1969年 日本
監督:村山三男
出演:中村吉右衛門、宇津井健、本郷功次郎、峰岸徹、宇津井健、森雅之、島田正吾
軍人になりたいわけではなく、学びたいという気持ちから江田島の海軍兵学校に入学した平田。最初は、海軍のモノの考え方に馴染めなかったが、厳しい訓練を通して、海軍魂というものを身に着けていく。やがて太平洋戦争が始まる。最前線で命をかけて戦っていた平田だったが、南方方面を視察する山本五十六元帥の護衛中、米軍の待ち伏せを受ける。自らは助かったものの、山本長官を護ることができず、失意のどん底に沈んだまま帰国した平田に、母校である海軍兵学校の教官の任が下った・・・というような内容です。
海軍というより、海軍兵学校の話ですね。なんでも当初は、雷蔵さん主演で企画された映画だったようです。雷蔵さんは、この企画が大変気に入っていたそうです。病に倒れられて、入院されても、ずっとこの映画のことを気にかけていらしたそうです。だから、新聞で、吉右衛門さんを代役に立てて撮り始めると聞いて、とてもショックを受けられたそうです。それまでは、ずっと復帰して映画を撮ることばかりを話しておられたのに・・・このニュースを聞いてから、お仕事の話は一切されなくなったとか・・・そして、そのまま復帰されることなく亡くなってしまいました・・・。
と思うと、切なくて映画が楽しめないのですが・・・吉右衛門さんにとっては、現代もの初主演の映画だったのかな・・・それを考えると、それはそれで興味深い映画ではあります。
今の若者が見ても、映画として楽しめるかといわれると・・・それは、ちょっと無理かもしれません。この時代の映画、あるいは出演していらっしゃる役者さんたちに思い入れがある人には、それなりの楽しみがある・・・そういう映画だと思います。
『OBERON日記』
http://blog.goo.ne.jp/oberon-p/
『生声日記』
http://v-diary.at.webry.info/
監督:村山三男
出演:中村吉右衛門、宇津井健、本郷功次郎、峰岸徹、宇津井健、森雅之、島田正吾
軍人になりたいわけではなく、学びたいという気持ちから江田島の海軍兵学校に入学した平田。最初は、海軍のモノの考え方に馴染めなかったが、厳しい訓練を通して、海軍魂というものを身に着けていく。やがて太平洋戦争が始まる。最前線で命をかけて戦っていた平田だったが、南方方面を視察する山本五十六元帥の護衛中、米軍の待ち伏せを受ける。自らは助かったものの、山本長官を護ることができず、失意のどん底に沈んだまま帰国した平田に、母校である海軍兵学校の教官の任が下った・・・というような内容です。
海軍というより、海軍兵学校の話ですね。なんでも当初は、雷蔵さん主演で企画された映画だったようです。雷蔵さんは、この企画が大変気に入っていたそうです。病に倒れられて、入院されても、ずっとこの映画のことを気にかけていらしたそうです。だから、新聞で、吉右衛門さんを代役に立てて撮り始めると聞いて、とてもショックを受けられたそうです。それまでは、ずっと復帰して映画を撮ることばかりを話しておられたのに・・・このニュースを聞いてから、お仕事の話は一切されなくなったとか・・・そして、そのまま復帰されることなく亡くなってしまいました・・・。
と思うと、切なくて映画が楽しめないのですが・・・吉右衛門さんにとっては、現代もの初主演の映画だったのかな・・・それを考えると、それはそれで興味深い映画ではあります。
今の若者が見ても、映画として楽しめるかといわれると・・・それは、ちょっと無理かもしれません。この時代の映画、あるいは出演していらっしゃる役者さんたちに思い入れがある人には、それなりの楽しみがある・・・そういう映画だと思います。
『OBERON日記』
http://blog.goo.ne.jp/oberon-p/
『生声日記』
http://v-diary.at.webry.info/