女優   :シンディ・サンプソン
【ストーリー】
人気スパイ小説作家のデイジー・ロウェンダールは、彼女の小説の影響で、ファンの男が自分の妻を殺すという事件が起こって以来、精神的に不安定な状態になってしまった。スパイ小説を書くことにも嫌気がさし、夫ロビーの反対も押し切って、問題の大人気シリーズも終了させてしまい、今は殆ど隠遁生活をしている。
が、自分の別荘がある島で、島民たちが開いたファン・イベントに招かれ、久しぶりに公の場に姿を見せたのだが、やはり大きな不安に襲われ、倒れそうになる。
イベントの後、別荘に戻ったデイジーは、不法侵入して家の中を物色していたスペンサーという青年と鉢合わせする。デイジーは、最近不気味な脅迫を受けており、スペンサーがその犯人ではないかと疑うが、彼は、自分は彼女の熱狂的なファンで、別荘の戸が開いていたので、ついつい入り込んでしまっただと弁解する。
デイジーの通報で、地元警察の刑事エディが現れ、一見は落着したかに見えたのだが……。

【感想】
これ、もとは舞台じゃないのかな・・・登場人物の少なさとか、場面転換のなさということは勿論なんだけど、雰囲気が舞台のそれだった。もし、舞台から映画に起こしたんじゃないなら、是非舞台化をお勧めしちゃう(^^)。
で、感想ですが・・・面白いっス!!  すごく地味なの。キャンディス・バーゲンが唯一の華やかさで、後は本当に地味なの。最初に言ったように、登場人物も少ないし、舞台転換もないし、筋立てもオーソドックスだし。でも、だから元本がしっかりしているのとか、役者の巧さだとかが、すごく活きてきて、見ごたえになっている。落ち着いてドキドキできるっていうのかな。安心して引き込まれるっていうのかな。撮られたのは最近なのに、映画として大御所の貫禄みたいなものを感じました。たまには、こういう映画を見るのもいいなぁ。上映時間が90分程度というのも、わたしは、とっても好きですし(爆)。
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