オリジナルインテリア「Rose Party~Since 2003~」マキとスタッフのブログ♪RueRueと薔薇♪

20周年!オリジナルインテリアと大人可愛いファッション、高橋真琴の生活用品を少女のココロを忘れない女性たちへ。

『白夜』他 ドストエフスキー

2011-02-17 | 遠藤周作、エミール・ゾラ、ロシア文学・英国児童小説などマキの図書館
みなさまいつも本当にありがとうございます(*^_^*)

ただいまご注文が大変混みあっております、いつもすみません、
どうぞよろしくお願いいたします。
昨日のスカート大爆発しました、残り10着を切りました^m^

直己さん、由美さま、愛さんから、
「早くおもしろい話聴かせて!」とメッセージいただきましたが、
今日は疲れ果てちまいましたので、次回書かせていただこうと思います、
すみません^_^;
あのですね、おもしろい話をさらにおもしろくするために脚色するのには、
かなり時間を要するのであります、
大阪のオッサンたるもの(オッサン?)そこんところは何としてもあきらめられないのであります。

みなさま、今日は暖かい一日でしたネ~~
うれしかったな。このまま暖かくなればいいんだけれど。

さて。今夜は、おススメ本やりますネ、
いつも書いていますが、Rose Partyのお客様には本好きがたっくさんいらっしゃいます♪
特に、三千代さま、美由紀さま、利枝さま、由紀さま、公子さま、直美さま、そして愛さん♪
愛さんは、ここで紹介した本を一冊残らず読破なさっているんです、
スゴイ~~愛さんありがとうございます。
でも・・・愛さん、とうとうドストエフスキーがきちゃいましたけれど、どうしましょう^_^;

あっ、Rieさん、ファックスお返事遅くなって申し訳ございませんでした。
金曜日は礼拝ですが、19:00からなので、特に早仕舞せずとも大丈夫なんです♪
お気遣いありがとうございます。
ご来店お待ちしております♪
いただいたスターカレンダー、店内に、大々的に飾ってしまいました^_^;



三冊読破しました。
けれども、ドストエフスキーを解説できるほど頭が良くないのでご勘弁ください^_^;

『地下室の手記』は、先日書いたように続けて二度読みました^_^;
「ぼくは病んだ人間だ。ぼくは意地の悪い人間だ」から始まるこの本は、
難解中の難解でした・・・
「およそ人好きのしない男だ。ぼくの考えでは、これは肝臓が悪いのだと思う」
と続きますが、肝臓って・・・^_^; 笑っちゃった。
そうなんですよ、ドストエフスキーの文章って、太宰の文章みたいに、時折ユーモアにあふれた箇所があり、
思わず忍び笑い(あくまで忍び、ですけれど)をしてしまうんです。

二度目はかなり面白く読めましたね、
あたしこの作品大好きです。

この文庫では94ページあたりから始まる友人たちとの対決(自身との対決とも言える)、
ここはですね、ほんの少しでも、ほんの一部でも、
主人公の性質に似通った部分を持っている人にとっては、
息が止まりそうになるくらいのどえらい迫力があります。
あたしここ読んでいるとき、ずっと鼓動が高鳴り続けていました。

『永遠の夫』に関しては、解説どころか感想も書けません^_^;
本の内容より、この原稿を書いたとき、
賭博で身を滅ぼしたドストエフスキーが
(電報料を支払うためにズボンを質に入れなければならないほどの)凄まじい貧困に陥っていた、
という背景に驚き、興味を持った次第です^_^;



それでわたしがみなさまにおススメするのは
この美しい幻想小説『白夜』です。
わたしの自由時間は夜中0:00から3:00くらいまでの3時間くらいしかなく、
いつもその間に読書をしたり映画を観たりしますが
この作品は、その間の2時間をつかって一気に読めました。
一気に読むしかない作品というのがありますが、これはその手です^_^;

「ドストエフスキーといえば、『罪と罰』や『カラマーゾフの兄弟』のような大作だけが問題にされ、
『白夜』や『弱気』などの小品は、よほどの愛好家でないと眼を通す機会がないが、
この作家を知るためには『地下室の手記』『死の家の記録』などとともに
絶対に無視することのできない作品であろう」

と、解説にもあるように、ドストエフスキーの感傷的夢想家の一面を堪能できる
非常に素敵でロマンティックな作品です。

難解で説教臭く、初めの数ページで放り出してしまう人も多いという
ドストエフスキーの作品の中でも、極めて読みやすい作品だと思いますので
みなさまぜひ!





今読んでいるのは
フローベールの『ボヴァリー夫人』
有名な小説ですが読んだことがありませんでした。
「恋を恋する空想癖から虚栄と不倫を重ね、ついに身を滅ぼす美しい夫人の悲劇」
作者のフローベールは、この作品を完成させるまでに4年半もの長い月日を用い、
徹底した推敲をくり返したそうです。
でも、腹が立つほど字が小さく、かなりの長編なので、時間がかかりそう・・・^_^;
ちなみに、わたしは、部屋で寝っ転がって読むので、よほどの場合でない限り文庫しか買いません^_^;

読み終わったら、いよいよ、『カラマーゾフの兄弟』のページをめくります・・・
ああ、不安、最後まで読めるかしら・・・ああコワイ、コワイけれど楽しみ。

それではみなさま。
夜はまだまだ冷えますネ、お体ご自愛ください。

バイバイ