映画鑑賞感想文

濫観っていうか、乱観っていうか・・・ポリシーないですけど(^^;

【簡易】 『モンゴル』

2009-05-02 18:38:07 | Weblog
日本公開2008年
監督:セルゲイ・ボドロフ
出演:浅野忠信、スン・ホンレイ、クーラン・チュラン

チンギス・ハーンの話ですね。たしか、米国アカデミー賞の、外国語映画の部門でノミネートされて話題になってましたね。そういう映画って、なんだか共通の匂いがあって、ちょっと食傷したりするんですが・・・ちゃんとエンターティメント性もありつつ、それだけでもない感じに、好感が持てましたね。

夫婦愛と友情のドラマっていったら、いかにも安っぽくなりますが・・・両方とも肝が据わった愛情でカッコよかったです。

ハーンの奥さん役のクーラン・チュランは、ハリウッド美女を見慣れている日本人からすると、決して美人ではないんですが、映画を見終わる頃には、その美しさが眩しいと感じると思います。

そして、奥さんを愛するチンギス・ハーンが、彼女が産んだ子を、みんな我が子と愛しむのが、大ハーンに相応しいデカイ男の器の証明みたいに感じられました。

親友との友情と反目・・・切ない部分なんですが、それが、作品の深みになってますよね。わたし個人としても、こういう友情の形、大好きですし(^^)。

監督がロシア人で、浅野忠信さんは日本人、スン・ホンレイさんは中国人で、クーラン・チュランさんがモンゴルの学生さん・・・ん~ん、いい意味で、モンゴルを越え、亜細亜映画になりましたね(^^)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする