気楽にとり(鳥&撮り)歩き

近場で身近な野鳥たちを観察しながら撮影しています。

六甲の幻の紫陽花

2019年07月04日 | 鳥見ついでに花や昆虫
◆ミカワチドリ(三河千鳥)

チドリの名を冠した小花を咲かせるアジサイです。
咲きすすむとガク片が垂れ下がってチドリの飛ぶ姿を連想させるそうです。
別名・天竜千鳥

静岡県浜松市の旧家の敷地内で発見されたとのこと。
ガクアジサイ系ですが、園芸種なのか変種なのか、
詳しい由来はわかっていない謎を秘めたアジサイだそうです。















▼七段花(しちだんか)
江戸時代に栽培され、シーボルトの『日本植物誌(フローラ・ヤポニカ)』でヨーロッパに紹介されましたが、
その後、誰も実物を見たことのない幻の花となっていたそうです。


およそ130年の時を経て、神戸の六甲山に自生しているのを1959年に発見。
「六甲の幻の名花」と呼ばれることに。








ヤマアジサイ系の淡い青色の花は、落花までの間に薄紅、濃紫と変わっていくそうです。
ガク片が七段に重なるのが七段花という和名の由来。



▼ベニガク(紅額/紅萼)
シーボルトの書いた『日本植物誌(フローラ・ヤポニカ)』にも掲載されている古い品種だそうです。




▼マヤベニガク(摩耶紅額)



ベニガクもマヤベニガクも、咲きはじめは白い花ですが、
時間の経過とともに少しずつ紅色に染まっていきます。



▼キヨスミサワアジサイ(清澄沢紫陽花)
白いガク片が紅色で縁どられた可憐な花でした。

千葉県の清澄山が原産。ヤマアジサイの変種。
健丈な性質で、園芸品種の母種となることが多いそうです。




▼コアマチャ(小甘茶)
三枚のガク片がすっきりと涼しげ、清楚なアジサイでした。

江戸時代から栽培されている古品種とのこと。




▼オオヤマレンゲ(大山蓮華)



朝、入園後に見つけた蕾、帰路につく前に立ち寄ったら開花していました。


参考:神戸森林植物園
https://www.kobe-park.or.jp/shinrin/



今日も「気楽に鳥&撮り歩き」を見てくださってありがとうございます。
↓ポチッと押して頂けると励みになります。
どうぞよろしくお願いします。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森林植物園のアジサイ

2019年07月04日 | 鳥見ついでに花や昆虫
ショウジョウ(猩々)
  名前の由来になっている赤い葉っぱが個性的



神戸森林植物園は、西日本最大級のあじさいの名所です。
350品種約5万株のあじさいが植えられているそうです。

「あじさい」は、「神戸市の市民」の花にも選定されています。



タノジヤマアジサイ(田ノ字山紫陽花)


ヤマアジサイ系の品種



サツキヒメ(五月姫)




シラフジ(白富士)














スミダノハナビ(隅田の花火)


ミヤマヤエムラサキ (深山八重紫)





ごく一部の花の名前しかおぼえられませんでした。

続いて「六甲の幻の花」と呼ばれた紫陽花・シチダンカ(七段花)が登場します。


「あじさい散策」の期間は開園時間を延長。
今年は、6月15日~7月15日

▼神戸森林植物園
http://www.kobe-park.or.jp/shinrin/



今日も「気楽に鳥&撮り歩き」を見てくださってありがとうございます。
↓ポチッと押して頂けると励みになります。
どうぞよろしくお願いします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする