オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

高島時雨の季節・あ、虹だぁーー!

2009-10-27 08:04:40 | Weblog
あらーーー、虹が、虹が。。。
それっ!とばかりサイバーショットケータイで撮りましたよ。
朝8時頃の画像です。

高島時雨の季節は虹の季節でもあります。
朝時雨れると虹は西側に、日が高くなると北の方や琵琶湖にかかります。
時雨って、青空とお日さまと雲と雨がセットになっているんですよ。
「狐の嫁入り」って言ってるのは空が晴れていて通り雨で、ここらの時雨とは違うと思います。

余談ですけど、
昔マレーシアにいた頃、やっぱり晴れててざーーーっと雨(スコール)が来ます。雨は帯のようになっていて通過しますが、わずか3メートルの差でびしょぬれになるかならないか。。。なんてこともありました。
道路も乾いたところと洪水みたいになっているところがあったり。
国が変われば表現も違います。
マレーシアでは、Mokey getting maried(お猿の嫁入り)と言っていました。

もう、ずっと以前、まだ大阪に住んでいてこちらに通っていた頃、夕方近くで琵琶湖にかかる大きな虹を見たことがあります。
なんと、なんと、虹の七色が太いし端から端までの距離が長い・・・
超大型の虹に感動でした。

そしてしばらくして、
北の空から水鳥の鳴き声が聞こえてきました。
十数羽のコハクチョウの隊列です。
頭上を通過するとき羽ばたく音が聞こえましたよ。
なにかお喋りしながらのようなコハクチョウの隊列、視界から消えるまで見とれていました。感動のシーンでした。

それからもコハクチョウが湖に近い田んぼに群れているのを見かけましたが、
農家にとっては害鳥と思ったのでしょうか、空砲で追い払ってしまい、それ以後はコハクチョウは二度と飛来しなくなったのですって。残念ですね~。

コハクチョウは、湖北の湖岸の内湖にたくさん飛来してきますが、ここは居心地がいいでしょうねぇ。
大勢の人が撮影に来ています。

兵庫県豊岡市が、コウノトリを繁殖し自然に戻すことに成功したのも、コウノトリが住める生物多様性の地域にしようと、農薬や化学肥料を使わない田んぼや畑に切り替えたからで、今や、大人気の豊岡市のコウノトリ公園。
正しくは、兵庫県立コウノトリの郷公園というのですけど・・・

まぁ~視察、観光客の多いこと!
まこりんも以前に近くまで行ったけど、とても車の止めるスペースがない、道路も渋滞中・・・
ほかに用事もあって思案していると、
コウノトリが自主的サービス??
あーーら、コウノトリが公園の上を飛んでいるではありませんかーーっ!!
ま、いいか、コウノトリ見たから、公園はまた今度。。。
だったのです。

そして安心安全のコウノトリブランドの農産物の売れ行きもスゴイそうです。
生物多様性の大事なことをコウノトリが教えてくれたのでしょうね。
失ったものを取り戻すことに成功した豊岡市に拍手!!兵庫県に拍手!


それにしても、イナカシティーも掛け声だけでなく、実質のヒットを生み出さないことには・・・もどかしいですねぇ。しっかりしてよ~。
ハァァ。。。

豊岡市って、兵庫県のうーんと端っこなんだけどね。。。。
行政の熱意が周囲の農家さんを動かしたのか、市民が行政を動かしたのか、どちらにしてもコウノトリが住める生物多様性の世界を具現化したことは誇りですよね。


また、ひゅうひゅう風が鳴って雲が動き出しました。
時雨さんの飛来ですか。