オリジナルインテリア「Rose Party~Since 2003~」マキとスタッフのブログ♪RueRueと薔薇♪

20周年!オリジナルインテリアと大人可愛いファッション、高橋真琴の生活用品を少女のココロを忘れない女性たちへ。

THE BIG ISSUE !&『若きウェルテルの悩み』 1/18水はフリルシューズ♪

2012-01-17 | 遠藤周作、エミール・ゾラ、ロシア文学・英国児童小説などマキの図書館

まいどでございます。

ただいまご注文が・・・しっちゃかめっちゃかに混みあっております・・・何卒よろしくお願いいたします。

スカートが大爆発いたしまして、未だ爆発中でございます。みなさまいつもありがとうございます。メーカー在庫がなくなるまで販売いたしますので引き続きご注文お待ちしております(*^_^*)

やっぱりピンクが人気かな・・・と思っていたらブラックのほうが人気なのでちょっとだけ驚きました^m^ また、2色買いの方がたくさんいてくださって本当にうれしいです。めちゃくちゃ可愛いですし使えますからね・・・2色買い大正解でございます!

由美さんが、ピンク6枚、ブラック6枚と大量注文をくださったので、ええっ、どうしたの・・・と思ってお伺いしたら、由美さんのママ友全員が2色買いしてくださったそうで・・・^^; 「あんまり可愛かったのでみんなが欲しがり、仕方なくみんなでおそろいよ~~」と楽しそうにおっしゃってくださいました。本当にありがとうございます。

由美さんは、以前から、ママ友のみなさまにRose Partyを大宣伝してくださり、みなさまからのご注文を代表してお受けくださっているのです。由美さん、いつも本当にありがとうございます。ママ友のみなさまにもどうぞよろしくお伝えくださいませ(*^_^*) 今後ともよろしくお願いいたします。

 

さて

明日、1/18水曜日新作速報です

わあっ・・・(*^_^*)

かっわいい♪♪♪

明日の一押しはもちろんこの子です♪

可愛いお靴のリクエストをくださったみなさま、お待たせいたしました(*^_^*)

春のお洋服にもぴったりな、愛らしいお靴

ギャザーを寄せたまあるいトゥ、シューズバンドは愛らしさと脱げにくさの一つ二役♪

可愛いプライスながら、とっても履きやすいのも魅力(^^♪

ワイズも広めで、快適な心地です。

サイズはS22-22.5、M23-23.5、L24-24.5

流行の太めヒール(高さ5センチ)は安定感も抜群(^^♪

優しいミルクティ色はどんなお洋服にもマッチ。ふんわりスカートにも、ピンヒールではなく、今はこんな可愛いシューズを合わせるのが気分です(*^_^*)

とびっっきり可愛いのでどうぞお見逃しなく(^^♪ 一度きりの生産です!

 

お洋服も可愛い子がそろっています(*^_^*)

メーカーには春物がたくさん並び始め、売り場がダークな色目からパステルな色目・・・まるで色とりどりのお花畑・・・へと変貌していくさまを見るのは楽しいものです♪

秋冬物は先週あたりから底値になっているので、この機会にぜひお安くみなさまにご紹介させていただきたいと思っていますが、春まで着られるようなスウィートでロマンティックなデザインを選ぶようにしております(*^_^*)

なんて可憐な・・・(^^♪

とっておきの一枚♪ クロゼットの中にあるだけで幸せ気分

クチュールライン・フローラルスウィートニット

クチュールの中でも、非常にランクの高いニットです。

通常価格 34650円→11800円にて(^^♪

20000円以上お安く、また、お値段だけの値打ちはございます。

だって、このおつくりですもの(^^♪ なめらかでうっとりするような着心地♪ 着心地からしてクチュール感満点☆彡

薄手のウール50アクリル50素材ですが暖かく、デザイン的にも春までお召しいただけます。

心惹かれるフローラルモチーフは、モヘアで模ったふんわりローズと、シルクで模ったホワイトローズ♪ ベロアのリボンをあしらって、ロマンティックムードたっぷりに。

何だかReneチックな可愛らしさがありますよね、素材も縫製も負けていません(^^♪

サイズはM-Lのフリー。伸縮性抜群なのでゆとりがございます。

リブ編みは、スマート効果抜群。スッキリと清潔感あふれるスタイルを完成させてくれます。

クチュール・メーカーが少量生産をした貴重アイテム♪ 入荷数わずかですのでお見逃しなく(^^♪

この子もおススメです!

クチュールライン・クリスタルベージュニット

厚手でとっても暖かなウール素材、美しい日本製、清楚で優しげなクリスタルベージュ

首元に咲く可憐なお花(^^♪

細めのケーブル編みは女性らしく、細身効果も抜群!

サイズはM-Lのフリー。伸縮性抜群なのでゆとりがございます。

流行のないデザインなので永くご愛用いただけます。

チョコ色やベージュ、グレーのふんわりスカートと合わせるとすっごく素敵です! 薄ピンクにもOK(^^♪

クチュールメーカーの最終プライスセールにて仕入れてまいりましたので、いよいよお買い得です!

こちらもクチュールの美しいカーディガン☆彡

こちらは目玉商品!

お値段がすごいです・・・13650円→3990円!

クチュールライン・マドモアゼルピンクキラキラ&フリルカーディガン

ピンク上級者には、マドモアゼルピンクが大人気です!

画像では分かりづらいのですが、厚手のウール素材でとても暖か。

フロントとネックラインには、パールとビーズをキラキラスウィートなデコレーション。マドモアゼルピンク独特の艶っぽさとキラキラが相まって、とてもエレガントな印象です。

丸襟を出すとまた印象がガラリと変わりますネ・・・(^^♪

 

ホワイトの丸襟ブラウスは何枚あっても大活躍!

フリル丸襟スウィートブラウス 2012SS

フリリーで大きめの丸襟は、inしたときの可愛らしさが違います!

スカラップレースのブレード☆彡

しなやかな落ち感が魅力のふんわり素材。オールシーズンお召しいただけます。

パフスリーブでさらに甘い印象☆彡

お色はほぼ真っ白です。

サイズはMサイズオンリーですがかなりゆったり。

ひとめぼれ級の可愛らしさ♪

12月にご紹介したスカラップチュール襟ニットのお色違い、甘いミルクティです☆彡

この子本当に可愛いんです・・・♪ お首周りがヒラヒラヒラ~~(#^.^#)

クチュールライン・宝石モチーフギャザーブラウス

この子は、先日大ブレイクをいただいたフリルチュニックのブラウスバージョン☆彡

ブラウスと表記しましたが、しっかりとしたおつくりで、今すぐお召しいただけます。

お顔栄えのする美しく清楚ベージュ、このベージュはベージュの中でも一番キレイで女性らしいベージュだと思います(^^♪

ギャザーをたっぷりと寄せた、まあるいふんわりフォルムが可愛い!

この子は、とにかくふんわりスカートとの相性抜群です(#^.^#) すっごく可愛いラインを描いてくれます。明日の着画をお楽しみに。

夢みるような宝石モチーフつき♪

キラキラ感に魅了されます・・・☆彡

手洗いできますのでご安心くださいネ。宝石モチーフには力を要れず、優しくなでるように洗ってください。

画像で観るよりずっと素敵です。

サイズはMサイズオンリーですがフリー程度のゆとりがございます。

 

『THE BIG ISSUE』最新号です!

なんと、最新号には、わたしがいつも購入する千里中央の販売員さん、石井さんがインタヴューを受けていらっしゃいました(*^_^*)

買ったときには何にも言わなかったのに^^;

昨年の夏の終わり、前任の志村さんが尼崎駅前に移ったことで、やってこられた石井さん。

月に二度、新しい号が発売されると石井さんの手から購入しますが、いつもハキハキと感じのよいこと!

志村さんから「千中は思ったより売れない」と聞いていたので心配していましたが、石井さんいわく「そんなことないですよ、千中最高です」^^;

最高じゃなくても最高だと思いたい、石井さんの言葉からそんな気持ちを汲み取りました。

わたしは知らないことはすべてビッグ・イシューから教えてもらいます。300円では本当に申し訳ないくらい。

昨年の11月、わたしは、野田阪神という駅に初めて降り立ちました。家族での食事会だったのです。

その日のような大雨は、あまり経験したことがありません。文字通り、バケツの水を続けざまにひっくり返したようなどしゃぶりで、100メートルも歩くと、傘をさしていてもずぶ濡れになります。

わたしは急いでいました。実は、すでに待ち合わせの時間に遅れていたのです。携帯の呼び出し音は鳴り続けているし、足元はおぼつかないし、髪も服もびちょびちょだし。わたしはちょっとイライラしていました。

そんな中、一人の初老の男性が、ビッグ・イシューを片手に掲げ、目の前をただ通り過ぎてゆくだけの人たちに向かって頭を下げているのを見つけました。傘もさしていません。雨合羽を着ています。

誰も立ち止まりはしません。雨の中、誰もが急ぎ足です。

わたしはすでに、最新号を買っていたし、もう何年も買い続けているので持っていない号(バックナンバーも並べていらっしゃいました)もほとんどありません。

それでも、わたしはどうしても、この販売員の前を、何も言わずに通り過ぎることができませんでした。

何も、雨に打たれながら頭を下げ続ける(卑屈なのではなく、この方はそういう販売スタイルをとっている)ホームレスの姿に、何か詩的な、あるいは何か神々しいものを見たというのではありません。

わたしは、その姿に、冷たい雨にぶちのめされて、それでもそこに在り続ける姿に、まざまざと現実を見たのです。雨の中、誰も立ち止まらない中、それでも、生きていくために、冊子を片手に立ち続けなければならない。これが現実であり、この容赦ない現実を受け入れているその姿に、自分の姿が重なったのです。

わたしはホームレスにほとんど同情はしていません。自分自身だって相当苦しい目に遭ってきました。お金がなくて家がないのと、愛する人と死別するのとどっちが苦しいのはわかりません。そもそも悲しみ比べなんて意味がない。でも、どちらも、あまりに苦しい現実であることは確かです。その現実を、何とかして自分の中に受け入れていかねばならぬことも同じです。だから、同士なのです。同士の姿を、無視できるほど強くも弱くもなれません。

それに、どういうことなのか、その販売員の表情には苦痛の色が一切ないのです。薄手の雨合羽が、雨に沈んで鉛色に染まり、着ているのかどうかすらもわからなくなって、その上、わたしが見ていた間、冊子は一冊も売れないのに、不可思議なほど穏やかな表情をしているのです。

わたしはバックナンバーの中から適当なものを選び、言いました。「これ、ください」

販売員は、わたしが指差したバックナンバーをつかむと、「こっちへ・・・!」と言って、なんと駅構内に向かって走り出しました。わたしはびっくりし、後を追いました。

「あなたが濡れないところじゃないと・・・」とつぶやいた販売員から、わたしは、きちんとナイロン袋に入れられたその一冊を受け取りました。そのとき触れた販売員の指先、そのぬくもりに、冷たい雨の中立ち続けても、それでも暖かさを失わないその指先のぬくもりに、わたしは、神様が、決してこの人のことを見棄ててはいない、それどころか、多くの恵まれた人などよりよっぽど目にかけていらっしゃることを知りました。それは、本当にうれしい発見でした。

きっとこの方は、神様のことなど考えちゃいない。もし考えたことがあるにしても、わたしが望むような考え方ではないだろう。

嫌な顔をされてもいいから、とにかく、「あなたが気にしなくても、神様のほうで気にしているから大丈夫」周作の言葉をそのまま伝えたかったけれど、結局、口にすることはできませんでした。

そして、売り場に戻った彼は、冊子を片手に掲げました。さっきと寸分違わぬ姿で。

雨は止みません。何が何でも降り続けます。

もう一度ここへ、晴れの日にやってこよう。わたしはそう決めたのに、あれからもう、二ヶ月が経ちました。

『若きウェルテルの悩み』 ヨーハン・ヴォルフガング・ゲーテ

「青春そのものを爆発的に歌い上げた世界文学史上最高の傑作」と訳者は言い切っている。

映画にもなったこの作品は、ゲーテ自身の悲恋を題材にした作品です。

許婚のいる女性ロッテに、狂気をもって恋をした主人公ウェルテルは、苦悩の果てについに自死してしまう。

今でこそ(特に小説の中では)驚きもしない展開ですが、小説には悲劇的素材を表現する能力はない、と思われていた当時には、ものすごい衝撃作だったそうです。

内容的に、学生時代に読んだ人も多いかもしれませんね。

(第一級の)詩人が小説を書くとこうなるのね、なんて思う作品です。

「世の中ではあれかこれかで片のつくようなものはそうめったにあるもんじゃないってことだ。ぼくらの気持ちや行動の仕方は実に複雑なのだ。鷲鼻と団子鼻の間に無数の変化があるようにね」

「ぼくの知っていることなんか誰にだって知ることのできるものなんだ。・・・・・・ぼくの心、こいつはぼくだけが持っているものなのだ」

「ぼくは実にいろいろなものを持っている。しかし彼女を慕う心が一切をのみこんでしまう。僕は実にいろいろなものを持っている。しかし彼女なくしてはいっさいが無になる」

「天上の神様よ、人間は物心のつかぬ以前か、分別を再び失ってしまった以後かでなければ幸福にしていられない。あなたはこれを人間の運命ときめたのですか」

「彼女がいるということ、彼女の運命、ぼくの運命に対する彼女の共感、そういうものを思うと、ひからびた脳髄からも最後の涙が絞りだされる」

好きなフレーズをいくつか並べてみましたが、これだけでもお分かりのとおり、主人公・ウェルテルは厭世家であり、病的な悲観主義者であり、救いようのないバカ男なのですが、若いころの恋って、異性への恋慕って、どこか狂気をはらんでいるから、昔の自分に立ち返って共感を覚えましたね。

こういう面倒なことがたくさん書かれている作品は、元気なときに読むより、主人公には及ばぬとも、調子が悪いときに読むのが得策なのです。なぜなら、古今東西、いつも誰かが、死を想うほどの深刻な悩みを抱えているんだ、と思うと、同じように深刻な立場にある自分を、多少なりとも客観的に見つめることができるからです^_^;

思った以上に分厚かった・・しかも二冊とも^_^;

『死の家の記録』から読み出したのですが、昨夜、少しでも眠るために本を閉じなければならないことが苦しかったです^_^; それくらい、面白い。

本を・・・質の良い小説・・・を読むと人生は二倍にもふくらむ、と言われますが、二倍どころか、わたしの場合は、五倍にも十倍にもふくらみます。まだ読んでいない小説の、その一ページ目をめくるまでに感じる胸のトキメキは何物にも代えがたい(^.^) 世の中に、こんなにもたくさんの心潤す本があることに感謝でございます。

 

それではみなさま明日の新作をどうぞお楽しみに(*^_^*)

こちらはまだまだ仕事が残っています・・・ああ! お腹へった!

 

 


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